ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

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レトロゲーマーの未練その2『未来神話ジャーバス』

2019-02-08 21:18:58 | ゲーム系
先日の記事で今でも未練のあるファミコンゲームを5つほど取り上げましたが、まだまだ出てきそうなので、その第2回目をやっていこうと思います。

関連記事⇒レトロゲーマーの未練・・・


『未来神話ジャーバス』

どんなゲーム?

1987年6月30日にタイトーからファミリーコンピュータ用として発売されたアクションRPGです。本作はファミコンRPG初のバッテリーバックアップシステムにより容易にセーブができる仕様で、プレイヤーが長いパスワード入力から開放されたという点では当時とても画期的でした。

しかしながらゲーム内でアイテム探しや仲間集め、金策などを果てしなくこなすことになるので、”セーブ”のありがたみもどこかへ吹っ飛んでしまいます。それどころか、虎の子のセーブが逆に”詰み”を誘発させることにもなり多くのプレイヤーをガッカリさせたようです。

この他にもそもそも操作性がよくない、NPCとの会話に情報やストーリー性に乏しいこと、やたら広大なマップを探検しなければならない、などなどの理由から本作の評価は低くて、世間からは”クソゲー”と認知されているゲームです。

ストーリーは?

文明崩壊後の地球に帰還した宇宙飛行士の主人公が新世界の王になるために世界各地を巡り7人の暴君を退治する旅にでたというもの。

説明書には「かっての文明の形跡はどこにもないのだ。住人も違っている。 ハンバーガーも無い。そして、あの巨大都市ニューヨークもない!一体地球はどうなってしまったのだ。」と変わり果てた地球に帰還した主人公の愕然とした様子が書かれています。まぁ変わり果てた地球でもハンバーガーだけはなんとかなりそうですが・・・。

そんなこんなで主人公は世界を巡る旅に出かけるのでした。

未来神話ジャーヴァス 【 ファミコンソフト 0220 】


お借りしてきた動画ですが、画面比率がおかしいですね。ジャーバスだからこの比率というワケではありません。それにしてもジャーバスの動画って驚くほど少ないです。よっぽど需要がないんでしょうね。

動画を見てもらえばお分かりの通り、ゲームスタートしてなんの情報もないまま、いきなりフィールドに放置されます。見事なクソゲーあるあるです。

それから自キャラの動きが敵キャラに比べて遅く、攻撃のリーチが短い!敵を倒しても資金を得られず今後地道なバイトを強いられます。まさか、このゲームで子供たちに世の中の厳しさを教えようとしたのか?

まぁ、それはさておき。このゲームですが、RPGゲームに飢えていた高校生時代のワタクシは中古ショップにて格安(金額は覚えていません)で入手しました。ちなみに攻略本も一緒にです。

まだインターネットもなく『未来神話ジャーバス』はRPGであるという情報しか知らなかったためではありましたが、いくらRPGに飢えた高校生といえどもこの分かりにくく、操作のしづらい作業ゲーについていけず、攻略本もろともそっと押し入れに収納したのでした。

そんなジャーバスですが、先日の自室整理の時に久しぶりに無事対面いたしましたよ。「こんなゲームあったなぁ」と感慨ひとしお。

どんなゲームだったか思い出すためにネットの海を彷徨っていますと、うようよと犠牲者の数が・・・・。皆さん、痛い目にあって概ね同じ感想を述べていらっしゃいましたね~。

”このクソゲーが!!”って(笑)

まぁまぁわからんではないですね。確かに本作は間違いなくクソゲーですね。でもだからといってクリアできないゲームではなく、攻略情報を詳細に記載してあるページもそれなりに見かけました。

それに本作のゲームシステムを知ってみると少し似ているゲームが思い当たりました。

【Conan Outcasts】過酷すぎる0から始める追放者生活:01


ワタクシはこの『Conan Outcasts』ってゲームを遊んではいませんが、動画を見る限り、パンツ一丁で砂漠に投げだされて、生き残るために広大なマップで戦って、探索して、材料集めて必要なものを作って、人を雇うなんてまさに『未来神話ジャーバス』じゃないですか~。

たしかにクオリティは全く違いますが、ジャーバスのしたかったことって実はこういうことだったのかもしれないなぁと。だからもっと操作性やゲームバランスが練りこまれていたら、今の評価も変わっていたのかもしれませんね。

レトロゲームって意外にこういうのあるんじゃないでしょうか?ゲームのアイデアはいいのに容量が足りない、作りこみが甘いなどの理由で本来、開発者が目指したゲームにならなかったという。

ちなみにワタクシが思い当たるなかで一つ挙げるならば、ファミコンゲーム『スウィートホーム』ですね。

スウィートホーム(FC)プレイ(1)


『バイオハザード』の前身にもなったホラーRPGでジャーバスとは違い世間の評価も高いのですが、ワタクシは謎解きや恐怖演出は楽しんだもののRPGにしては戦闘シーンが単調で緊張感が薄いと思ってプレイしてました。

開発者もそれをわかっていたのか、『バイオハザード』ではアクションゲームにジャンルを変え、弾丸の数量制限などのため緊張感が圧倒的に増し、”サバイバルホラー”という新たなジャンルを作り上げました。

『バイオハザード』を見ていると『スウィートホーム』もこんな風に作りたかったんだろうなと邪推してしまいます。

このようにレトロゲームを紐解くと”今”のゲームが見えてくることもあるのでなかなか面白いですね~。そういう切り口で『未来神話ジャーバス』を見た時に”クソゲー”以外にも評価する言葉があったのではないかとも思えてくるのです。

そう思うと無性にジャーバスを遊びたくなってくるんですよね~。その証拠に攻略本もひっぱり出してしばらく熟読しちゃいましたからね。

未来神話ジャーバス
タイトー
タイトー


Amazonで中古を販売してますが、レビューが”クソゲー”だらけに・・・。確かにウッカリ手を出しても新たな犠牲者になる可能性が高いですからね~。

レトロフリーク (レトロゲーム互換機) メガブラック ギアコンバーターセット
サイバーガジェット
サイバーガジェット


ジャーバスは一つしかデータをセーブできないため進行不能に陥った状態でうっかりセーブしてしまうと詰んで最初からやり直しになるワケですが、レトロフリークなら複数セーブできるので、その失敗を回避できそうですね。

もしかしたらレトロフリーク使えば20数年来の雪辱が晴らせるかもしれないですね。やっぱりレトロフリークほしいな~。でも金がないんだよなぁ~。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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