せろふえ

チェロと笛(リコーダー)を楽しむおじさん

スタジオジブリ作品集(2)

2019年01月31日 | チェロ

 「風の谷のナウシカ」(オープニング)
風の谷のナウシカ(シンボル・テーマソング)
 あまりおもしろくない
空から降ってきた少女
 メロディーがきれい。リズムはいい加減なほうが良いと思う。
となりのトトロ
 定番。
さんぽ
 初心者にも付点のボーイングの練習に最適。
ねこバス
風のとおり道
風の見える街
旅立ち
仕事はじめ
晴れた日に
おもひでぽろぽろ
 あんまりおもしろくない
愛は花・君はその種子(THE ROSE)
 よくしらない
時には昔の話を
 この曲を楽器でカラオケで弾いてもおもしろくない。
Flying boatomen
いつでも誰かが
たぬきはいま…(エピローグ)
エンゲルス・ツィマー(天使の部屋)
カントリー・ロード(TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS)
もののけ姫
アシタカせっ記  このせっ記の「せっ」は、草冠の真ん中がないやつに耳を二つ横に並べた漢字なのだが、この字のせいで大騒ぎしてしまった。
十十
耳耳
 そもそも読めない。ヴァイオリンカラオケ版はふりがなが振ってある。コンピュータじゃあ出やしないし、漢和辞典にも載ってないぞ。インターネットで調べると「せっ記というのは草に埋もれ、耳から耳へ伝わる話」と言うようなことが書いてある、なるほど。じゃあ、と漢和大辞典(10数巻、全部で1m位の厚さのやつね)で調べたが、それにも載ってないぞ、こんな漢字。嘘字じゃないのか。しょうがないなあ、宮崎駿。
 久石譲のメロディーはきれいだ。
アシタカとサン
ふたたび
あの日の川
いつも何度でも
(2003jul.)

スタジオジブリ作品集

2019年01月30日 | チェロ

 何度も改訂されて、今でも出ているようだが、2002、3月初版で出ている。カラオケ版とピアノ伴奏版がある。チェロだけでなくヴァイオリンも(それからフルート版、リコーダー版も?)あり、しかもほぼ全く同じ内容のようだ。実はヴァイオリン用のカラオケ版とチェロ用のピアノ伴奏版を持っている。そして、ヴァイオリン版のカラオケにチェロであわせている。全般的に易しくてよい。でもヴァイオリンとチェロで同じ調性では5度分チェロの方が高いところを弾かなければならない、やっぱりチェロは難しい楽器になってしまうなあ。
 簡単なコメント(演奏上の注意)が書いてあるのもよい。



チェロ名曲31選 藤沢俊樹編

2019年01月25日 | チェロ

  チェロの小品集ではこれが最もオーソドックスではないだろうか。簡単なコメント(演奏上の注意)が書いてあるのもよい。
 白鳥 エレジー(マスネ) バッハの(偽作の)メヌエット モルダウ グリーンスリーブス わが母の教えたまいし歌 ロンドンデリーの歌 メヌエット ソナチネ(ベートーベン)イエスダデイ サンライズ、サンセット 愛の賛歌 ラルゴ(ヘンデル)ジムノペディ1番 トロイメライ アリオーソ(バッハ) G線上のアリア 感傷的なワルツ 愛のあいさつ 春の歌 エンターテイナー 美しきロスマリン シューベルトのセレナーデ 夢のあとに シチリアーノ エレジー アンダルーサ ギターの調べ ミツバチ コル・ニドライ 
 

コートヴィル アルトリコーダーと通奏低音のためのソナタハ長調

2019年01月24日 | リコーダー

コートヴィル Courteville,R
アルトリコーダーと通奏低音のためのソナタハ長調
黄色い表紙の全音リコーダーピースR−146 として出ている(出ていた)。 コートヴィルは生没年不明、1685-1705に創作活動をしたイギリスのオルガニスト、 作曲家らしい。(編曲者、ラソスキーの解説) Adagio Allegro Adadio Largo の4楽章。はっきり言って、面白くない。2楽章が 一番マシか。4楽章がラルゴってのがよくわからない。遅い3拍子、1拍目がない、 なんてのは、パッサカリアっぽい?でも、軽いのはともかく、繰り返される低音でもないし、、、、


