英語の語彙力増強に欠かせないホリスティックアプローチ
言葉というものはもフレーズPhrase、つまり「意味ある単位」でとらえてこそ、その意味が定着・蓄積するものです。
ホリスティック・アプローチによる教材は英語圏での英語環境を疑似体験するためのものです。語学留学をしていても、外国に駐在しいてもなかなか語彙が定着しません。
特に単に個別の動詞単独の日本語の意味ではなく、「よく使われる動詞}をフレーズ(意味ある単位)としてとらえ、あくまで英語は英語としてその意味をイメージすることが大切です。
[当ブログは【日常英会話必須基本16動詞HTML版】を購入された方をサポートします]
【対照学習】ができるのが特色です。
これは英語の語彙を有機的にとらえることが可能です。具体的な指示は当ブログ内で行います。
「HTML版動詞フレーズ感覚別表現」
[今日の学習]
【makeの動詞フレーズ】
makeの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのmakeの動詞フレーズだけで,合計142の文例が所収されています。
サンプルを一部公開しています。
ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。
【makeの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より
【解説】
[VC感覚] make+形容詞(補語)/名詞(補語)
【POINT】
make+形容詞(補語)/名詞(補語)の動詞フレーズです。
makeの基本的な意味が「「~を現実化させる、現実化する」ということで、形容詞や名詞が表すある状態に現実化する、現実化させる」といった表現となる。
英語で「確認する」「確かめる」「念を押す」「確かめる」はどんな動詞か、そのように考えてしまうのは、日本の英語教育が悪いからです.
つまり日本の英語教育は英文の読解教育、だから書物に出て来るむずかしい単語、ネイティブの庶民も知らないような単語を覚えさせることが目的となっています.
しかし普通の人が使っているのは、make sureとかmake certainといった表現です.
彼らは単に、「確かな状態を現実化する」と言っているのです.
C.K.Ogden氏が動詞16で英語が話せるとしたのは実はこのことです.
ネイティブの人たちは日常生活でそんな「立派な言葉」を使っていませんよ.
以下の例文では、「彼女は、よい妻として、現実化するでしょう」ということだ。
She will make a good wife.
彼女はよい妻[奥さん]になるでしょう
この用法では、意味は異なるが、be動詞に置き換えても表現できる。
She is a good wife.
彼女はよい妻[奥さん]です
「なる」と訳すのは、become, get, beなどたくさんありますが、「今までないものが現実化する」ということでmakeを使います。
(6) 彼女はダンスパーティーに出かける支度をするのに忙しい
(7) 彼はジャズピアニストとして成功した
(8) それはちょうど100万円になります
(9) 3たす5は8となる
(10) 彼女はよい妻[奥さん]になるでしょう
(11) あなたはレディー(ご婦人)となるでしょう
(12) 君は立派なビジネスマンになるよ
(15) 私はあなたとお近づきになってうれしい
(17) 私は彼と知り合いになった
など17文例をご覧ください。
【瞬間英作トレーニング】
(1) 私が確認します
* make sure 「確認する、確かめる」
make sure
(2) 火元の確認をしなさい!
* make sure (that)+節 「~が~であることを確認する」
make sure
(3) 彼が来ることについては念を押してあります
* wouldは、willの過去形、時制の一致
make sure
(4) 会いに行く前に彼が在宅していることを確かめなさい!
* make certain (that)+節 「~が~であることを確認する」
sure と certain はほぼ同義だが, 前者は主に主観的・直観的な判断による場合, 後者は客観的事実・証拠に基づく場合に用いることが多い。
make certain
(5) 彼らが空港であなたを出迎えるよう、私が手配しておきます
make certain
【解答】
(1) I will make sure.
(2) Make sure fire sources are turned off!
(3) I made sure he would be here.
(4) Make certain that he is in before you go to see him!
(5) I'll make certain that they meet you at the airport
以上の記事は「サクサク瞬間英作トレーニング16動詞編 PDF版」から引用しています
PDF版より抜粋
HTML版サンプル
HTML版動詞フレーズ感覚別表現サンプル
「日常会話必須基本16動詞編HTML版」に含まれています。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
make sure | making sure | made sure |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
make(s)sure | made sure | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VOC感覚(動詞) | 確認する、確かめる |
※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
I always make sure.
私は、いつも確認しています
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
I always made sure.
私は、いつも確認しました
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
I will make sure.
私は、確認するつもりです
I am going to make sure.
私は、確認する予定です
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
I am making sure. 進行形
私は、今確認しています
I finished making sure. 動名詞
私は、確認を終えました
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為) 現在完了形
Have you made sure yet?
あなたは、もう確認しましたか?
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【お知らせ】
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