俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句364・光沢1・布川武男1・2018-1-31(水)
○「十字架の手の釘ひかる春隣」(布川武男1)
○季語(春隣・晩冬)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「光沢」や「光彩」も色彩の範疇に入れます。磔刑のキリストの身体と衣服と十字架。唯一光沢を帯びるものは手足に打ちつけられた釘だけです。
●布川武男(ぬのかわたけお)
○好きな一句「戯れに石がこゑ出す小六月」2
○季語(小六月・初冬)※小六月:立冬を過ぎたあとの、よく晴れて春のように暖かい日々のことを指す。
【Profile】:1933年埼玉県羽生市出身。1965年「雲母」入会。1973年「鹿」創刊代表。1975年「雲母」同人。1993年「白露」創刊同人。2013年「郭公」創刊同人。