全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

東北地方太平洋沖地震第15報

2011年03月31日 19時41分39秒 | H23.3.11 東日本大震災

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平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(56号)

 東北地方太平洋沖地震(第15報)
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           平成23年3月31日(木)19時20分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================
本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の被災
者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいたします。

──────────────────────────────
■ 1 災害ボランティアセンターの設置状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 3月31日現在、本会が把握しているセンターの設置状況、県外の
ボランティア受け入れを始めたセンターは「全社協 被災地支援・
災害ボランティア情報」にて最新情報をご覧いただけます。31日
12時に更新しました。
 新たに更新(設置)されたセンターは、岩手県内に3か所、一関
市災害VC、八幡平市災害VC、大槌町災害VCです。
 岩手県大槌町災害VCは、県外からのボランティア可(団体の
み)となります。

<宮城県災害VC>
 県外からボランティア参加の皆様は、あらかじめ、仙台市災害ボ
ランティアセンター・宮城県災害ボランティアセンターまたは参加
を希望される地区の災害ボランティアセンターへお電話のうえ、県
外ボランティア募集をおこなっているのかご確認のうえご出発いた
だきますようお願いいたします。
 なお、宿泊・食事は必ずご自身で確保のうえ、ご参加ください。
http://msv3151.c-bosai.jp/index.php?module=blog&eid=13369&blk_id=10908


■ 2 募金活動
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━┓
 活動支援募金
┗━━━━━━┛
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO活動
支援のための募金を募集しています。

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/


■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━┓
 本部設置
┗━━━━┛
◆本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)し
 ています。

詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

┏━━━━━━┓
 生活福祉資金
┗━━━━━━┛
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付が開始されています。
 対象は、
  ・災害救助法の適用となった地域及び被災したため特例措置が
   必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所があ
   り、当座の生活費が必要な世帯。
  ・貸付金額は、原則10万円以内。
 他県に避難している世帯も、避難先の県社協において必要事項が
確認できれば貸付対象となります。
 受付を開始したところは、下記のとおりです。
 宮城県社協は27日より仙台市内3か所の特設窓口で申し込み受付
を開始しました。
 また、福島県社協は4月上旬の実施に向け準備中です。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については各県
のホームページ等でご確認ください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 全国の社会福祉協議会による職員派遣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支援
を行うために、全国の社協職員が派遣されており、現在(3月31日
時点)、岩手県、宮城県、福島県に計202人が派遣され、活動して
います。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロックに
分け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を
行うものです。


■ 4 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<東京都社協>
 東京ボランティア・市民活動センターは「東北地方太平洋沖地震
被災地支援都民ボランティア」の募集を開始しました。まずは、宮
城県内の被災地での活動を支援することからスタートさせます。
 活動希望者はWEB上で説明会への出席登録(定員250名)の後、
説明会と事前ガイダンスを受講し、1週間40名程度で派遣されます。
 第1回説明会は4月2日。3月31日に開始された事前登録は開始10時
から30分で締め切られました。
 今後、岩手、福島での活動も予定し、次回の募集は4月8日頃を予
定しています。
http://www.tvac.or.jp/

<千葉県・旭市災害ボランティアセンター:3月31日で活動終了>
 今回の震災で、旭市でも一部海岸沿いで甚大な被害が発生しまし
た。旭市では、3月15日に災害ボランティアセンターを設立し、家
財の持出片付け、土砂のかき出し等が行われたほか米袋、麻袋の寄
贈も受けました。3月30日時点で、延7,379名のボランティア、依頼
件数は569件でした。
http://www5.plala.or.jp/asahishi-syakyo/saigaiborannvorasen.html

<いのちの電話フリーダイヤル相談事業>
 いのちの電話では、このたび、全国いのちの電話センター(相談
員)により、東北・関東の大地震、大津波、原発事故にみまわれた
被災地の方々へ、フリーダイヤルの電話相談を受ける体制が整いま
した。
http://www.find-j.jp/


■ 5 関連団体の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
【設立総会が開催される】
 全国のボランティア団体やNPO、NGOなどにより組織される
「東日本大震災支援全国ネットワーク」の設立総会が3月30日開催
されました。
 東日本大震災の被災地を支援する団体が情報交換、共有し、活動
をすすめていこうとするもので、総会当日時点で、141団体が参加
を表明しています。
 具体的には、地図上に各活動団体の活動場所と活動内容を示す情
報を提供することなどを予定しています。
 本ネットワークが作成した、オリエンテーション資料において
「被災地に入る場合、必ず、災害ボランティアセンターに登録をし
ます。」「必ずお住まいの近くの社会福祉協議会にてボランティア
保険に加入してください。」と記載し、社会福祉協議会との連携の
重要性が説明されています。
 本会としても、今後とも情報交換、連携を行うこととしています。
http://www.jpn-civil.net/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協名、宮城県社協名、福島県社協へ運営支援者として16名を派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。

 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、社会福
祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)
 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・
物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。
http://www.shien-p-saigai.org/


■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへのメッセージを
まとめています。
http://www.shakyo.or.jp/hp/news/detail.php?s=1&a=554


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社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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東北地方太平洋沖地震第14報

2011年03月29日 20時56分42秒 | H23.3.11 東日本大震災
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平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(55号)

 東北地方太平洋沖地震(第14報)
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           平成23年3月29日(火)20時20分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================
本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の被災
者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいたします。

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■ 1 災害ボランティアセンターの設置状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 3月29日現在、本会が把握しているセンターの設置状況、県外の
ボランティア受け入れを始めたセンターは「全社協 被災地支援・
災害ボランティア情報」にて最新情報をご覧いただけます。

※新たに設置されたセンターはありません。

「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」はこちら
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/

■ 2 募金活動
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━┓
 活動支援募金
┗━━━━━━┛
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO活動
支援のための募金を募集しています。

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/


■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━┓
 本部設置
┗━━━━┛
◆本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)しています。

詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

┏━━━━━━┓
 生活福祉資金
┗━━━━━━┛
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付が開始されています。
 対象は、
  ・災害救助法の適用となった地域及び被災したため特例措置が
   必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所があ
   り、当座の生活費が必要な世帯。
  ・貸付金額は、原則10万円以内。
 他県に避難している世帯も、避難先の県社協において必要事項が
確認できれば貸付対象となります。
 宮城県社協は27日より仙台市内3か所で申し込み受付を開始しま
した。仙台市以外の各市町村については、被害状況等を踏まえ、準
備中です。また、福島県社協は4月上旬の実施に向け準備中です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 全国の社会福祉協議会による職員派遣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支援
および生活福祉資金貸付支援を行うために全国の社協職員が派遣さ
れており、現在(3月29日時点)228人が派遣、活動しています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロックに
分け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を
行うものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの立ち上げ支援、
運営支援、さらには避難所における相談支援や生活福祉資金(緊急
小口資金)特別貸付の相談などにあたっています。



■ 4 各地のセンターからのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【宮城県・塩釜市】
 3月28日、塩釜市災害ボランティアセンターは、これまでで一番
多い273名がボランティアに参加、ニーズ対応件数は39件で、うち
31件は完了しました。
 次第に街も片付き、少しずつではありますが商店等も開店してま
いりました。
 ニーズも落ち着いてきたようなので、昼からは、ニーズ調査を現
地にて行いました。ボランティア活動の際は長靴、軍手、カッパ等
をご持参ください。県外ボランティア受け入れOKです。少しなら
駐車場もあるとのことです。

http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10113


【宮城県気仙沼市】
 気仙沼市社会福祉協議会は、災害ボランティアセンター開設にあ
たり、シャンティ国際ボランティア会と各種申請書類(ボランティ
ア受付、ボランティア保険、ニーズとのマッチング表など)の整備、
ボランティア受け入れのシミュレーション行いました。
 事務局の機能はまだ十分に整っていまませんので、気仙沼市在住
の方以外のボランティアはお受けしていませんが、今後、活動の範
囲やボランティアの受け入れ範囲を広げて行く予定です。
◇開設・受付時間:9:00~16:00(当面の間、土日祝日関係なく
 毎日)
◇活動内容:避難所での活動を主とする(家屋の清掃作業等除く)
◇活動時間:9:00~15:00
※その後、拠点までの移動及び活動報告を済ませ、16:00までに終
 了予定
◇申し込み方法:直接、気仙沼市災害ボランティアセンター事務局
 まで上記受付時間内にお越しください。
※電話・メール等での受付は、事務局の準備が整い次第お知らせ致
 します。
 追って、活動の範囲やボランティアの受け入れ範囲を広げて行く
予定ですので、ご理解頂ければと思います。

http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247


【宮城県名取市】
 現在、津波の被害にあった閖上地区、下増田地区では、被災地の
現状や自衛隊等による捜索活動が行われていることからボランティ
ア活動のできる範囲が一部の区域となっています。
 避難所における活動は、避難者の方々による自治組織や地元ボラ
ンティアを中心に一日の避難所生活のルールや役割分担を決めるな
どしながらすすめられています。センターは、そうした体制を尊重
しながら側面から支援するボランティアを派遣しています。
 センター開設後、11日間の現況としては、活動者の7割方は市
内の学生を中心に平均260名が駆けつけ、依頼件数と活動者数は
過不足ない状況です。なかには、活動できるまで待って頂いている
ボランティアの方もおり、ご理解を頂くようお願いしているところ
です。

http://www.natorisyakyo.or.jp/index.php?id=112#type002_112_1

【宮城県亘理町】
 県外のボランティアさんからの問い合わせも増え、電話対応に追
われる日々ですが、こんなに全国のみなさんが来てくださるなんて
本当にありがたいことです。
 センターのボランティアの派遣についてきちんとした方法に整え
るべく「手上げ方式」という、自分で選んで参加する方法に切り替
わりました。
 資材を運んで、活動地に出発、なかには、物資を持ってきてくだ
さるボランティアもいらっしゃいます。また、センターの運営によ
いアイデアを出してくださる仲間もいらっしゃいます。
 3週目に突入しますが、前へ、前へ進みます。

http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10115

【宮城県岩沼市】
 現在、家の片付け作業がメインの活動であるため、団体で活動で
きるボランティアを特に歓迎しています。事前に活動日時、期間、
人数をご連絡いただけるとスムーズに活動することが可能です。ぜ
ひご協力下さい。
 ボランティア活動には、①個人宅片付け、②避難所等支援、③事
務局ボランティアがあり、事務局ボランティアは裏方ですが、持ち
帰った資材を一生懸命洗い流すのも役割で、こうした裏方ボランテ
ィアによって、個人宅片付けボランティアもやる気マンマンで出か
けることができています。

http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10109
 


■ 5 関連団体の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
【設立総会のお知らせ】
 2011年3月30日(水)2時~5時予定 ※終了後5時半より代表
による記者会見を予定。

