全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

梅雨前線による大雨の状況について(鹿児島県)

2006年07月07日 14時55分08秒 | 過去の災害情報
鹿児島県
鹿児島県社協にて把握している状況は以下のとおりですので、ご報告いたします。
1 全体概要(鹿児島県危機管理防災課発表7月7日10時現在)
  全壊が2市で9棟,一部損壊が4市で8棟,床上浸水が6市1町で82棟,床下浸水が6市1町で246棟でているものの,人的被害はありません。
  避難勧告については,垂水市の一部に発令中ですが,実避難者はそれほど多くない状況です(7月7日7時現在の避難:垂水市57世帯90人)。
  なお,災害救助法が適用された市町村はありません。
2 社協の対応(7日8時30分現在)
  災害対応は、基本的には行政が主体となって行っており,これに社協も協力する形で進められ,地元で対応できている状況です。
  差し迫って災害救援ボランティアが必要な状況にはありません
●垂水市社協
市の要請をうけ,7月6日午前8:30から避難所の避難者に対する炊き出しを行いました。なお,7日も同様の炊き出しを行う予定ですが,地元で対処できる状況です。(実績:昼食・夕食合計458食)
●志布志市社協
ア 2,120世帯で断水となり自衛隊が給水作業に入っています。これに関し,志布志市社協有明支所職員は,市役所職員と手分けして断水地域内の独居高齢者宅の給水状況と安否の確認を行いました。  
なお,水道の復旧には2日間程度かかる見込みです。
イ 志布志市社協本所が入居する施設を避難所にするため,現在,市と調整中とのことです。
●鹿児島県社協
県社協としては梅雨前線や台風3号の動きを注視しながら,市町村社協や県,日赤県支部など関係機関と連携し情報を収集している段階です。