せろふえ

チェロと笛(リコーダー)を楽しむおじさん

バッハ、音楽の捧げものBWV1079から トリオソナタ ハ短調

2019年01月07日 | チェロ
 a≒415 (ニアリイコールは機種依存文字だろうか?)であわせたーい、と、つねづね思っているのだが、なかなか機会がない。このあいだちょっとだけあわせられた。
 しかも曲は、音楽の捧げもののトリオソナタなのだ、幸福だった。(通奏低音というかチェロで。)もっとも、当然とは言え、難しい!。
 チェンバロも参加してくれて、もちろん出版譜を使ったのだが、スラーはオリジナルなのだろうか。(特にLargoの通奏低音。)オリジナルを見たい。
 この曲は、ずいぶん昔、バロック音楽の楽しみで放送された、フランツ・フェスターFl ヤープ・シュレーダーVn ヴェロニカ・ハンペGmb アンネッケ・ウィッテンボッシュCmb による演奏がともかくすばらしくて、エアチェック(死語!)してずいぶん聞いた。いまもiTunesに取り込んである。(ラジオの調子も良くなくて、音質はひどい。)そう、バロック音楽、トラベルソやガットの響きがすばらしいと思うきっかけの一つだ。
 そうだ、そのLPに入っているというもう一曲:C.P.E.バッハのトリオソナタ ニ短調も次の機会にぜひやらせてもらおう。

 と 2013、2月 に書いて、その何ヶ月か後にエマニュエルバッハのもあわせられた。またそのうちと思っているうちに、なんと声をかけてくれ、遊んでくれたNさんが亡くなられてしまったのだ。人生は短い。グズグズしてちゃあいけないのだが、グズグズしなきゃいけないときもあるし。