場所:日本青年会議所 JC会館(東京都千代田区平河町2-14-3)
http://www.jaycee.or.jp/2011/modules/pico06/index.php?content_id=173

内容:会の規約の決定、代表・役員等の選出、各団体の情報共有・
   意見交換、関係機関からの協力表明、活動の現状報告、活動
   方針の採択 等
 http://www.jpn-civil.net/

【東日本大震災全国ネットワークとは】
 支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として「東日本大震災支
援全国ネットワーク」が発足し、活動を開始しました。
 各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、お互いの情報を交換
し、連携していくことを目指しています。
全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、協力して
いきます。
 http://www.jpn-civil.net/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協名、宮城県社協名、福島県社協へ運営支援者として14名を派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。

 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、社会福
祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)
 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・
物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。

 http://www.shien-p-saigai.org/


■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへのメッセージを
まとめています。
 http://www.shakyo.or.jp/saigai/katudou.html



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

災害ボランティア活動への寄付金をお考えの方へ

2011年03月29日 17時00分02秒 | H23.3.11 東日本大震災

中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO活動支援のための
募金を募集しています。
この募金への寄付金には、税制上の優遇が認められていています。

詳細はこちら
赤い羽根共同募金:地震災害におけるボランティア・NPO活動支援のための募金募集について

その他、(1)共同での募金(集まった募金を複数の団体に配分、
(2)個別団体の募金(被災地を支援する各団体に直接寄付)を種々の団体が行っています。

詳細はこちら
(1)東日本大震災支援全国ネットワーク:活動支援金 【共同での募金:集まった募金を複数の団体に配分する】
(2)東日本大震災支援全国ネットワーク:活動支援金 【個別団体:被災地を支援する各団体に直接寄付をする】


東北地方太平洋沖地震第13報

2011年03月29日 15時27分02秒 | H23.3.11 東日本大震災
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平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(54号)

 東北地方太平洋沖地震(第13報)
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           平成23年3月29日(火)15時00分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================
本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の被災
者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいたします。


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■ 1 新設された災害ボランティアセンター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 3月28日現在、本会が把握している被災地で新たに設置された
センター、県外のボランティア受け入れを始めたセンターは以下の
とおりになっています。

 この他の災害ボランティアセンターは全社協 被災地支援・災害
ボランティア情報にてご覧いただけるよう一覧にしました。
【全社協 被災地支援・災害ボランティア情報】
 http://blog.goo.ne.jp/vc00000/


【岩手県】
盛岡市災害ボランティアセンター(開設日:3月25日)
http://www.morioka-shakyo.or.jp/

【宮城県】
気仙沼市災害ボランティアセンター(開設日:3月28日)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247
石巻市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/hishokoho/link_2_3_2_2_2_2.jsp
塩釜市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10113
多賀城市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.msv3151.net/index.html
岩沼市災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://www.town.murata.miyagi.jp/sinsai.html#12
亘理町災害ボランティアセンター(県外からも募集)
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10115P


【仙台市】
泉区災害ボランティアセンター(3月27日)
http://www.ssvc.ne.jp/?p=68


【福島県】
西郷村災害ボランティアセンター(3月28日)
矢吹町災害ボランティアセンター(3月28日)
会津美里町災害ボランティアセンター(3月28日)

■ 2 募金活動
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━┓
 活動支援募金
┗━━━━━━┛
○中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
 活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/


■ 3 全国社会福祉協議会の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━┓
 本部設置
┗━━━━┛
◆本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)
 しています。
詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

┏━━━━━━┓
 生活福祉資金
┗━━━━━━┛
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した
世帯に対する緊急
小口資金の特例貸付が開始されています。
 対象は、
  ・災害救助法の適用となった地域及び被災したため特例措置
   が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所が
   あり、当座の生活費が必要な世帯。
  ・貸付金額は、原則10万円以内。
 他県に避難している世帯も、避難先の県社協において必要事項
が確認できれば貸付対象となります。
 宮城県社協は27日より仙台市内3か所で申し込み受付を開始しま
した。仙台市以外の各市町村については、被害状況等を踏まえ、
準備中です。また、福島県社協は4月上旬の実施に向け準備中です。


┏━━━━━━━━━━━┓
 種別協議会での支援状況
┗━━━━━━━━━━━┛
 全国ホームヘルパー協議会は、避難所の高齢者等への支援活動を
すすめるため、3月26日からホームヘルパーの派遣を開始しました。
 道府県組織及び会員によびかけ、応募したホームヘルパーを被災
地(当面、岩手県山田町を拠点)の避難所に派遣(原則2人以上を
1チームとして、3日~1週間程度のサイクルで継続派遣)し、
避難所の要介護者等への支援活動(高齢者等の介護ニーズの把握、
生活環境整備、体調管理支援等)を行っています。
 なお、全国ホームヘルパー協議会は「ホームヘルパーのための避
難所支援マニュアル」を平成21年4月にまとめています。
マニュアルはこちら
http://www3.shakyo.or.jp/hhk/siryousitu/sonotasiryou/hinanjo_shien.pdf


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 全国の社会福祉協議会による職員派遣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支
援および生活福祉資金貸付支援を行うために全国の社協職員が派遣
されており、現在(3月28日時点)188人が派遣、活動しています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の
職員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロック
に分け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援
を行うものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの立ち上げ支援、
運営支援、さらには避難所における相談支援や生活福祉資金(緊急
小口資金)特別貸付の相談などにあたっています。

■ 4 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【福島県・南相馬市】
 3月27日、南相馬災害ボランティアセンターが再開されました。
南相馬市は、約1/3が福島第一原発から20km以内にあります。避
難勧告地域で、屋内退避と自主避難勧告を 受けています。
 市内には、多数の市民が生活しており、また市内の避難所にも多
数避難している状況です。
市民の生活の支えとなっていただけるボランティアの方々を募集し
ております。
http://minamisouma.hida-ch.com/


【岩手県・紫波町】
 紫波町社会福祉協議会、NPO法人、町が協力して紫波町ボランテ
ィアサポートセンター を立ち上げ、ウェブとツイッター上で支援
状況や必要とする物資を逐次お知らせしています。
 被災から2週間がたち、地域は復興へ歩みはじめています。先週、
Bー1出場の「八戸せんべい汁研究所」と「十和田バラ焼きゼミナー
ル」が3/26(土)に野田村にて炊き出し行いました。
 当日は、朝から雪。午後はなんとか晴れ夕食の炊き出しは予定ど
おり、八戸・十和田から14名、やませから会員とその声がけで集ま
った18名で準備開始されました。久慈工業高校と海蔵院、
野田中学校と野田小学校の2班に分け、それぞれの避難場所にて炊
き出しを行い、合計400食が提供されました。
http://kazenami-design.sakura.ne.jp/index.php/support/


■ 5 関連団体の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
 支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として「東日本大震災支
援全国ネットワーク」が発足し、活動を開始しました。
 各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、お互いの情報を交換
し、連携していくことを目指しています。
全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、協力して
いきます。
http://www.jpn-civil.net/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協名、宮城県社協名、福島県社協へ運営支援者として14名を派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。

 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、社会福
祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)
 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・
物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。
http://www.shien-p-saigai.org/


■ 6 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 被災地支援のボランティア活動は、支援を求める被災地の方がた
のニーズと、支援をしたいという方がたの熱い思いによって成り立
っています。これがすれ違うことがないよう、ボランティア活動を
希望される方は、特に次の点に留意してください。

1.被災地へのボランティアについては、被災地に入る前に的確な
情報入手をしてください。

 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんできており、
多くの方がたにご参加いただける状況になってきました。
 しかし、現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、
燃料・物資不足等により、センターを設置しているところでも、
「通える範囲の方」などとし、自力でセンターに来られる人、食
事・水は自ら持参することを求めているところが多い状況です。
 さらに、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多
く集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではな
いため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただ
きたいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。
 また、NPOなどが行っている支援活動に参加をするという方法も
あります。
 今なお現地に入れない状態がつづいているところもあります。
そこでは、災害支援の経験やノウハウを豊富に持つNPOがやっと入
れるという状況ですが、このような地域 もやがて、支援を呼びか
けいくこととなると思います。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。

 全社協 被災地支援・災害ボランティア情報HPはこちら
 httpblog.goo.ne.jpvc00000

2.十分な準備をお願いします。
 上記のような状況ですので、食料、水の確保、移動手段の確保、
状況によっては寝袋等の準備が必要です。現地は寒く、衣服にも
配慮が必要です。
 さらに、必ずボランティア保険に加入してください。通常のもの
ではなく、天災タイプに入ることをおすすめします。
在住地等(又は出発地)の社会福祉協議会で加入してください
(自己負担が原則です)。

