全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

広島県呉市・江田島市の断水災害について

2006年08月31日 13時35分37秒 | 過去の災害情報
 8月25日(金)12時30分頃から、岩盤等の崩落が原因と見られる送水トンネル閉鎖により、広島県呉市、江田島市及び安芸灘諸島への水道用水及び呉地区への工業用水の送水がストップしています。
 現在のところ復旧には3週間程度を要することが見込まれています。

呉市

呉市社協等が「くれ災害ボランティアセンター」を設置

 呉市社会福祉協議会のボランティアセンターでは、断水後ニーズ把握とボランティアによる生活支援活動の連絡調整を行ってきました。
 8月29日(火)13:30に呉市社協等15の団体による「くれ災害ボランティアセンター」が設置されました。
 ボランティアを県内外から募集しています。
→ボランティアを希望する場合は,次の現地ボランティアセンターへ必ず状況を確認してください。
〔9月1日(金)に市域全域で復旧作業が完了予定。(呉市水道局発表)〕


■くれ災害ボランティアセンター(公式ブログ:http://mobileteam-r.org/kure/
設置場所:呉市役所本庁舎1階ロビー(呉市中央4-1-6)
       ℡0823-25-3486(ボランティア受付専用)
活動内容:主に高齢者・障害者等を対象とした飲料水等の戸別配布


江田島市

 江田島市社協「えがおえだじま応援センター」では、ニーズ把握と市内のボランティアを中心に支援活動の連絡調整にあたっています。
 ボランティアの募集は、現在市内のみです。
 主に飲料水等の配布や取水に等について支援活動を行っています。

◆支援物資募集
 飲料水が不足しているため,市販飲料水(ペットボトル2リットル)の支援を呼びかけています。(保存性,衛生面を考慮し市販のものに限定)
 搬入場所・・・江田島市スポーツセンター(旧のうみスポーツセンター)
 江田島市能美町中町3699-2
 搬入受付時間・・・午前9時から午後6時まで(9/4(月)まで)
 受付窓口・・・江田島市財政課 0823-40-2761


広島県社協

 広島県社協は、8月28日(月)に職員1人を江田島市社協ボランティアセンターへ派遣し,状況把握とその対応について確認しました。今後も呉市社協及び江田島市社協と連携し、状況把握・ボランティア等による生活支援活動等の連絡調整を行っています。
 詳細は広島県社協のホームページ(きんさいネット)をご覧ください。 

きんさいネット(災害時生活支援活動情報) http://www.kinsainet.jp/_saigai/

福祉救援・災害ボランティア情報(第26号)

2006年08月09日 16時23分27秒 | 過去の災害情報
鹿児島県

鹿児島県社協内に設置されていました「県社協救援対策本部」は、被災地におけるボランティア等による対応がおおむね終了したため、8月8日をもって解散しました。
なお、生活福祉資金の貸付業務等の福祉救援活動については、引き続き実施しています。

「鹿児島県社協HP」 http://www.kaken-shakyo.jp/


長野県

○岡谷市災害ボランティアセンター
 岡谷市災害ボランティアセンターは、ニーズが収束してきたことから、本日(8月9日)で活動を終了します。
 その後は岡谷市社協ボランティアセンターにおいて地元ボランティアを中心に対応をします。

「岡谷市社協HP」 http://www.okaya-shakyo.or.jp/saigaisenta.htm

福祉救援・災害ボランティア情報(第25号)

2006年08月08日 11時08分12秒 | 過去の災害情報
長野県

○岡谷市災害ボランティアセンター
 岡谷市の災害ボランティアセンターにおけるボランティア募集期間は8月9日(水)作業分までとします。
  10日以降についての詳細は、決まり次第岡谷市社協ホームページにて案内の予定です。
「岡谷市社協HP」 http://www.okaya-shakyo.or.jp/saigaisenta.htm


被災地へのお見舞い品について

 企業・NPO・社会福祉協議会・共同募金会等の民間組織が協働で設置している「災害ボランティア・市民活動支援に関する検証プロジェクト会議」では、長野及び鹿児島の災害に際し、被災者への生活支援としてお見舞い品(名称:うるうるパック)の提供を実施しました。
 各企業から提供されたタオル、マスク、石鹸、うがい薬、ハンドクリーム、ディスポ手袋、ウェットテッシュ、粉末スープ、菓子等を各戸に配付できるようにパック詰めにし、各災害ボランティアセンター(あるいは社会福祉協議会)に送付する作業は、会議のメンバーであるNPO法人レスキューストックヤード(名古屋)が中心となり、多くのボランティアの手で行われました。
 約5000個のお見舞い品パックは、地元の社会福祉協議会が被災者への生活支援として実施するサロンや集いなどでの配付、見守り訪問活動や安否確認等の際の配付などにより、被災者に手渡される予定です。

