●五体俳句0195・掌05・川本臥風01・2014-10-08(水)
○「新米のつめたさ掌より流す」(川本臥風01)
季語(新米・夏)「しんまいのつめたさてのひらよりながす」
東北地方は今頃が新米の季節。冷たさをましてきた水で新米を研ぎます。さらさらという音が聞こえそうな一句です。→五体俳句-索引
○川本臥風(かわもとがふう)(1899~1982)
●好きな一句「桜昏しはげしき天の白光に」02
季語(桜・春)「さくらくらしはげしきてんのはっこうに」
岡山県出身。旧制三高を経て京都大学文学部卒。松山高校ドイツ語教授から愛媛大学教授。ドイツ文学専攻の学者俳人。1922年「ホトトギス」から離れ→臼田亜浪に師事。「石楠」最高幹部。1950年、俳誌「いたどり」を主宰。愛媛県教育文化賞、新聞賞等受賞。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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