 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させる
ため、ご理解とご協力をお願いいたします。
 また、居住地の社会福祉協議会で事前に保険に加入していおけば、
被災地までの移動における事故も補償対象となるので安心です。
【ボランティア保険について】
 ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保
障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償
の対象となります。ボランティア自身の食中毒や感染症も補償され
ます。
 全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円
(天災Aタイプ)、 720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、
津波によるケガも補償されます。
 補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意
ください。

3.被災地には、地元以外の人々が活動されているため、各災害
ボランティアセンターでは、ボランティア活動をされるにあたり、
身分証明書等の携行や所属する団体・グループ等の腕章等をつけ、
その人がボランティア活動中であることが識別できるよう呼びかけ
ていますのでご協力ください。

ボランティア保険の詳細はこちら
httpwww.fukushihoken.co.jp

4.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。
 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担をかけることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金もぜひお願いしま
す。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

東北地方太平洋沖地震第12報

2011年03月27日 16時31分33秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(53号)

 東北地方太平洋沖地震(第12報)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月27日(日)16時30分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================
本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の被災
者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいたします。

■被災地のボランティア・NPO活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 災害ボランティアセンターは続々と設置され、それまで市町村内、
通える範囲としていたボランティア募集から、徐々に外部支援の要
請が増えてきています。
 一方で、依然として、支援拠点が手狭なため、ボランティアの受
け入れが十分できないところもあります。
 被災地のライフラインや交通機能も徐々に回復する中、より適切
な場所に災害ボランティアセンターの拠点を移したり、駐車場にプ
レハブコンテナを入れるなどして、ボランティア受け入れのための
環境整備がすすめられています。
 一方で、地域によっては、いまだに電気、水が通じてないところ、
地元のボランティアが食事を十分にとれないところなどもあり、支
援がなかなか本格化できない状況も見られます。
 また、避難所へのヘルパー派遣の要請などが出ています。県災害
ボランティアセンター及び本会では、専門職団体などへの派遣調整
を図っています。


 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)

 県内2ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf
┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)

 県内13ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています。
 
県センターHPはこちら
http://www.iwate-shakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)
 
 県内22ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています(仙
台市を除く)。
 
県センターHPはこちら
http://www.msv3151.net/index.html
 
┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)

 市内5ヶ所に現地センターが設置されています。

市センターHPはこちら
http://www.shakyo-sendai.or.jp

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)

 県内24ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。
 白河市災害ボランティアセンターは市役所内から社協に移設しま
した。 

県センターHPはこちら
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 茨城県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)

 県内22ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPおよびツイッターはこちら
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/
http://twitter.com/ibashakyo

┏━━━━━━━━━━┓
 千葉県(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 千葉県災害ボランティアセンター(千葉県災害ボランティアセン
ター連絡会、3月16日開設)

 県内3ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://chiba-saigai-vc.info/
 
┏━━━━━━━━━━━━┓
 長野県栄村(3月27日現在)
┗━━━━━━━━━━━━┛

 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営さ
れています。
 インターネットからボランティアの事前登録をお願いしています。

HPはこちら
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

 なお、刻々と状況は変化します。各災害ボランティアセンターの
最新情報はそれぞれのWebサイトも参考にしてください。


■ 募金活動
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━┓
 活動支援募金
┗━━━━━━┛
○中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO活動
支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/

■ 全国社会福祉協議会の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━┓
 本部設置
┗━━━━┛
◆本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)し
 ています。

詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

┏━━━━━━┓
 生活福祉資金
┗━━━━━━┛
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付が開始されています。
 対象は、
  ・災害救助法の適用となった地域及び被災したため特例措置が
   必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所があ
   り、当座の生活費が必要な世帯。
  ・貸付金額は、原則10万円以内。
 他県に避難している世帯も、避難先の県社協において必要事項が
確認できれば貸付対象となります。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 全国の社会福祉協議会による職員派遣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支
援および生活福祉資金貸付支援を行うため全国の社協職員の派遣さ
れており、現在(3月27日時点)176人が派遣、活動しています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日程度を単位に現地入りするもので、全国を6ブロックに
分け、2ブロック単位、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を
行うものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの立ち上げ支援、
運営支援、さらには避難所における相談支援や生活福祉資金(緊急
小口資金)特別貸付の相談などにあたっています。


■ 関連団体の取り組み
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
 支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として「東日本大震災支
援全国ネットワーク」が発足し、活動を開始しました。
 各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、お互いの情報を交換
し、連携していくことを目指しています。
 全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、協力し
ていきます。
http://www.jpn-civil.net/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県へ
4名、宮城県へ3名、福島県へ6名、運営支援者として派遣し、状況
把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーディ
ネート)、活動物資の調達等を行っています。

 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、社会福
祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)
 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、資源・
物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。
http://www.shien-p-saigai.org/


■ 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(宮城県の状況)
 宮城県災害ボランティアセンターは、県外からのボランティア受
け入れ可能な市町村の災害ボランティアセンター情報を提供してい
ます。
http://www.miyagi-npo.gr.jp/201103_npojoho.htm

<石巻市>
 石巻市災害ボランティアセンターは、市社協事務所が被災してい
るため、石巻専修大学を拠点に、石巻市社協職員が20名体制で担当
し、休みなく活動しています。
 また、ヘルパーは避難所で活動しています。
 同センターは、3月15日に設置され、ボランティア活動は、当初、
避難所の手伝い、救援物資の仕分けがメインでしたが、それに加え、
個人の居宅の片付け、畳、家具の搬出等の活動を行っています。
25日には172名のボランティア登録があり、27件の活動が行われま
した。
 これまでの登録累計は413名となっています。
 社会福祉協議会が行うボランティア派遣だけではなく、多くのN
GO・NPOの方々が集まり、それぞれの分野で活動しています。
 被災された方々により適切に支援できるよう、調整する場として
「石巻支援連絡会」が設置されています
 石巻市災害ボランティアセンターHP
 http://www.camper.ne.jp/npo/ishinomaki/?p=26

<南三陸町>
 南三陸町災害ボランティアセンターは、3月26日(土)に開設さ
れました。コンテナ等を並べてボランティア受け入れのための環境
整備をすすめています。町内には避難所が40か所以上あり、ライフ
ラインが徐々に復旧しつつある状況です。

<松島町>
 松島町災害ボランティアセンターでは、ニーズが増加しています。
同センターは、27日、「地震・津波で被災した住宅の片付け等のボ
ランティア募集、看護師、ヘルパー2級以上、理学療法士資格を持
つボランティアの募集を呼びかけています。
 26日現在で、94人のボランティアが活動中で、そのうち、県外か
らは17都道府県46人が参加しています。
 関連ページはこちら
 http://www.town.matsushima.miyagi.jp/01towninfo/00zuiji/110327_saigaitaisakuhonbu_news.pdf http://www.town.matsushima.miyagi.jp/01towninfo/00zuiji/saigaibora.html

(福島県)

<喜多方市>
 喜多方市社協の喜多方市災害ボランティアセンターでは、ブログ
で日々の支援活動を掲載しています。避難所開設当初よりボランテ
ィアセンターは「あそびひろば」を開設し子どもたちが過ごしてい
ます。また同社協の運営する保健福祉センター等では、避難証明書
を持参の方に無料で入浴施設を開放しています。

http://kshakyo.exblog.jp/

<相馬市>
 相馬市災害ボランティアセンターでは、東北自動車道の全面開通
により、各地からボランティア活動を希望される方々の問合せが増
えています。同社協では、ブログで交通案内等を情報提供していま
す。
http://d.hatena.ne.jp/somasaigai/


■ ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 被災地支援のボランティア活動は、支援を求める被災地の方がた
のニーズと、支援をしたいという方がたの熱い思いによって成り立
っています。これがすれ違うことがないよう、ボランティア活動を
希望される方は、特に次の点に注意していただきたいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、被災地に入る前に的確な
情報入手をしてください。

 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでいますが、
現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資
不足等により、センターを設置しているところでも、「通える範囲
の方」などとしており、自力でセンターに来られる人、食事・水は
自ら持参することを求めているところが多い状況です。
 また、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多く
集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではない
ため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただき
たいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。
 また、NPOなどが行っている支援活動に参加をするという方法も
あります。 
 今なお現地に入れない状態がつづいているところもあります。そ
こでは、災害支援の経験やノウハウを豊富に持つNPOがやっと入れ
るという状況ですが、このような地域もやがて、支援を呼びかけい
くこととなると思います。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。


2.十分な準備をお願いします。
 上記のような状況ですので、食料、水の確保、移動手段の確保、
状況によっては寝袋等の準備が必要です。まだ寒いので、衣服にも
配慮が必要です。
 さらに、必ずボランティア保険に加入してください。通常のもの
ではなく、天災タイプに入ることをおすすめします。
 在住地等(又は出発地)の社会福祉協議会で加入してください
(自己負担が原則です)。
 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させる
ため、ご理解とご協力をお願いいたします。
 また、居住地の社会福祉協議会で事前に保険に加入していおけば、
被災地までの移動における事故も補償対象となるので安心です。
【ボランティア保険について】
 ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保
障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償
の対象となります。ボランティア自身の食中毒や感染症も補償され
ます。
 全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円
(天災Aタイプ)、720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、
津波によるケガも補償されます。
 補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意
ください。
 
ボランティア保険の詳細はこちら
http://www.fukushihoken.co.jp/

3.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金もぜひお願いしま
す。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

東北地方太平洋沖地震第11報

2011年03月25日 21時38分53秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(52号)

 東北地方太平洋沖地震(第11報)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月25日(金)21時20分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================

 本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の
被災者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいた
します。