クープラン 王宮のコンセール第13番 ト長調

2019年01月23日 | リコーダー

クープラン、フランソワ Couperin,Francois
王宮のコンセール第13番 ト長調
 クープラン(Couperin,Francois)の王宮のコンセールの13番(正確には?「趣味の融合、または新しいコンセール Les Gouts reunis ou Nouveaux Concerts」 のほう)は二つの低音楽器のためのもので、バスヴィオール(ヴィオラダガンバ)でやるべきものだろう。
 当然、チェロのデュエットでもできそうで、たとえばショットの5491として出版されているようだ。今やimslpでファクシミリがダウンロードできる。音域は下がCまでしか出てこないようなので、すべて原典どおり弾ける。ところが、今見てみたら恐ろしいことに上のパートはヘ音記号が下に一個ずれて(フランス式ト音記号のように)いるのだ!これじゃあ、ファクシミリでは弾けないなあ。
 そもそもチェロ、しかもモダンチェロでは感じが出にくいだろうなあと思う。どうせならバスリコーダーでやるほうがむしろ感じが出しやすいかもしれない、リコーダーのほうが軽い低音なのだ。もっとも当然音域が足りないので上げ下げしなければならない。
 Vivement,Air Agre'ablement,Sarabande Tendrement,Chaconne le'gre`re の4楽章




クープラン 王宮のコンセール第10番

2019年01月22日 | リコーダー

クープラン、フランソワ Couperin,Francois
王宮のコンセール第10番
 これも飯室謙のアルトリコーダー用の編曲が東京コレギウム COLLEGIUM MUSICUM TOKYO から出ているようだ。イ短調から、ハ短調にしてある、定番の短三度上げだ。
 Gravement et mesure,Air tendre et Loure,Plainte pour les violes,La tromba、の4楽章。どれもフランス風の感じを出すのが難しい。3楽章はヴィオールの二重奏が指定で、この編曲ではリコーダーのソロとかデュエットとかいろいろできるように書いてあるが、バスリコーダーの二重奏にすりゅあ良いんじゃないかねえ?そういえば、チェロのデュエットにしてある楽譜をよく見るが、チェロでもやったことがないなあ。4楽章のLa tromba(ラッパ)がリコーダーで吹くにはやさしいと思うけれど、ひさしぶりに吹いたらうまく指も舌も回らなくてまいった。


クープラン 王宮のコンセール第9番

2019年01月21日 | リコーダー

クープラン、フランソワ Couperin,Francois
王宮のコンセール第9番
 これも東京コレギウム COLLEGIUM MUSICUM TOKYO から出ているシリーズで、まだ手にはいるかも知れない。と、ここまで書いて調べてみたらちゃんとあるじゃないか。こちら。現役です。
 楽しい。フランスものだし、もちろん雰囲気を掴むのが難しいが、うまく装飾を入れれば感じが出る。上の6番より難しいと思う。難易度4。
 クーラントが難しい。典型的なフランスのクーラントで、3/2なのだが、大きな3拍子と2拍子が交代する。


クープラン 王宮のコンセール第7番

2019年01月20日 | リコーダー

クープラン、フランソワ Couperin,Francois
王宮のコンセール第7番
 東京コレギウム COLLEGIUM MUSICUM TOKYO から出ているシリーズで、アンサンブルシリーズの7となっている。(しばらく「完売」だったが今は買えるようだ。)
 いまなら、IMSLPでもダウンロードして、移調したり、上げ下げしたりする方が良いのかな。
 たまに吹くには、何も考えず、音に出来るし、フランス物は装飾などをそれらしくやれば楽しい。ガヴォットは最後の最後に装飾がとても細かく書いてあって難しい。
こちらの考えているテンポよりゆっくりなのかな?お終いのシシリエンヌの感じがつかめない。

