
[( 続)話せる・使える英語のしくみ]
「話せる・使える英語のしくみ―学校で教わらなかった新しい理解のしかた」復刻電子書籍版(PDF)販売について」
「話せる・使える英語のしくみ―学校で教わらなかった新しい理解のしかた」復刻電子書籍版(PDF) A5判 245ページ 価格1,200円
この本は1994年日本実業出版社から販売され1万数千冊が売れ、その後絶版になりほぼ19年を経過していますが、現在アマゾンの中古書で4,686円から10,000円の価格帯で販売されています。(2013年10月26日現在)
日本実業出版社刊(1994年) 著者 単行本 定価1,300円 (税別)
話せる・使える英語のしくみ アマゾン中古書価格
著者たる私にとっても「化け物」みたいな本と言えます。
いまだに高値で流通しているのは、本の内容が教育文法ではなく、まったく新しい「英語を話すための英語のしくみ」について述べられているからと思います。
「学校で教わらなかった新しい理解のしかた」という切り口はいまだに新鮮なものだからこのような中古書の流通価格を支え続けてきたものと言えます。
実は私はブログや動画などでこの本について宣伝したことはなく、HPにおいても本の表紙をとりあげていますが、本の内容については紹介していませんでした。図書館で目にした方や、口コミによって売れ続けていると想像します
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英語は一般動詞系列とbe動詞系列の2つで成立しています。
今回はそのbe動詞系列について述べます。
(ことばはワンフレーズから始める)
Pregnant? Yes. Pregnant. No, Not pregnant.
妊娠してるの? はい、妊娠しています いいえ、妊娠していません
(Are you) Pregnant? Yes. (I am) Pregnant. No, (I am) Not pregnant.
(Is she) Pregnant? Yes. (She is) Pregnant. No, (She is) Not pregnant.
ここで述べたことは、be動詞は「存在」を表し、その「存在」を補って説明するものを補語というということです。
教育文法では(1)と(2)、つまり形容詞と名詞だけを補語としています。
しかし、英語の発想ではとてもシンプルで、以下の(1)から(7)まで、7つのパターンの補語があります。つまり赤色で着色したフレーズです。
(1) I am angry. ※ 補語が形容詞
私は怒っている
(2) I am a traveler. ※ 補語が名詞
私は旅行者です、旅行をしています
(3) I am down. ※ 補語が方位副詞
私は滅入っている
(4) I am in trouble. ※ 補語が前置詞+名詞
私は困っている
(5) I am to travel. ※ 補語がto+原形動詞フレーズ
私は旅行をする予定です
(6) I am traveling. ※ 補語がing形動詞フレーズ
私は旅行している
(7) I am troubled. ※ 補語がed形動詞フレーズ
私は困っている
例えば、英語の発想では補語は独立した意味を持っています。それが英語表現の土台となります。
つまりことばというものは小から大へと進むもので、決してその逆ではないということです。
以上、特に補語が7つのパターンがありますが、これを運用するファンクションフレーズは共通して以下のものです。現在進行形、現在受身形が含まれます。

(1) Angry? --- Yes, Angry. ---- No. Not angry.
怒ってるの? そう、怒ってるよ いいえ、怒ってないよ
(2) A traveler? --- Yes, A traveler. ---- No. Not a traveler.
旅行してるの? そう、旅行してるのよ いいえ、旅行してないよ
(3) Down? --- Yes, Down. ---- No. Not down.
滅入ってるの? そう、滅入ってるよ いいえ、滅入ってないよ
(4) In trouble? --- Yes, In trouble. ---- No. Not in trouble.
困ってるの? そう、困ってるよ いいえ、困ってないよ
(4) Under control? --- Yes, Under control. ---- No. Not under control.
コントロールされてるの? そう、コントロールされてるよ いいえ、コントロールされてないよ
The situation is ~. The situation is not ~, Is the situation ~?
--------以下が3つの動詞フレーズを使ったもの--------
(5) To travel? --- Yes, To travel. ---- No. Not to travel.
旅行するの? そう、旅行するよ いいえ、旅行しないよ
(5) To be continued? --- Yes, To be continued. ---- No. Not to be continued.
続くの? そう、続くよ いいえ、続かないよ
This story is ~. This story is not ~, Is this story ~?