福祉救援・災害ボランティア情報 第24号(8/4)

2006年08月04日 13時50分20秒 | 過去の災害情報
鹿児島県

○さつま町 「さつま町災害ボランティアセンター」を解散
 さつま町災害ボランティアセンターは,8月2日(水)17:00までの活動をもって終了し解散することになりました。さつま町社会福祉協議会では,解散後の対応として,行政と連携を図りながら被災者からのご相談を受付けることにしています。
○出水市 「出水市豪雨災害ボランティアセンター」を解散
 出水市豪雨災害ボランティアセンターは,8月2日(水)17:00までの活動をもって終了し解散することになりました。出水市社会福祉協議会では,解散後の対応として,行政と連携を図りながら出水市社会福祉協議会で対応いたします。
○大口市 「大口市災害ボランティアセンター」を解散
 大口市災害ボランティアセンターは,8月4日(金)12:00をもってボランティア受付を修了し、解散いたしました。大口市社会福祉協議会では、解散後の対応として、行政と連携を図りながら相談等を受け付けることにしています。
○薩摩川内市 「薩摩川内市災害ボランティアセンター」の解散について
 薩摩川内市災害ボランティアセンターは,8月4日(金)16:00をもってボランティア受付を終了し、解散することになりました。薩摩川内市社会福祉協議会では、解散後の対応として、行政と連携を図りながら対応していく予定です。  

【8/3までのボランティアの活動実績/鹿児島県社協救援対策本部調べ】
出水市    7/24~8/2(8/2で解散)   3,502人 
大口市    7/26~8/3            508人 
さつま町   7/24~8/2(8/2で解散)   2,611人 
薩摩川内市 7/25~8/3            320人 
湧水町    7/25~7/31(7/31で解散) 1,437人 
菱刈町    7/27~8/1(8/1で解散)    137人


長野県

 8月3日現在、長野県内の被災地で活動したボランティア数は、延べ6,233人となりました。(長野県災害ボランティアセンター集計)
 現在、災害ボランティアセンターとしては岡谷市のみが継続して活動していますが、他の市町村では、社会福祉協議会の通常のボランティアセンターが対応しています。
○岡谷市災害ボランティアセンター
 今週末の8月5日(土)・6日(日)については、ニーズに対してボランティアがほぼ充足状態ですので、新たなボランティア募集はしていません。
 8月7日(月)以降については、今後の状況により岡谷市災害ボランティアセンターのホームページでお知らせいたします。
 http://www.okaya-shakyo.or.jp/saigaisenta.htm

福祉救援・災害ボランティア情報(第23号)

2006年08月02日 17時35分17秒 | 過去の災害情報
鹿児島県

○薩摩川内市災害ボランティアセンター   
 樋脇支部については、7月31日(月)をもって閉鎖し、同地区については、今後、薩摩川内市災害ボランティアセンター本部にて対応します。  
 東郷支部については、当面、同地における活動を継続します。
○菱刈町豪雨災害ボランティアセンター  
 8月1日(火)12:00をもって解散しました。  
 今後は菱刈町社協にて対応します。
○湧水町豪雨災害ボランティアセンター
 7月31日(月)17:00をもって解散しました。
 今後は湧水町社協にて対応します。
○さつま町災害ボランティアセンター  
 8月2日(水)17:00をもって解散することになりました。     
 さつま町社協では、行政との連携をはかりながら、今後も被災者からのご相談を受けつけます。 各地とも、多くのボランティアに支えられて活動をできたことを感謝するコメントをだしています。

長野県

 長野県内では、7月19日(水)より、長野県災害ボランティアセンターを立ち上げ、また、被災各地にも災害ボランティアセンターが設置され、被災者支援を行ってきました。それらの被災各地では、岡谷市をのぞき、ボランティア・ニーズがほぼ収束したため、諏訪市・下諏訪町・辰野町・箕輪町の災害ボランティアセンターにおける活動を終了しました。
 県内外から延べ5,000人を超えるボランティアや、団体・企業の方々に支援をいただいたこと(8月1日現在)に、関係者一同よりの感謝が表明されています。

 【8/1までの活動実績/長野県災害ボランティアセンター集計(人数)】
岡 谷 市 7/22~8/1                 2,682
諏 訪 市 7/21~28 ※28日(金)で活動終了    1,265
下諏訪町 7/22~30 ※30日(日)で活動終了    173
辰 野 町 7/23~31 ※31日(月)で活動終了    183
箕 輪 町 7/23~31 ※31日(月)で活動終了    902
合  計 -                       5,205

