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俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句710「腹這ひて読む燈を灯し夏の雨」(轡田幸子)

2025-07-21 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句710・腹2・轡田幸子04・2025-07-21(月)
○「腹這ひて読む燈を灯し夏の雨」(轡田幸子04)
○季語(夏の雨・三夏)

【鑑賞】:ある夏の雨の夕べ。スタンドライトの燈りを灯して。腹這いとなって読むのはどんな書物なのか。

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■五体俳句709「石を彫る石工の背に盆の風」(中川靖子)

2025-07-15 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句709・背中3・中川靖子01・2025-07-15(火)
○「石を彫る石工の背に盆の風」(中川靖子01)
○季語(盆・初秋)(「俳句界201308」より引用)

【鑑賞】:盆の風の中。石工はひたすら石を掘る。石工の背中にも風の模様が描かれる。


中川靖子(なかがわやすこ)
○好きな一句「夕桜茶杓の反りに翳生まる」02
○季語(夕桜・晩春)(「角川俳句201306」より引用)

【Profile】:1942年大阪市出身。「岩戸」同人賞、関西俳誌連盟大賞など受賞。「岩戸」主宰。

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■五体俳句708「脈搏のこんこんと鳴る岩魚釣」(伊東類)

2025-07-12 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句708・五体から離脱したもの/脈拍1・伊東類01・2025-07-12(土)
○「脈搏のこんこんと鳴る岩魚釣」(伊東類01)
○季語(岩魚・三夏)(「→現代俳句データベース」より引用)


【鑑賞】:この脈搏(みゃくはく)とはイワナを釣り上げた釣り人のものであろうか。それとも釣り上げられたイワナの竿に伝わる魚信であろうか。「こんこん」と極上の時間が過ぎる。


伊東類(いとうるい)
○好きな一句「檸檬汁濃いよ家族のちらほらす」02
○季語(檸檬・晩秋)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1950年東京都出身狛江市在住。「四季」(松澤雅世主幹)同人会長。「四季」にて「続四季の俳句合評」担当。

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■五体俳句707「鳩尾に汗落つ昭和また遠く」(『知覧』2012)(榎本好宏)

2025-07-04 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句707・鳩尾(みぞおち)1・榎本好宏03・2025-07-04(金)
○「鳩尾に汗落つ昭和また遠く」(『知覧』2012)(榎本好宏03)
○季語(汗・三夏)(「角川俳句201303」より引用)

【鑑賞】:つつつつと鳩尾(みぞおち)を汗が落ちる。昭和のみならず平成もまた遠い響きである。

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■五体俳句706「毛髪の遺品となりぬ走馬燈」(鈴木龍生)

2025-06-27 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句706・髪33・鈴木龍生01・2025-06-27(金)
○「毛髪の遺品となりぬ走馬燈」(鈴木龍生01)
○季語(走馬燈・三夏)(「俳句四季201608」より引用)

【鑑賞】:走馬燈は記憶の具象物である。遺骨の横にある遺髪はもっとも濃密な遺品である。


鈴木龍生(すずきりゅうせい)
○好きな一句「決断はその先の先青芒」02
○季語(青芒・三夏)(「俳句四季201608」より引用)
【Profile】:1939年生まれ。池田琴線女に師事。「うぐいす」編集長。

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