 データ量が多くなってきたことから、
HPをご参照いただけるものについては、省略をしています。
ご了承ください。



■ 1 被災地ボランティア・NPOの活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 災害ボランティアセンター設置状況等について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでおり、ボラ
ンティアの参加も増えてきました。
 ただし現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃
料・物資不足等により、開設しつつも、一般のボランティアの方が
たを受け入れる状況に至っていない準備段階のところもあります。
 ボランティアの募集対象について「市内在住の方」としていると
ころが多いのは、ガソリン不足や、現地に行くまでの交通手段、現
地での食料や宿泊場所等について各自で確保することが必要である
ことからの理由です。意味をはっきりさせるため「通える範囲の
方」と表記するところも増えています。
 また、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多く
集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではない
ため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただき
たいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。

 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。
 

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)

 県内2ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf

┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)

 県内10ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています。
 
県センターHPはこちら
http://www.iwate-shakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)
 
 県内22ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています(仙
台市を除く)。
 
県センターHPはこちら
http://www.msv3151.net/index.html

 
┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)

 市内4ヶ所に現地センターが設置されています。

市センターHPはこちら
http://www.shakyo-sendai.or.jp

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)

 県内24ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。
白河市災害ボランティアセンターは市役所内から社協に移設しまし
た。 

県センターHPはこちら
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/


┏━━━━━━━━━━┓
 茨城県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)


 県内22ヵ所(さらにサテライト1ヵ所)に災害ボランティアセン
ターが設置されています。

県センターHPおよびツイッターはこちら
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/
http://twitter.com/ibashakyo

┏━━━━━━━━━━┓
 千葉県(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 千葉県災害ボランティアセンター(千葉県災害ボランティアセン
ター連絡会、3月16日開設)

 県内3ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://chiba-saigai-vc.info/

 
┏━━━━━━━━━━━━┓
 長野県栄村(3月25日現在)
┗━━━━━━━━━━━━┛

 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営さ
れています。
 インターネットからボランティアの事前登録をお願いしています。

HPはこちら
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

---
なお、刻々と状況は変化します。各災害ボランティアセンターの最
新情報はそれぞれのWebサイトも参考にしてください。


■ 2 全国社会福祉協議会からのお知らせ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置
(3月12日)しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)して
います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会福祉協議会による職員派遣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 被災地における情報把握、災害ボランティアセンターの運営支援
および生活福祉資金貸付支援を行うため全国の社協職員の派遣され
ており、現在(3月25日時点)111人が派遣されています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日単位で、現地に入るもので、全国を6ブロックに分け、
2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を行う
ものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの訪問から、実際
の駐在に移りつつあり、各センターの立ち上げ支援、運営支援を行
っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
生活支援、ボランティア関係情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔生活福祉資金〕
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付を実施する予定です。
 対象は、災害救助法の適用となった地域及び被災したため
特例措置が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所
があり、当座の生活費が必要な世帯。
 貸付金額は、原則10万円以内。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については、
今後、準備が整い次第、該当する都道府県社会福祉協議会から情報
提供される予定です。該当県における受付開始時期等の詳細は追っ
て情報提供します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関連団体の取り組み
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔中央共同募金会〕
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/


〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
 支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として
「東日本大震災支援全国ネットワーク」が発足し、
活動を開始しました。
 各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、
お互いの情報を交換し、連携していくことを目指しています。
全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、
協力していきます。
http://www.jpn-civil.net/


〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、
岩手県社協、宮城県社協、福島県社協へ運営支援者として14名を派
遣し、状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援
(コーディネート、活動物資の調達等)を行っています。

---
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、
社会福祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織
です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)

 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、
資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。



■ 3 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(障害者支援施設「ふきのとう苑」の入所者の県外施設への移送に
ついて)
 福島県相馬市にある障害者支援施設「ふきのとう苑」(施設長:
佐藤 正広)は、福島第1原子力発電所の事故の影響で、施設の職
員や協力病院の医師等に屋内退避指示が出されるなど、施設の運営
が困難となり、3月15日、福島県に入所者の他施設への移送を要請
しました。
 「ふきのとう苑」は、たんの吸引や経管栄養等の医療的ケアと常
時介護を必要とする障害者が入所する身体障害者療護施設を母体と
しているため、その支援の専門性から県内での受入が難航し、県外
の施設に対して要請が求められました。
 そこで、全国社会福祉協議会では、構成団体の1つである「全国
身体障害者施設協議会」の会員施設を中心に県外の受入可能施設の
調整を行い、厚生労働省、福島県との調整の上、県外の6施設(栃
木県4施設、群馬県1施設、長野県1施設)に33名を移送すること
が決定しました。
 21日より、随時、受入施設が迎えに行くなどして、受入施設への
移送を開始し、24日には、すべての入所者の移送が完了しました。

(秋田県)
 横手市社協では、3月23日、「横手市災害支援ボランティアセン
ター」を設置して、支援物資の整理や横手市が設置する避難所や被
災地などで活動するボランティアを募集をしています(登録制)。
 このように、被災地外でのボランティア活動もさまざまなかたち
で広がっています。
 詳細はこちら(横手市役所HP)
http://www.city.yokote.lg.jp/saigai/230311jisin/20110324-sien-volunteer.jsp

(各地)
 社協の事務所機能を失うなどにより、災害ボランティアセンター
の事務所機能が確保できないところでは、コンテナハウスを設置し
て拠点にあてる準備がすすんでいます。また、事務所機能があると
ころでも、多くのボランティアが参加するようになると、手狭にな
るため、テントを張るなど機能拡充に努めています。
 また、パソコンやIT環境は欠かせないため、その構築もすすめて
います。


■ 4 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地支援のボランティア活動は、支援を求める被災地の方がた
のニーズと、支援をしたいという方がたの熱い思いによって成り立
っています。これがすれ違うことがないよう、ボランティア活動を
希望される方は、特に次の点に注意していただきたいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、被災地に入る前に的確な
情報入手をしてください。

 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでいますが、
現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資
不足等により、センターを設置しているところでも、「通える範囲
の方」などとしており、自力でセンターに来られる人、食事・水は
自ら持参することを求めているところが多い状況です。
 また、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多く
集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではない
ため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただき
たいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。
 また、NPOなどが行っている支援活動に参加をするという方法も
あります。 
 今なお現地に入れない状態がつづいているところもあります。そ
こでは、災害支援の経験やノウハウを豊富に持つNPOがやっと入れ
るという状況ですが、このような地域もやがて、支援を呼びかけい
くこととなると思います。それをお待ちください。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。

 全社協 被災地支援・災害ボランティア情報HPはこちら
 http://blog.goo.ne.jp/vc00000/

2.十分な準備をお願いします。
 上記のような状況ですので、食料、水の確保、移動手段の確保、
条件によっては寝袋等の準備が必要です。まだ寒いので、衣服にも
配慮が必要です。
 さらに、必ずボランティア保険に加入してください。通常のもの
ではなく、天災タイプに入ることをおすすめします。
 在住地等(又は出発地)の社会福祉協議会で加入してください
(自己負担が原則です)。
 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させる
ため、ご理解とご協力をお願いいたします。
 また、事前に保険に加入していおけば、被災地までの移動におけ
る事故も補償対象となるので安心です。

【ボランティア保険について】
 ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保
障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償
の対象となります。ボランティア自身の食中毒や特定感染症、熱中
症も補償されます。
 全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円
(天災Aタイプ)、720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、
津波によるケガも補償されます。
 補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意
ください。
 
ボランティア保険の詳細はこちら
http://www.fukushihoken.co.jp/

3.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金もぜひお願いします。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

東北地方太平洋沖地震第10報

2011年03月25日 11時14分45秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(51号)

 東北地方太平洋沖地震(第10報)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月25日(金)11時00分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================

 本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の
被災者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいた
します。

 データ量が多くなってきたことから、
HPをご参照いただけるものについては、省略をしています。
ご了承ください。



■ 1 被災地ボランティア・NPOの活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 災害ボランティアセンター設置状況等について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでいますが、
現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資
不足等により、実際に開設し、ボランティアの方がたを受け入れる
状況に至っていないところが大半です。
 ボランティアの募集対象について「市内在住の方」としていると
ころが多いですが、これは、ガソリン不足や、現地に行くまでの
交通手段や現地での食料や宿泊場所等はご自分で確保することが
必要であることから来ています。

 また、受け入れ体制が整っていない場合や、活動希望の方が多く
集まりすぎたというような事例や、被災の程度がそれほどではない
ため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただき
たいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。

 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)
 県内2ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf


┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)
 県内10ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています。
 
県センターHPはこちら
http://www.iwate-shakyo.or.jp/


┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)
 県内22ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています
(仙台市を除く)。

 
県センターHPはこちら
http://www.msv3151.net/index.html


┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)
 市内4ヶ所に現地センターが設置されています。

市センターHPはこちら
http://www.shakyo-sendai.or.jp

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)
県内24ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/


┏━━━━━━━━━━┓
 茨城県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)
 県内22ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPおよびツイッターはこちら
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/
http://twitter.com/ibashakyo


┏━━━━━━━━━━┓
 千葉県(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 千葉県災害ボランティアセンター
(千葉県災害ボランティアセンター連絡会、3月16日開設)

 県内3ヶ所に災害ボランティアセンターが設置されています。

県センターHPはこちら
http://chiba-saigai-vc.info/

 
┏━━━━━━━━━━━━┓
 長野県栄村(3月24日現在)
┗━━━━━━━━━━━━┛

 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営
されています。
 インターネットからボランティアの事前登録をお願いしています。

