「英語でも他の外国語でも『そのまま理解する』ことが重要だ」
まず、今回も「オウム返し英会話学習法」での英文の生産を見て欲しい。
[1]
Q: Good?
A: Yes. Good.
↓
[2]
Q: Are these (cakes) good?
A1: Yes, they are. They're very good.
A2: No, they're not. They're not very good.
↓
[3]
Q: How are these (cakes)?
A1: They're very good.
A2: They're not very good.
そして、当講座主教材「
オウム返し英会話学習法」には100のオウム返しトレーニングには
【情報ボックス】欄が置かれている。これは以下のようなフレーズをとりあげている。具体的な英文生産のためだ。
さらに
Sectionごとにも以下のような英文生産のためのフレーズをまとめている。
【表現の拡大】this[that] spaghetti --->
good、bad、salty、hotこのスパゲッティ おいしい まずい 塩辛い 辛い
略
this[that] water--->
hot、cold、boiling、boiledこの水 熱い 冷たい 沸騰している 煮沸されている
this[that] music --->
really nice、 very modern、 loudこの音楽 本当に素敵だ とてもモダンだ 音量が大きい
this[that] car--->
fast、reliable、cheep、expensiveこの車 速い 信頼性がある 値段が安い 値段が高い
safe、powerful、roomy、economical 安全だ パワーフルだ 居住性がある 経済的だ
comfortable、popular、powerless 快適だ 人気がある 力がない
この講座では、
STEP1で「
英語は一般動詞系列とbe動詞系列のたった二つで成り立っている」と述べ、それらのトレーニングを行った。
その時、私は教育文法では補語を名詞と形容詞の2つに限っているが、これは国際常識とかけ離れていると述べた。だから日本人以外は「英語ほど簡単な言語はない」と口を揃えるのだ。
STEP1で学んだことは、be動詞の補語のタイプは7つだと述べた。
(1) This is
a delicious cake.
(2) This cake is
delicious.
(3) Your cake is
here. ここにある
(4) Your cake is
with . いちごがのっている
(5)
(6) My cake is
rotting. 私のケーキが腐っている
(7) This cake is
made by everyone. みんなが作ったケーキよ
(1) There are
delicious cakes.
(2) These cakes are
delicious.
(3) Your cakes are
here. ここにある
(4) Your cakes are
with . いちごがのっている
(5)
(6) My cakes are
rotting. 私のケーキが腐っている
(7) These cakes are
made by everyone. みんなが作ったケーキよ
以上、教育文法の「フェイク」な事実に気づきましたか?
あれほど中学1年で習った「
主語が複数になったら補語も複数形にしなければならない」なりと教わったの(1) だけに過ぎないということだ。
進行形でも受身形でも,主語が複数形になっても同じだいうことだ。
さらに、これら7つの補語の運用は、すべてbe動詞系列の運用になることは、すでにSTEP1のトレーニングで「
英語脳」となったはずだ。
最後に、今回の
【表現の拡大】の記事で確認してほしいことがある。
this[that] water--->
hot、cold、boiling、boiledこの水 熱い 冷たい 沸騰している 煮沸されている
この
boilingは進行形、boiledは受身形なのだ。動的な表現をするために「動詞を変化させて使う」、これが英語発想だ。
ちなみに、これは以下のような表現展開となる。これは前回に述べた
「表現の抽象化」だ
This is
boiling water. This is
boiled water.
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
This is /These are
「
コミニカ中学英語基礎編」では以下のようになります。
(1) この水は、沸騰していますか? ※進行形 中1配当 ①
この水は 〜いるか? ⇨ Is this water ② 沸騰している ⇨ boiling
(完成文) Is this water boiling?
(2) これは、沸騰している水ですか? ※動名詞 中2配当
①
これは 〜ですか? ⇨ Is this
② 沸騰している水 ⇨ boiling water
(完成文) Is this boiling water?
(3) この水は、煮沸されていますか? ※受身形 中2配当
①
この水は 〜いるか? ⇨ Is this water
② 煮沸されて ⇨ boiled
(完成文) Is this water boiled?
(4) これは、煮沸された水ですか? ※動名詞 中2配当
①
これは 〜ですか? ⇨ Is this
② 煮沸された水 ⇨ boiled water
(完成文) Is this boiled water?
【今日の学習】
Section 1 be動詞でこれだけ表現できる (その1) ●「〜は、ナニだ文」と「〜は、ドンナだ文」は ●主体(主語)を「こそあど」ことばを使って指し示す場合 【オウム返し No.1】「これは、何(の花)なの?」「バラだよ」
【オウム返し No.2】「これらは、何(の花)なの?」「ユリだよ」
【オウム返し No.3】「これ、味はどうなの?」「とてもおいしいよ
【オウム返し No.4】「これら(のケーキ)、味はどうなの?」「とてもおいしいよ」
【オウム返し No.5】「このケーキ、味はどうなの?」「とてもおいしいケーキよ
【オウム返し No.6】「これらのケーキ、味はどうなの?」「とてもおいしいケーキよ」
【オウム返し No.7】「おいくらなの?」「5ドルです」
【オウム返し No.8】「あの人、誰なの?」「私の友達のルーシーよ」
【オウム返し No.9】「今、何時なの?」「今、10時よ」
【オウム返し No.10】「今日は、何曜日なの?」「今日は、火曜日よ」
【オウム返し No.11】「今日(の日付)は、何月何日なの?」「5月2日よ」
【オウム返し No.12】「天候はどうなの?」「雨降りよ」
【オウム返し No.13】「天候はどうなの?」「雨降り(の日)よ」