○ 岡谷市災害ボランティアセンター
 岡谷市では、最後まで避難勧告が解けなかった地区について勧告解除になり、岡谷市災害ボランティアセンターでは、現地地区内にある小学校にボランティアセンターのサテライト基地を設置、住民の方からの相談に応じたり、地域のニーズ調査を実施するとともに、ボランティアによる支援活動が始まっています。
 ただし、現地では危険地域も多く残されていることから、大勢のボランティアが一斉に入れる状態ではありません。活動を考慮されている方は、必ず、事前に災害ボランティアセンターに状況を確認してからにしてください。

●ボランティア受付専用電話  080-6938-8570  080-6938-8573

* 災害ボランティア活動支援資金へのご協力のお願い災害ボランティア活動を支えるための運営資金が不足しているため、岡谷市災害ボランティアセンターセンターでは、寄付のお申し出などに関するお問い合わせを以下の番号にて受けつけています。
寄付にかかる問い合わせ先  電話:0266-24-8146 FAX : 0266-24-8147

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大雨災害にかかる災害救助法の適用
〔7/22適用〕鹿児島県:大口市、出水市、薩摩川内市、薩摩郡さつま町、伊佐郡菱刈町、姶良郡湧水町      
宮崎県:えびの市
〔7/19適用〕長野県:諏訪市、諏訪郡下諏訪町、岡谷市

福祉救援・災害ボランティア情報(第22号)

2006年08月01日 10時05分55秒 | 過去の災害情報
長野県の状況

○ 岡谷市災害救援ボランティアセンター

 一部地域の避難勧告解除/まだ多数のボランティアによる活動はできません。
 7月29日(土)、30日(日)には、ボランティアが1日につき約400人入り、立ち入り禁止地区以外の場所にて、ニーズ調査、土砂の片付けや家屋内清掃、専門家による重機による対応などがなされました。

 避難勧告の解除が徐々に行われていますが、解除地域においても、多数のボランティアが入れる状況ではないため、状況をみながら、できること、手順などを確認しながら活動を続けています。

 関東ブロックと県・指定都市社協災害時相互支援協定により、7月27日より、関東都県・指定都市社協より災害ボランティアセンター運営支援スタッフとして、7月31日までは、8人が派遣され、7月31日からは4名が入ります。また、長野県内市町村社協からも、運営支援スタッフが派遣されています。そのほか、多数の県社協関係者、県内社協関係者が支援活動に携わっており、社協のネットワークにより、災害ボランティアセンターにおける被災者支援活動が支えられています

○ 諏訪市災害ボランティアセンター
 諏訪市災害ボランティアセンターは7月28日(金)をもって閉鎖し、現在は、諏訪市ボランティアセンターにおいて、必要に応じて対応を行っています。

○下諏訪町災害救援ボランティアセンター
 下諏訪町災害救援ボランティアセンターは7月30日(日)をもって、活動を終了しました。

○箕輪町災害救援ボランティアセンター
 支援ニーズが収束しているため、センターの設置場所を「ニューライフカタクラ箕輪店」跡地から、箕輪町社会福祉総合センター(箕輪町中箕輪8450-1 箕輪町社協内 電話:090-4011-6157)に移設しました。

○辰野町災害ボランティアセンター
 辰野町災害ボランティアセンターは、継続していますが、新たな支援要望は発生しておらず、ボランティアの募集も行っていません。


ボランティアの活動状況(31日○時現在/延べ人数累計)

市町村 活動日 活動人員(人)

岡谷市 7/22~30 2,068
諏訪市 7/21~28 1,265
下諏訪町 7/22~30 173
辰野町 7/23~30 183
箕輪町 7/23~30 882
合 計 4,571


島根県の状況

○出雲市災害ボランティアセンター

 出雲市災害ボランティアセンターは、ニーズへの対応がほぼ収束したため、7月30日をもって閉所しました。センター開設期間中、のべ1,390名のボランティアが活動を行いました。今後、新たな支援要請が発生した場合には、市社協あるいは、市総合ボランティアセンターにおいて対応します。

 出雲市災害ボランティアセンターの運営は、行政・社協・総合ボランティアセンターの協働により実施されましたが、県社協からも応援スタッフが入り、また、全社協ならびに中央共同募金会で実施している災害ボランティアセンター研修や検証プロジェクトにかかわるメンバー等のアドバイスを参考に、被災者本位・地元中心の精神に基づいて、センター運営支援を行いました。

○松江市災害ボランティアセンター

 松江市災害ボランティアセンターは7月31日も開所しましたが、新たなニーズはなく、市内の災害ボランティアのネットワークや企業のボランティアネットワーク、あるいは、地区社協のネットワークなどの支援をいただくことにより、対応ができています。