HPはこちら
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

---
なお、刻々と状況は変化します。各災害ボランティアセンターの
最新情報はそれぞれのWebサイトも参考にしてください。


■ 2 全国社会福祉協議会からのお知らせ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置
(3月12日)しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)して
います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会福祉協議会による職員派遣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 被災地における情報把握及び災害ボランティアセンターの運営支
援を行うため全国の社協職員の派遣が3月17日より、始まり、現在
(3月24日時点)132人が派遣されています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日単位で、現地に入るもので、全国を6ブロックに分け、
2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を行う
ものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの訪問から、実際
の駐在に移りつつあり、各センターの立ち上げ支援、運営支援を行
っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
生活支援、ボランティア関係情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔生活福祉資金〕
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付を実施する予定です。
 対象は、災害救助法の適用となった地域及び被災したため
特例措置が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所
があり、当座の生活費が必要な世帯。
 貸付金額は、原則10万円以内。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については、
今後、準備が整い次第、該当する都道府県社会福祉協議会から情報
提供される予定です。該当県における受付開始時期等の詳細は追っ
て情報提供します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関連団体の取り組み
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔中央共同募金会〕
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/


〔東日本大震災支援全国ネットワーク〕
 支援活動に取り組むNPO、NGOの連携の場として
「東日本大震災支援全国ネットワーク」が発足し、
活動を開始しました。
 各NPO、NGOが取り組みを開始していますが、
お互いの情報を交換し、連携していくことを目指しています。
全国社会福祉協議会としても、情報交換を連携して行い、
協力していきます。
http://www.jpn-civil.net/


〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、
岩手県社協名、宮城県社協名、福島県社協へ運営支援者として24名
(社協職員12名、NPO等12名)を派遣し、状況把握及び
被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーディネート、
活動物資の調達等)を行っています。

---
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、
社会福祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織
です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)

 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、
資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。



■ 3 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(岩手県)
 岩手県災害ボランティアセンターでは23日、県内で活動する
NPOなど12団体(17名)

が集まり、「東日本大震災 岩手県災害ボランティアセンター支援
団体連絡会議」が開催され、情報交換等が行われました。
 釜石市では、2か所の避難所で炊き出しがありました。岩手県立
大学の学生を中心としたボランティアが拡声器を使って近隣に周知
しました。避難所にいないからという理由で避難所の炊き出し支援
を遠慮していた方も多いようでした。
 大船渡市では、青森県平内町の高齢者総合福祉施設清風荘の職員
が、マイクロバスを運転し、生活消耗品や救援物資を現地に届ける
とともに、避難所に職員を派遣し、避難している人々に豚汁が振舞
われました。

(福島県)
 相馬市災害ボランティアセンターでは、23日から、チラシで、
ボランティアの周知及び募集を各避難所を巡回し周知を行いました。
チラシの配布等の影響か、家の片付けのニーズ、今後必要な物品
としてスコップ及び一輪車のニーズが出ました。



■ 4 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の状況が報道されるに従い、支援を希望する動きが高まっ
ています。今後、ボランティア活動を希望される方は、特に次の2
点に注意していただきたいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、詳報をお待ちください

 多くの被災地では被害状況等の情報収集を行っています。
沿岸部を中心に被害の大きかった地域では、外部からは災害対応に
詳しい組織に限って救援活動が行われています。
その他の人々は、今なお現地に入れない状態がつづいています。
 その他の地域も、一部地域を除いて、被害の状況把握やボランテ
ィアニーズの把握を急いでいる段階で、災害対応の経験のある組織
以外はボランティア活動の基盤が整っていない状況にあります。

 今後、被害の状況把握とボランティア受け入れの態勢が整い次第、
全国的な支援の呼びかけが行われる予定です。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。でき
る限り、HPで情報を確認いただくようお願いします。


2.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金の形を取るなどの
ご配慮をお願いします。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

東北地方太平洋沖地震第9報

2011年03月23日 21時25分45秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(50号)

 東北地方太平洋沖地震(第9報)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月23日(水)21時20分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================

 本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の
被災者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいた
します。

 データ量が多くなってきたことから、
HPをご参照いただけるものについては、省略をしています。
ご了承ください。

■ 1 被災地でのボランティア活動の心得とボランティア活動保
   険について
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 被災地でのボランティア活動の心得とボランティア活動保険につ
 いて
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 現時点では、被災地でのボランティア活動は、本号の5.(ボラ
ンティアや活動支援を考えている方へのメッセージ)に書いてある
とおりですが、被災地では、被災された方、近隣住民、自力で現地
に向かい活動している団体などによるボランティア活動が活発にな
ってきました。
 今後、県外等からのボランティアの参加も増えてくるものと考え
られます。
 これから被災地では、ボランティア活動が大きな力を発揮します。
その一方で、被災地の人々や他のボランティアの負担や迷惑になら
ないよう、ボランティア一人ひとりが行動に責任をもつ必要があり
ます。

 そこで、本号では、被災地でのボランティア活動の心得とボラン
ティア活動保険についてご説明します。

【災害時のボランティア活動の心得】
1.被災地でのボランティア活動は、ボランティア本人の自発的な
 意思と責任により被災地での活動に参加・行動することが基本で
 す。
2.まずは、自分自身で被災地の情報を収集し、現地に行くか、行
 かないかを判断することです。家族の理解も大切です。その際に
 は、必ず現地に設置されている災害ボランティアセンターに事前
 に連絡し、ボランティア活動への参加方法や注意点について確認
 してください。災害ボランティアセンターの連絡先は全国社会福
 祉協議会等のホームページで確認できます。
3.被災地での活動は、危険がともなうことや重労働となる場合が
 あります。安全や健康はボランティアが自分自身で管理すること
 であることを理解したうえで参加してください。体調が悪ければ、
 参加を中止することが肝心です。
4.被災地で活動する際の宿所は、ボランティア自身が事前に被災
 地の状況を確認し、手配してください。水、食料、その他身の回
 りのものについてもボランティア自身が事前に用意し、携行のう
 え被災地でのボランティア活動を開始してください。
5.被災地に到着した後は、必ず災害救援ボランティアセンターを
 訪れ、ボランティア活動の登録を行ってください。
6.被災地における緊急連絡先・連絡網を必ず確認するとともに、
 地理や気候等周辺環境を把握したうえで活動してください。
7.被災地では、被災した方々の気持ちやプライバシーに十分配慮
 し、マナーある行動と言葉づかいでボランティア活動に参加して
 ください。
8.被災地では、必ず災害救援ボランティアセンターやボランティ
 アコーディネーター等、現地受け入れ機関の指示・指導に従って
 活動してください。
9.自分にできる範囲の活動を行ってください。休憩を心がけまし
 ょう。無理な活動は、思わぬ事故につながり、かえって被災地の
 人々の負担となってしまいます。
10.備えとして、必ずボランティア活動保険(※)に加入しましょ
 う。

上記の心得は、以下ホームページで公開されています。
http://www.shakyo.or.jp/saigai/katudou.html


 ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保
障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償
の対象となります。ボランティア自身の食中毒や特定感染症、熱中
症も補償されます。
 全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円
(天災Aタイプ)、720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、
津波によるケガも補償されます。
 補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意
ください。
 また、ボランティア保険は、在住地等(又は出発地)の社会福祉
協議会で加入いただきますようお願いいたします(自己負担が原則
です)。
 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させる
ため、ご理解とご協力をお願いいたします。

ボランティア保険の詳細はこちら
http://www.fukushihoken.co.jp/


■ 2 被災地ボランティア・NPOの活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 災害ボランティアセンター設置状況等について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでいますが、
現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資
不足等により、実際に開設し、ボランティアの方がたを受け入れる
状況に至っていないところが大半です。
 ボランティアの募集対象について「市内在住の方」としていると
ころが多いですが、これは、現地に行くまでの交通手段や現地での
食料や宿泊場所等はご自分で確保することが必要であることから来
ています。
 また、受け入れ体制が整っていない場合や、活動希望の方が多く
集まりすぎたというような事例や、被災の程度がそれほどではない
ため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただき
たいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。

 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)

 八戸市災害ボランティアセンター(八戸市社協、3月14日開設)
  →3月21日(月)より市内在住の方への災害ボランティアの募
   集が再開されました。
  http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,39113,21,169,html

県センターHPはこちら
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf

┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)
 県内9ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されました。
 宮古市社協、大船渡市社協、花巻市社協、遠野市社協、釜石市社
協、久慈地区では、現時点での募集対象は、市内在住の方となって
います。
 陸前高田市社協、奥州市社協、住田町社協では、現在はボランテ
ィアの募集を行っていません。

県センターHPはこちら
http://www.iwate-shakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)
 県内15ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されました(仙台
市を除く)。
 
県センターHPはこちら
http://www.msv3151.net/index.html

┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
※前号配信分と変更はありません。
 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)
 現地センターが宮城野区、若林区、青葉区、太白区に設置されて
います。
 現在、ボランティアの募集が行われていますが、次のような案内
となっています。ご確認ください。
 「現在のところ、人命救助、ライフラインの復旧が最優先に進め
られ、避難所支援がボランティア活動の中心になっていること、及
び受入体制が整っていないことから、ボランティアの募集は市内在
住の方のみに限定いたしますのでご了承ください。
 市外、県外のボランティア活動をしていただける方については、
今後の復旧状況により大勢のボランティアの協力が必要になること
が想定されます。市外・県外からのボランティア参加については、
今後呼びかけさせていただく予定ですのでご了承願います。」とご
案内しています。

市センターHPはこちら
http://www.shakyo-sendai.or.jp

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
※前号配信分と変更はありません。
福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)

 玉川村社協、相馬市社協、田村市社協が新たに災害ボランティア
センターを設置し、市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち
上げは22ヵ所となっています。
 募集はいずれも市町村内(あるいは「通える範囲」)とし、一部
で新規受付を休止しています。