クープラン 王宮のコンセール第6番

2019年01月19日 | リコーダー
クープラン、フランソワ Couperin,Francois
王宮のコンセール第6番
 東京コレギウムからクープランの王宮のコンセールが何曲かアルトリコーダー用に編曲されて出版されていた。今も手に入るだろうか?飯室謙編曲。変ロ長調がハ長調になっている。
 Gravem.et mesure,Allemande,Sarabande,Air de Diable,Siciliene。最初ドーってのがなんて言うのかな、唐突と言うか、がさつというか、好きじゃないんだけれど、だんだん感じが出てくる。全体的に易しいので装飾などが余裕を持って出来ると言うことなのかな。どの楽章もあまり速くしたり遅くしたりしないで、細かい音符を(イネガって)ニュアンスを込めて演奏できたらいいな。難易度3

クープラン 恋のウグイス

2019年01月18日 | リコーダー


クープラン 、 フランソワ Couperin,Francois
恋のウグイス
 恋のウグイスはクラブサン曲集第3巻 14オルドルの冒頭。クープラン自身がフラウト・トラベルソにも似合うと書き残しているらしい。
 ブリュッヘンがソプラニーノで録音したせいでその後もソプラニーノで吹かれたり録音されることが多いが、僕に言わせればぜったいソプラノ(リコーダー)で吹くべきだ。原調で吹けるのだ。
 アルトというか、ソプラニーノというか、F管の運指では多田逸郎編のアルト・リコーダーと鍵盤楽器のためのバロック名曲選に納められている。僕自身のリコーダープレゼン曲、アンコール曲としていて、プラスチックのリコーダーのケースにこの楽譜のコピーを小さくたたんでいつも突っ込んである。(暗譜すりゃあ良いんだけれど、、、)




ひさしぶりのあわせ

2019年01月14日 | チェロ
 ひさしぶりに他人とあわせられてうれしかった。
 2月にちょっとイベントがあり、数分だが楽器が弾けそうだ。その練習にピアノを弾ける同僚とあわせられた。
 曲はチェロ名曲31選 藤沢俊樹編からシシリエンヌをやろうかと思って頼んでいたのだが、どうもこの繊細な曲はイベントの雰囲気とあいそうもない、エンターテイナーとか、イエスタデイが意外にとても良かったが、どうかな。愛の挨拶は難しいのだが、みんな知っているし良いんじゃないですか?
 お互いもう少しさらってまたあわせることにした。あわせはなんにせようれしい。

コレッリ ヴァイオリンソナタ Op.5-11 (をリコーダーで)

2019年01月13日 | リコーダー
コレルリ 、 アルカンジェロ  Corelli,A
  ヴァイオリンソナタ Op.5-11
 リコーダーJPのカラオケ:RJP 157
 ウォルシュでは五番 ト長調 プレリュード アレグロ アダージョ ヴィヴァーチェ ガヴォッタ の5楽章
 ビルスマはコレッリは嫌いだそうだが、僕は端正でわりと好きだ。でも今日は吹いていてあまりおもしろくなかった。真っ白なアダージョだけでなくプレリュードもぜひ装飾を入れたいなあ。特にアダージョは「作曲」しなければならないと思う。3/8のヴィヴァーチェはメヌエットより速くだからパスピエの感じだがコレッリにはパスピエってないような気がする。(僕が無知なだけかもしれない、すみません。)もちろんフレーズの最後は定番と言って良いヘミオラなのだが、全体としてリズムのぎくしゃくしているところを楽しむ曲なのだろう。飛び跳ねていてだからやっぱりパスピエと思う。

ひさしぶりにトラベルソ吹いた

2019年01月09日 | 音楽
 ひさしぶりに昨日今日とトラベルソを吹いた。5分だけれど。
 ひさしぶりで、全然ダメかと思っていたら、意外と音が出た。夏にしばらく吹けなかったあとは、全然ダメで、それを冬まで引きずっていたのだが、昨日今日は意外に悪くない。時にしばらく休むと言うことも必要なことなのかもしれない。
 今年も平均週に3日か4日、1回5分、吹けるかな?それでも充分楽しいのだからたいしたもんだ。

