俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句363・第六感=気配1・藤本草四郎1・2018-01-24(水)
○「雪やんでゐし郵便の来し氣配」(藤本草四郎1)
○季語(雪・晩冬)(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:降りしきっていた雪も小康状態に入った。音を吸い尽くす大雪の静けさの中、かさりとポストに郵便物の来た気配がする。今日は「郵便制度施行記念日(1871)」。
●藤本草四郎(ふじもとそうしろう)(1934~2011)
○好きな一句「ばりばりと剥ぐ一月のカレンダー」(『ふはり』2000)2
○季語(一月・晩冬)(→「藤本草四郎『ふはり』毎日俳句叢書⑤」より引用)
【Profile】:大阪市出身。大阪大学医学部卒。内科医師。1975年「半夜俳句会」入会、1976年同人。1982年、岸本如草主宰死去後の1984年より谷下一玄を副主宰として主宰を継承。2008年「半夜」名誉顧問。