県センターHPはこちら
http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 茨城県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
※前号配信分と変更はありません。
 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)
 市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは21ヵ所(さ
らにサテライトが1ヵ所)となっています。募集はいずれも市町村
内(あるいは「通える範囲」)としています。

詳しくは下記HPおよびツイッターをご覧ください。
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/
http://twitter.com/ibashakyo

┏━━━━━━━━━━┓
 千葉県(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 千葉県災害ボランティアセンター(千葉県災害ボランティアセン
ター連絡会、3月16日開設)詳しくは下記HPをご覧ください。
http://chiba-saigai-vc.info/

 現在、次の3市で災害ボランティアセンターが設置されています。
〔浦安市災害ボランティアセンター(3月12日開設)〕
 24日(木)からは市内在住者のみ募集されます。状況により受付
を早く終了することもあるので、下記HPでご確認ください。

http://urayasu-shakyo.sakura.ne.jp/modules/bulletin/


〔旭市災害ボランティアセンター(3月16日開設)〕
 募集は、「日帰りができること、県内在住者に限る」としていま
す。
※一部、チェーンメール、ツイッター、掲示板等で情報が錯綜して
 いる様子ですが、旭市及び旭市社会福祉協議会のホームページが
 正式情報です。ご注意下さい。
 25日(金)までは県内の方の協力をお願いしています。
 26日(土)以降は、香取・海匝地域在住の方にお願いすることと
しています。

 下記HPでご確認ください。
 http://www5.plala.or.jp/asahishi-syakyo/saigaiborannvorasen.html

〔我孫子市災害ボランティアセンター(3月14日再開設)〕
 募集は市内在住の方としていましたが、145名の登録があり、現
在活動するための人数が確保できたため、3月21日で新規登録受付
は休止されています。
 下記HPでご確認ください。
 http://boranshika-blog.sblo.jp/


┏━━━━━━━━━━━━┓
 長野県栄村(3月23日現在)
┗━━━━━━━━━━━━┛
※前号配信分と変更はありません。

 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営さ
れています。
 インターネットからボランティアの事前登録をお願いしています。
下記HPをご覧ください。
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

---
なお、刻々と状況は変化します。最新情報はWebサイトも参考
にしてください。


■ 3 全国社会福祉協議会からのお知らせ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置
(3月12日)しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)して
います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会福祉協議会による職員派遣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 被災地における情報把握及び災害ボランティアセンターの運営支
援を行うため全国の社協職員の派遣が3月17日より、始まり、現在
(3月23日時点)92人が派遣されています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日単位で、現地に入るもので、全国を6ブロックに分け、
2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を行う
ものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの訪問から、実際
の駐在に移りつつあり、各センターの立ち上げ支援、運営支援を行
っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
生活支援、ボランティア関係情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔生活福祉資金〕
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付を実施する予定です。
 対象は、災害救助法の適用となった地域及び被災したため
特例措置が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所
があり、当座の生活費が必要な世帯。
 貸付金額は、原則10万円以内。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については、
今後、準備が整い次第、該当する都道府県社会福祉協議会から情報
提供される予定です。該当県における受付開始時期等の詳細は追っ
て情報提供します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関連団体の取り組み
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔中央共同募金会〕
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協へ6名、宮城県社協へ3名、福島県社協へ5名スタッフを派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。

---
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、
社会福祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織
です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)

 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、
資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。



■ 4 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 宮城県石巻市では、当初、52,000人以上の避難者で、減ってきて
いるものの、21日の夜時点で約27,000人が避難生活を送っています。
 石巻市災害ボランティアセンターには、NGO・NPOの活動支
援の申し出も多く、避難所の運営支援を中心にボランティア活動先
をつないでいます。
 NGO・NPOも、行政が指定も把握もされていない避難所を発
見し支援している例も見られます。
 石巻市社会福祉協議会では、従前の建物が使えなくなったことか
ら、石巻専修大学5号館に災害ボランティアセンターを設置してい
ます。
 ボランティアセンターは次のように案内しています。
 「午前9時~午後4時。申し訳ありませんが現在電話は未設置で
す。※災害ボランティアご希望の方は直接ボランティアセンターに
お越し願います。電気・電話も機材もないので、他市町村からお越
しの際は、国道45号線の大渋滞に気をつけ、ガソリンや物資を余計
に持ってきてくれることを望みます。」


■ 5 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の状況が報道されるに従い、支援を希望する動きが高まっ
ています。今後、ボランティア活動を希望される方は、特に次の2
点に注意していただきたいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、詳報をお待ちください

 多くの被災地では被害状況等の情報収集を行っています。
沿岸部を中心に被害の大きかった地域では、外部からは災害対応に
詳しい組織に限って救援活動が行われています。
その他の人々は、今なお現地に入れない状態がつづいています。
 その他の地域も、一部地域を除いて、被害の状況把握やボランテ
ィアニーズの把握を急いでいる段階で、災害対応の経験のある組織
以外はボランティア活動の基盤が整っていない状況にあります。

 今後、被害の状況把握とボランティア受け入れの態勢が整い次第、
全国的な支援の呼びかけが行われる予定です。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。でき
る限り、HPで情報を確認いただくようお願いします。


2.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金の形を取るなどの
ご配慮をお願いします。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

東北地方太平洋沖地震第8報

2011年03月22日 19時24分36秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(49号)

 東北地方太平洋沖地震(第8報)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月22日(火)19時00分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================

 本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の
被災者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいた
します。

 データ量が多くなってきたことから、
HPをご参照いただけるものについては、省略をしています。
ご了承ください。

■ 1 被災地ボランティア・NPOの活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんでいますが、
現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資
不足等により、実際に開設し、ボランティアの方がたを受け入れる
状況に至っていないところが大半です。
 環境が整った一部の地域においては、ボランティアセンターの開
設が始まりました。
 ボランティアの募集対象について「市内在住の方」としていると
ころが多いですが、これは、現地に行くまでの交通手段や現地での
食料や宿泊場所等はご自分で確保することが必要であることから来
ています。
 また、活動希望の方が多く集まりすぎたというような事例や、被
災の程度がそれほどではないため、市町村内で十分に対応できる、
他の地域を支援していただきたいとしているところもあります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。

 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。
 

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)

 八戸市災害ボランティアセンター(八戸市社協、3月14日開設)
  →3月21日(月)より市内在住の方への災害ボランティアの募
集が再開されました。
  http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,39113,21,169,html

 三沢市災害ボランティアセンター(三沢市社協、3月14日開設)
  →情報に変更はありません。
   募集対象は、市内在住の方となっています。

県センターHPはこちら⇒
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf

┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 ※前号配信分と変更はありません。

岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)
→被災地支援の状況が掲載されています。
  http://www.iwate-shakyo.or.jp/

 県内8ヵ所に災害ボランティアセンターが設置されました。
 宮古市社協、大船渡市社協、花巻市社協、遠野市社協、釜石市社
協では、募集対象は、現時点では、市内在住の方となっています。
 陸前高田市社協、奥州市社協、住田町社協では、現在はボランテ
ィアの募集を行っていません。

県センターHPはこちら⇒http://www.iwate-shakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 ※前号配信分と変更はありません。

 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)
 市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは17ヵ所とな
っていますが(仙台市を除く)、なお、受入準備中のところが多い
状況で、ボランティアの募集を行っているところは、9ヵ所です。
募集は「できれば自転車で来ることが可能な方」「町内限定」とし
ているところがありますのでHPや電話で確かめてください。。

県センターHPはこちら⇒http://www.msv3151.net/index.html

┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 ※前号配信分と変更はありません。
 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)
 現地センターが宮城野区、若林区、青葉区、太白区に設置されて
います。
 現在、ボランティアの募集が行われていますが、次のような案内
となっています。ご確認ください。
「現在のところ、人命救助、ライフラインの復旧が最優先に進めら
れ、避難所支援がボランティア活動の中心になっていること、及び
受入体制が整っていないことから、ボランティアの募集は市内在住
の方のみに限定いたしますのでご了承ください。

 市外、県外のボランティア活動をしていただける方については、
今後の復旧状況により大勢のボランティアの協力が必要になること
が想定されます。市外・県外からのボランティア参加については、
今後呼びかけさせていただく予定ですのでご了承願います。」
とご案内しています。

詳しくは下記HPをご覧ください。
http://www.shakyo-sendai.or.jp

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 ※前号配信分と変更はありません。

 福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)
 玉川村社協、相馬市社協、田村市社協が新たに災害ボランティア
センターを設置し、市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち
上げは22ヵ所となっています。
 募集はいずれも市町村内(あるいは「通える範囲」)とし、一部
で新規受付を休止しています。

県センターHPはこちら⇒http://www.fukushimakenshakyo.or.jp/


┏━━━━━━━━━━┓
 茨城県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)
 市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは21ヵ所(さ
らにサテライトが1ヵ所)となっています。募集はいずれも市町村
内(あるいは「通える範囲」)としています。

詳しくは下記HPおよびツイッターをご覧ください。
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/
http://twitter.com/ibashakyo

┏━━━━━━━━━━┓
 千葉県(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━┛

 千葉県災害ボランティアセンター(千葉県災害ボランティアセン
ター連絡会、3月16日開設)詳しくは下記HPをご覧ください。
 http://chiba-saigai-vc.info/