バッハ 無伴奏フルートパルティータイ短調→ハ短調

2019年01月08日 | リコーダー
無伴奏フルートパルティータイ短調→ハ短調 Solo pour la Flutetraversiere par J.S.Bach

 バッハの無伴奏フルートパルティータは、短三度上げて普通にリコーダーで吹ける。(技術さえ許せば(^^;))。イ短調がハ短調になるのでとても難しい。esを含むクロスフィンガリングのこんぐらがってしまうところがたくさんある。
 楽譜はもちろんいまやIMSLPかもしれないが、ベーレンライターの青いのも、どこでも手にはいるし安いし、良い。イ短調版の方が、短三度上げる練習にもなる。吉沢実の「踊りのアルバム」(音楽之友社)には短三度あげた、ハ短調版が納められている。(この楽譜、Allemande 17小節目の最後のラにフラットが落ちている。だがもう絶版らしく、こんなことを書いてもしょうがない。その後、吉澤はバロックソナタ集を出しているはずで、その中に収められているはずなのだが、未確認。)

 パルティータと呼ばれるが、バッハは「Solo」と書いているらしい。確かに変なアルマンド(前打音がないし、いったいどこで息継ぎすりゃーいいんだ。)だし、ジーグがない。なんとなく、変な、たとえば古いタイプの組曲かと、漠然と思っていたが、そうではない、「おそらくほかの楽器のための物を編曲したものらしい、憶測だが、ジーグはバッハが編曲不能と考えて(多声部で書かれていた?)、ないのだろう」と言うのを読んで、なるほど、と感心した。「Solo」と書いてるのもうなずける。放棄されたジーグを見たい。
 バッハは楽曲形式には明確なイメージがあるらしく、パルティータと組曲(suit)も明確に区別している。舞曲形式もそうで、テンポディガボットなんてのはバッハのガボットの範疇からはずれているのだろう。このアルマンドは確かにアルマンドなんだろうなあ。だから、この曲はジーグがない四つの楽章で、緩急緩急の協会ソナタなのだ、と言う意見も読んだが、バッハがそんないい加減なことはしないと思う。

バッハ、音楽の捧げものBWV1079から トリオソナタ ハ短調

2019年01月07日 | チェロ
 a≒415 (ニアリイコールは機種依存文字だろうか?)であわせたーい、と、つねづね思っているのだが、なかなか機会がない。このあいだちょっとだけあわせられた。
 しかも曲は、音楽の捧げもののトリオソナタなのだ、幸福だった。(通奏低音というかチェロで。)もっとも、当然とは言え、難しい!。
 チェンバロも参加してくれて、もちろん出版譜を使ったのだが、スラーはオリジナルなのだろうか。(特にLargoの通奏低音。)オリジナルを見たい。
 この曲は、ずいぶん昔、バロック音楽の楽しみで放送された、フランツ・フェスターFl ヤープ・シュレーダーVn ヴェロニカ・ハンペGmb アンネッケ・ウィッテンボッシュCmb による演奏がともかくすばらしくて、エアチェック(死語!)してずいぶん聞いた。いまもiTunesに取り込んである。(ラジオの調子も良くなくて、音質はひどい。)そう、バロック音楽、トラベルソやガットの響きがすばらしいと思うきっかけの一つだ。
 そうだ、そのLPに入っているというもう一曲:C.P.E.バッハのトリオソナタ ニ短調も次の機会にぜひやらせてもらおう。

 と 2013、2月 に書いて、その何ヶ月か後にエマニュエルバッハのもあわせられた。またそのうちと思っているうちに、なんと声をかけてくれ、遊んでくれたNさんが亡くなられてしまったのだ。人生は短い。グズグズしてちゃあいけないのだが、グズグズしなきゃいけないときもあるし。