(6) Traveling? --- Yes, Traveling. ---- No. Not traveling.
旅行してるの? そう、旅行してるのよ いいえ、旅行してないよ
(7) Troubled? --- Yes, Troubled. ---- No. Not troubled.
困ってるの? そう、困ってるよ いいえ、困ってないよ
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この(5)(6)(7)はすべて動詞フレーズです。教育文法ではbe toの構文、進行形、受身形と呼ばれています。
動詞というものは、ほとんどが目的語や補語と結びついてフレーズとなります。もちろんフレーズとなっても、それが形容詞のように使われるこれが英語の発想です。
(5)のパターンについて(主格補語がto+原形動詞フレーズを用いたもの)
教育文法では、「be toの構文」と説明されている。ちなみに「予定」「命令」「運命」などを表すとしている。
I am to travel.
This story is to be continued.
(行為や状態はひとまとまりのもの
前置詞toは「到達」を表し、「これから」といった未来の意味となる。
To be, or not to be, That is the question.
I am to be, or I am not to be, That is the question.
To eat sushi, or not to eat sushi,
I am to eat sushi, or I am not to eat sushi.
This story is to be continued, or not to be continued.
I am going to travel.
I am sure to travel.
This story is gong to be continued.
This story is sure to be continued.
I am going to eat sushi.
I am sure to eat sushi.
(6)のパターンについて(主格補語がing形動詞フレーズを用いたもの)
教育文法では、進行形は「be動詞+現在分詞」と説明されている。
I travel.
S + V
I am traveling.
S + V
I eat sushi.
S + V + O
I am eating sushi.
S + V + O
(行為や状態はひとまとまりのもの
I am traveling.
I am eating sushi.
Have a nice trip!
楽しい旅行を過ごしてください
↓
Having a nice trip!
楽しい旅行を過ごしていますか?
Rainy?--> Raining?, Sleepy? ----> Sleeping?, Sad? ---> Crying?
Eat sushi ---> Eating sushi,
Make sushi ----> Making sushi.
Have a good time ----> Having a good time.
Come soon ----> Coming soon.
Typhoon is coming soon.
Christmas is coming soon.
New Year is coming soon.
Storm is coming soon.
Earthquake is coming soon.
(7)のパターンについて(主格補語がed形動詞フレーズを用いたもの)
教育文法では、受身形は「be動詞+過去分詞」と説明されている。
I am troubled.
S + V
(行為や状態はひとまとまりのもの
Married? --- Yes, Married. ---- No. Not married.
結婚してるの? そう、結婚してるよ いいえ、結婚してないよ
Divorced? --- Yes, Divorced. ---- No. Not divorced.
離婚してるの? そう、離婚してるよ いいえ、離婚してないよ
Injured? --- Yes, Injured. ---- No. Not injured.
怪我してるの? そう、怪我してるよ いいえ、怪我してないよ
(形容語)
Tired? --- Yes, Very tired. ---- No. Not very tired.
疲れてるの? そう、とても疲れてるよ いいえ、あまり疲れてないよ
Bored --- Yes, Very bored. ---- No. Not very bored.
退屈してるの? そう、とても退屈してるよ いいえ、あまり退屈してないよ
以下はbe動詞過去形のもので、過去進行形、過去受身形が含まれます。

英語のしくみは本当にシンプルなものであることがわかります。
(2) I am a traveler. ※ 補語が名詞
私は旅行者です、旅行をしています
(6) I am traveling. ※ 補語がing形動詞フレーズ
私は旅行している
(4) I am in trouble. ※ 補語が前置詞+名詞
私は困っている
(7) I am troubled. ※ 補語がed形動詞フレーズ
私は困っている
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He will probably be promoted to a director.
彼はたぶん取締役に昇進するだろう
He may be promoted to a director.
彼は取締役に昇進するかもしれない
He cannot be promoted to a director.
彼は取締役に昇進するはずはない
He must be promoted to a director.
彼は取締役に昇進するに違いない
He is going to be promoted to a director.
彼は取締役に昇進する予定だ
He wants to be promoted to a director.
彼は取締役に昇進したがっている
The road will probably be crowded.
その道路はたぶん混雑するでしょう
The road can be crowded.
その道路は混雑するはずだ
The road must be crowded.
その道路は混雑するに違いない
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