 現在、次の3市で災害ボランティアセンターが設置されています。
〔浦安市災害ボランティアセンター(3月12日開設)〕
 募集していますが、状況により受付を早く終了することもあるの
で、下記HPでご確認ください。
 なお、3月22日(火)は、雨のため、募集するボランティアの人
数を、浦安新近隣の方を対象に、300人程度で締め切るとのことで
す。

 http://urayasu-shakyo.sakura.ne.jp/modules/bulletin/


〔旭市災害ボランティアセンター(3月16日開設)〕
 募集は、「日帰りができること、県内在住者に限る」としていま
す。
※一部、チェーンメール、ツイッター、掲示板等で情報が錯綜して
 いる様子ですが、旭市及び旭市社会福祉協議会のホームページが
正式情報です。ご注意下さい。
 3月22日(火)は、雨のため活動は中止となりました。
 25日(金)までは県内の方の協力をお願いしています。
 26日(土)以降は、香取・海匝地域在住の方にお願いすることと
しています。

 下記HPでご確認ください。
 http://www5.plala.or.jp/asahishi-syakyo/saigaiborannvorasen.html

〔我孫子市災害ボランティアセンター(3月14日再開設)〕
 募集は市内在住の方としていましたが、145名の登録があり、現
在活動するための人数が確保できたため、3月21日で新規登録受付
は休止されています。
 下記HPでご確認ください。
 http://boranshika-blog.sblo.jp/


┏━━━━━━━━━━━━┓
 長野県栄村(3月22日現在)
┗━━━━━━━━━━━━┛

 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営さ
れています。
 インターネットからボランティアの事前登録をお願いしています。
下記HPをご覧ください。
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

---
なお、刻々と状況は変化します。最新情報はWebサイトも参考
にしてください。


■ 2 全国社会福祉協議会からのお知らせ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置
(3月12日)しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置(3月12日)して
います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会福祉協議会による職員派遣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 被災地における情報把握及び災害ボランティアセンターの運営支
援を行うため全国の社協職員の派遣が3月17日より、始まり、現在
(3月22日時点)76人が派遣されています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の職
員が、5日単位で、現地に入るもので、全国を6ブロックに分け、
2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を行う
ものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの訪問から、実際
の駐在に移りつつあり、各センターの立ち上げ支援、運営支援を行
っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
生活支援、ボランティア関係情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔生活福祉資金〕
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した世
帯に対する緊急小口資金の特例貸付を実施する予定です。
 対象は、災害救助法の適用となった地域及び被災したため
特例措置が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所
があり、当座の生活費が必要な世帯。
 貸付金額は、原則10万円以内。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については、
今後、準備が整い次第、該当する都道府県社会福祉協議会から情報
提供される予定です。該当県における受付開始時期等の詳細は追っ
て情報提供します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関連団体の取り組み
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔中央共同募金会〕
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、岩手県社
協へ6名、宮城県社協へ3名、福島県社協へ5名スタッフを派遣し、
状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援(コーデ
ィネート、活動物資の調達等を行っています。

---
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、
社会福祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織
です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)

 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、
資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。



■ 3 各地の支援状況
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 現地からの活動報告は、全体像をつかむにはいたっていませんが、
レポートが届くようになっています。そのいくつかを紹介します。

【宮城県気仙沼市】
 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、気仙沼市
で活動しています。
 「東日本大震災 ニュースリリース vol.5」では、次のようなレ
ポートがありました。

 SVAは、気仙沼市の社会福祉協議会の職員と一緒に25カ所の避難
所を回りました。
 物資が届いていない避難所では住民が自分の家に残っていた食料
を出し合い、食いつないでいますが、そろそろ食料も底を尽きる状
態です。
 本日、炊き出しを行い温かい食事を用意する予定です。

■物資が届かない場所
 避難所となっているのは学校や公民館だけではありません。
 津波で家族を亡くした人が集まり避難生活を送っている寺院もあ
ります。
 昨日、避難所となっている岩手県の寺院に毛布、タオルなどを配
布しました。
今後も物資が届かない場所に配布できるようにトラックの手配など
を行っています。

■気仙沼市社会福祉協議会(社協)の職員
 SVAは社協の職員と一緒に避難所を回っています。
 社協の職員も自分自身が被災者です。
 津波で家が壊滅状態の中、気仙沼の復興のためにと、連日連夜被
災地を回っています。
 現地の関係者の思いを受け止め、一緒に行動することで、現地に
根ざした活動を行っていきます。

写真↓
http://sva.or.jp/eru/images/20110321-1.jpg
http://sva.or.jp/eru/images/20110321-2.jpg

なお、SVAでも緊急救援募金を実施しています。
http://sva.or.jp/donate-t/

【宮城県岩沼市】
 宮城県の岩沼市災害ボランティアセンターでは、市内で断水が続
いていることから、自宅生活をしている被災者から、水を届けて欲
しいとのニーズがあったため、社協職員が民生委員の協力を得て、
配水が必要な要援護者等のニーズを把握し、22人の中学生ボランテ
ィアが配水活動を行いました。


■ 4 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 被災地の状況が報道されるに従い、支援を希望する動きが高まっ
ていますが、現地ではまだボランティアの受け入れ準備が十分にす
すんでいない状況です。そこで、特に次の4点に注意していただき
たいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、詳報をお待ちください

 多くの被災地では被害状況等の情報収集を行っています。
沿岸部を中心に被害の大きかった地域では、外部からは災害対応に
詳しい組織に限って救援活動が行われています。
その他の人々は、今なお現地に入れない状態がつづいています。
 その他の地域も、一部地域を除いて、被害の状況把握やボランテ
ィアニーズの把握を急いでいる段階で、災害対応の経験のある組織
以外はボランティア活動の基盤が整っていない状況にあります。

 今後、被害の状況把握とボランティア受け入れの態勢が整い次第、
全国的な支援の呼びかけを行う予定です。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。でき
る限り、HPで情報を確認いただくようお願いします。


2.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや物品
の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、被災地に
大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は受け付
けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付するルー
トが確立されてきていますので、都道府県のホームページで詳細を
ご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金の形を取るなどの
ご配慮をお願いします。


3.災害時のボランティア活動について
 災害救援ボランティア活動には大きな期待が寄せられますが、
一方でボランティア活動が被災地の人々や他のボランティアの負担
や迷惑にならないよう、ボランティア一人ひとりが自分自身の行動
と安全に責任を持つ必要があります。

災害救援ボランティア活動に参加する際の基本的な
注意事項はこちら。
http://www.shakyo.or.jp/saigai/katudou.html

災害ボランティア活動の多様な支援活動を受け入れる
地域の「受援力」を高めるために(内閣府 防災担当)
http://www.bousai-vol.go.jp/juenryoku/juenryoku.pdf


4.ボランティア保険の加入について
 ボランティア保険は、出発地の社会福祉協議会で
加入いただきますようお願いいたします。
 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも
軽減させるため、ご理解とご協力をお願いいたします。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【訂正版】平成22年度災害V情報第48号(東北地方太平洋沖地震第7報)2011.03.21

2011年03月21日 15時51分21秒 | H23.3.11 東日本大震災
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年度 被災地支援・災害ボランティア情報(48号)

 東北地方太平洋沖地震(第7報)【訂正版】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
           平成23年3月21日(月)15時50分発行
           全国社会福祉協議会 地域福祉部
           全国ボランティア・市民活動振興センター
           http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
===========================================================

 本会で把握した、東北地方太平洋沖地震、長野県北部の地震の
被災者のための支援活動や社会福祉関係の状況等をお知らせいた
します。

 データ量が多くなってきたことから、
HPをご参照いただけるものについては、省略をしています。
ご了承ください。

■ 1 被災地ボランティア・NPOの活動情報
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 3月21日現在、被災地の災害ボランティアセンターの設置準備が
すすんでいます
が、現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、
燃料・物資不足等により、実際に開設し、ボランティアの方がたを
受け入れる状況に至っていないところが大半です。
 環境が整った一部の地域においては、ボランティアセンターの
開設が始まりました。
 しかし、そこに活動希望の方が多く集まりすぎたというような
事例や、被災の程度がそれほどではないため、市町村内で十分に
対応できる、他の地域を支援していただきたいとしているところも
あります。
 したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで
十分に確かめていただくことが必要です。
 また、現在、ガソリン不足が深刻となっており、公共交通機関の
回復も充分に進んでいません。現地に行くまでの交通手段や
現地での食料や宿泊場所等はご自分で確保することが必要です。
 まずは、義援金などの遠隔地からでも可能な支援も
ご検討ください。

 開設されているボランティアセンターと、一部聞き取りの情報は
以下の通りです。

┏━━━━━━━━━━┓
 青森県(3月21日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 ※昨日と情報は変わっていません。
青森県福祉救援ボランティア活動本部(青森県社協、3月12日開設)
 八戸市災害ボランティアセンター(八戸市社協、3月14日開設)
 三沢市災害ボランティアセンター(三沢市社協、3月14日開設)

 募集対象は、いずれも市内在住の方となっています。
八戸市については、
ボランティアの募集を一時休止していましたが、
支援依頼が増えてきたことから、休止していた
ボランティアの募集を3月21日(月)より再開しました。

県センターHPはこちら⇒
http://www.aosyakyo.or.jp/00_new_joho/new_joho/20110316/saigaishien.pdf
┏━━━━━━━━━━┓
 岩手県(3月21日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
岩手県災害ボランティアセンター(岩手県社協、3月11日開設)

 新たに、下記の8ヵ所に災害ボランティアセンターが
設置されました。
 宮古市社協、大船渡市社協、花巻市社協、遠野市社協、
釜石市社協では、募集対象は、現時点では、市内在住の方と
なっています。
 陸前高田市社協、奥州市社協、住田町社協では、
現在はボランティアの募集を行っていません。
  
県センターHPはこちら⇒http://www.iwate-shakyo.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 宮城県(3月20日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 宮城県災害ボランティアセンター(宮城県社協、3月15日開設)

 市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは17ヵ所と
なっていますが(仙台市を除く)、なお、受入準備中のところが
多い状況で、ボランティアの募集を行っているところは、
9ヵ所です。募集は「できれば自転車で来ることが可能な方」
「町内限定」としているところがありますのでHPや電話で確かめて
ください。
県センターHPはこちら⇒http://www.msv3151.net/index.html

┏━━━━━━━━━━┓
 仙台市(3月20日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 仙台市災害ボランティアセンター(仙台市社協、3月14日開設)
 現地センターが宮城野区、若林区に加えて、青葉区、太白区が
新たに設置されました。
 現在、ボランティアの募集が行われていますが、次のような案内
となっています。
ご確認ください。
「現在のところ、人命救助、ライフラインの復旧が最優先に
進められ、避難所支援
がボランティア活動の中心になっていること、及び受入体制が
整っていないことか
ら、ボランティアの募集は市内在住の方のみに限定いたしますので
ご了承ください
。市外、県外のボランティア活動をしていただける方については、
今後の復旧
状況により大勢のボランティアの協力が必要になることが
想定されます。市外・県外からのボランティア参加については、
今後呼びかけさせていただく予定ですのでご了承願います。」
とご案内しています。
市社協HPはこちら⇒
http://www.shakyo-sendai.or.jp/

┏━━━━━━━━━━┓
 福島県(3月21日現在)
┗━━━━━━━━━━┛
 福島県災害救援ボランティア本部(福島県社協、3月11日開設)

 猪苗代町社協、玉川村社協が新たに災害ボランティアセンターを
設置し、市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは
20ヵ所となっています。募集はいずれも市町村内
(あるいは「通える範囲」)としています。
県センターHPはこちら⇒
http://ameblo.jp/pref-f-svc/

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 茨城県(3月21日現在)
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 茨城県災害ボランティア支援本部(茨城県社協、3月12日開設)
市町村段階の災害ボランティアセンターの立ち上げは19ヵ所
(さらにサテライトが1ヵ所)となっています。募集はいずれも
市町村内(あるいは「通える範囲」)としています。
詳しくは下記HPおよびツイッターをご覧ください。
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/

http://twitter.com/ibashakyo

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 千葉県(3月21日現在)
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 千葉県災害ボランティアセンター
(千葉県災害ボランティアセンター連絡会、3月16日開設)
詳しくは下記HPをご覧ください。
http://chiba-saigai-vc.info/

 現在、次の3市で災害ボランティアセンターが設置されています。
〔浦安市災害ボランティアセンター(3月12日開設)〕
募集していますが、状況により受付を早く終了することもあるので
、下記HPでご確認ください。
なお、3月21日(月)は、雨であるため、
活動を中止するとのことです。

http://urayasu-shakyo.sakura.ne.jp/modules/bulletin/

〔旭市災害ボランティアセンター(3月16日開設)〕
 募集は、「日帰りができること、県内在住者に限る」
としています。
なお、3月21日(月)は、雨であるため、活動を中止するとのこと
です。
※一部、チェーンメール、ツイッター、掲示板等で情報が
錯綜している様子ですが、旭市及び旭市社会福祉協議会の
ホームページが正式情報です。ご注意下さい。
 下記HPでご確認ください。
 http://www5.plala.or.jp/asahishi-syakyo/saigaiborannvorasen.html

〔我孫子市災害ボランティアセンター(3月14日再開開設)〕
 募集は市内在住の方としています。
 現時点では、ボランティアの登録者が十分であるため、
登録は休止しています。
 下記HPでご確認ください。
 http://boranshika-blog.sblo.jp/


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 長野県栄村(3月21日現在)
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 栄村復興支援機構「結い」が3月18日発足しました。
 栄村、(社福)栄村社会福祉協議会、(特活)雪の都GO雪共和国、
(特活)栄村ネットワーク、(社)みゆき野青年会議所等により運営
されています。
 インターネットからボランティアの事前登録を
お願いしています。下記HPをご覧ください。
http://kaigo.nsyakyo.or.jp/sakae/

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なお、刻々と状況は変化します。最新情報はWebサイトも参考
にしてください。



■ 2 全国社会福祉協議会からのお知らせ
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本会に東北地方太平洋沖地震福祉対策本部を設置
(3月12日)しています。
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被災地情報、災害ボランティアや支援募金呼びかけ等について、
本会ホームページ、本ニュースにより広報します。

詳しくはこちら
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html


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社会福祉協議会による職員派遣
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 被災地における情報把握及び災害ボランティアセンターの
運営支援を行うため全国の社協職員の派遣が3月17日より、始まり、
現在(3月21日時点)52人が派遣されています。
 この派遣は、全国の都道府県・指定都市社協、市区町村社協の
職員が、5日単位で、現地に入るもので、全国を6ブロックに分け
、2ブロック単位で、岩手県、宮城県、福島県を担当して支援を
行うものです。
 現在、市町村社協の災害ボランティアセンターの訪問から、
実際の駐在に移りつつあり、各センターの立ち上げ支援、
運営支援を行っています。


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生活支援、ボランティア関係情報
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〔生活福祉資金〕
 生活福祉資金貸付において、今般発生した地震により被災した
世帯に対する緊急小口資金の特例貸付を実施する予定です。
 対象は、災害救助法の適用となった地域及び被災したため
特例措置が必要な地域として各都道府県知事が設定した地域に住所
があり、当座の生活費が必要な世帯。
 貸付金額は、原則10万円以内。
 具体的な対象自治体(市町村)や申し込み方法等については、
今後、準備が整い
次第、該当する都道府県社会福祉協議会から情報提供される
予定です。該当県における受付開始時期等の詳細は追って情報提供
します。


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関連団体の取り組み
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〔中央共同募金会〕
 中央共同募金会は、地震災害におけるボランティア・NPO
活動支援のための募金を募集しています。

 期間:平成23年3月15日~平成25年3月31日

詳細はこちら
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/

〔災害ボランティア活動支援プロジェクト会議〕
 災害支援ボランティア活動支援プロジェクト会議では、
岩手県社協へ7名、宮城県社協へ5名、福島県社協へ2名スタッフを
派遣し、状況把握及び被災地災害ボランティアセンターの運営支援
を行っています。

ーーー
 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議とは、企業、
社会福祉協議会、NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織
です。
(2004年に発生した新潟中越地震の後、復興活動への助成や活動の
検証調査を行うため2005年1月に中央共同募金会に設置)

 災害ボランティア活動の環境整備をめざしており、人材、
資源・物資、資金を有効に活用するため、現地支援を行います。




■ 3 各地の支援状況
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 さいたまスーパーアリーナでは、福島県からの避難住民を
受け入れています。
 埼玉県社協などが中心となって、支援を行っています。
ボランティアの公募は行っていませんが、マスコミの報道等により
、数多くのボランティアが支援に加わっています
(物資も受付を行っていません)(3月21日現在)。

 なお、さいたまスーパーアリーナでの避難所設置は
3月末日までで、今後、他の場所に移ることとなっています。 
詳しくはこちらのHPへ⇒
http://www.fukushi-saitama.or.jp/saitama03/volunteer/exec/item/browse/36/480/




■ 4 ボランティアや支援活動を考えている方へのメッセージ
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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 ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
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 被災地の状況が報道されるに従い、支援を希望する動きが高まっ
ていますが、現地ではまだボランティアの受け入れ準備が十分にす
すんでいない状況です。そこで、特に次の4点に注意していただき
たいと思います。

1.被災地へのボランティアについては、詳報をお待ちください

 多くの被災地では被害状況等の情報収集を行っています。
沿岸部を中心に被害の大きかった地域では、外部からは災害対応に
詳しい組織に限って救援活動が行われています。
その他の人々は、今なお現地に入れない状態がつづいています。
 その他の地域も、一部地域を除いて、被害の状況把握や
ボランティアニーズの把握を急いでいる段階で、災害対応の経験の
ある組織以外はボランティア活動の基盤が整っていない状況に
あります。

 今後、被害の状況把握とボランティア受け入れの態勢が整い次第、
全国的な支援の呼びかけを行う予定です。
 ボランティア募集等に関する新しい情報は随時発信します。でき
る限り、HPで情報を確認いただくようお願いします。


2.支援物資の送付は都道府県等を通じてお願いします。

 被災地に、個人から多くの物資が送られますと、量の多さや
物品の仕分けの困難さ等でせっかくの善意の物資がかえって、
被災地に大きな負担がかかることになる恐れがあります。
 そのため、現在、被災地では個人の方からの直接の送付は
受け付けていない状況です。
 物資については、都道府県が取りまとめて被災地に送付する
ルートが確立されてきていますので、都道府県のホームページで
詳細をご確認ください。
 また、社会福祉法人、NPO法人でまとめて送る動きもあります
のでそこへの参加も考えられます。 

 義援金や災害ボランティア活動の資金への募金の形を取るなどの
ご配慮をお願いします。


3.災害時のボランティア活動について
 災害救援ボランティア活動には大きな期待が寄せられますが、
一方でボランティア活動が被災地の人々や他のボランティアの負担
や迷惑にならないよう、ボランティア一人ひとりが自分自身の行動
と安全に責任を持つ必要があります。

災害救援ボランティア活動に参加する際の基本的な
注意事項はこちら。
http://www.shakyo.or.jp/saigai/katudou.html

災害ボランティア活動の多様な支援活動を受け入れる
地域の「受援力」を高めるために(内閣府 防災担当)
http://www.bousai-vol.go.jp/juenryoku/juenryoku.pdf


4.ボランティア保険の加入について
 ボランティア保険は、出発地の社会福祉協議会で
加入いただきますようお願いいたします。
 災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも
軽減させるため、ご理解とご協力をお願いいたします。



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社会福祉法人 全国社会福祉協議会
地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センター
電話 03-3581-4655/4656
E-mail vc00000@shakyo.or.jp
災害情報専用HP:http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
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