
アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』をついに観てきました。この作品は森見登美彦さん原作の小説のアニメ化です。原作の方ですがほぼ未読の状態での鑑賞になりました。
それにしても、まさかこんなに感想の書きづらい映画とは思っていませんでしたよ。
演出・展開がすべてが唐突、突飛すぎるんですよ。それについての説明も全くしてくれないし、真面目に話が進まないから観客をどんどんおいてけぼりしていくこと請け合いです。
強引、ご都合主義、過剰なメタファー。ストーリーを描くことより面白い画作り優先。ワタクシも映画開始30分くらい「この映画はどう見たらいいのか?」とずっと考えながら観てました。というか最初はすごく難解な映画なのか?って思っていたんですよ。
でも全然わからないので、考えることを放棄したら、今度はだんだん面白くなってきました。つまり、考えちゃいけなかったんです。何も考えず、そこに映し出されるものを受け入れてしまうと、案外面白かったです。実はすごくバカバカしい(いい意味で)作品だったんです。
つきぬけた”バカバカしさ”はある種の清々しさが漂うもんですが、この映画もそんな映画でした。だからあえて”究極に清々しいバカ映画”と評しておきましょう。
でも決して万人向けではありませんし、賛否分かれると思うのでオススメするのも怖いんですよね。これから鑑賞する方への注意としては「とにかく何も考えるな!感じろ!」とだけ言っておきます。でも、このアドバイスがあてならなくても責任は一切負いませんので悪しからず。
『夜は短し歩けよ乙女』 告知映像#2キャスト発表
キャスティングはすごくよかったですね。特にパンツ総番長役のロバート秋山さんはすごく上手でした。劇中のミュージカルシーンも様になってましたし、今後も声の仕事で活躍してほしいですね。
アニメ『四畳半神話体系』と共通する登場人物は樋口以外は同じキャストだし、『四畳半神話体系』を観ておくと入りやすいのかな?
『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告
映像作品としてクオリティは間違いなくハイレベルでハイセンス。外国ではアートアニメ扱いされるかもしれません。劇中いろいろ無茶してくれますが、映像の力なくしては成立しなかったでしょうね。
少し真面目にこの作品を分析しておくと、ここ最近のアニメにおける”細かい設定や世界観、緻密な展開”を貴ぶ傾向に対するアンチテーゼも含まれているのかな?と思ったりもしました。
この作品を観ていると監督の「こまけぇこたぁいいんだよ!!」って声が聞こえてきそうです。さらに「おもしかったら、それでいいじゃん!細かい設定とか緻密な展開なんで必要ないんだよ。アニメなんだし」とかも言ってそう。
というかこの映画で一番面白がってるのは監督自身なんじゃないかとも思うのです。しかも本筋そっちのけで。
この作品は本筋である「黒髪の乙女と彼女に恋する先輩の恋路」を壮大な遠回りをさせて描いているのですが、監督は絶対本筋よりも遠回り(というより脱線に近い)を作っているときの方が楽しんでます。じゃなきゃ、あのおバカなミュージカルシーンにあんだけ力をいれるワケがないからです。
まぁワタクシとしては終盤、先輩の”自分会議”(自分の葛藤を映像化したもの、『すごいよ!!マサルさん』でいうところの”マサル会議”のこと)のシーンのバカバカしさも大好きなんですがね。
一緒に鑑賞した原作を読んでいる友人に「原作通りだったの?」と確認したところ「大筋は同じだけど・・・・」と口ごもってしまいました。原作を読んでいてもこの映画を上手く消化できていないようでした。
”究極に清々しいバカ”といえばワタクシの中ではアニメ『ミスター味っ子』なんかに似てる気もするのですがね・・・。
おもしろかったらポチっとなとお願い!

にほんブログ村
それにしても、まさかこんなに感想の書きづらい映画とは思っていませんでしたよ。
演出・展開がすべてが唐突、突飛すぎるんですよ。それについての説明も全くしてくれないし、真面目に話が進まないから観客をどんどんおいてけぼりしていくこと請け合いです。
強引、ご都合主義、過剰なメタファー。ストーリーを描くことより面白い画作り優先。ワタクシも映画開始30分くらい「この映画はどう見たらいいのか?」とずっと考えながら観てました。というか最初はすごく難解な映画なのか?って思っていたんですよ。
でも全然わからないので、考えることを放棄したら、今度はだんだん面白くなってきました。つまり、考えちゃいけなかったんです。何も考えず、そこに映し出されるものを受け入れてしまうと、案外面白かったです。実はすごくバカバカしい(いい意味で)作品だったんです。
つきぬけた”バカバカしさ”はある種の清々しさが漂うもんですが、この映画もそんな映画でした。だからあえて”究極に清々しいバカ映画”と評しておきましょう。
でも決して万人向けではありませんし、賛否分かれると思うのでオススメするのも怖いんですよね。これから鑑賞する方への注意としては「とにかく何も考えるな!感じろ!」とだけ言っておきます。でも、このアドバイスがあてならなくても責任は一切負いませんので悪しからず。
『夜は短し歩けよ乙女』 告知映像#2キャスト発表
キャスティングはすごくよかったですね。特にパンツ総番長役のロバート秋山さんはすごく上手でした。劇中のミュージカルシーンも様になってましたし、今後も声の仕事で活躍してほしいですね。
アニメ『四畳半神話体系』と共通する登場人物は樋口以外は同じキャストだし、『四畳半神話体系』を観ておくと入りやすいのかな?
『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告
映像作品としてクオリティは間違いなくハイレベルでハイセンス。外国ではアートアニメ扱いされるかもしれません。劇中いろいろ無茶してくれますが、映像の力なくしては成立しなかったでしょうね。
少し真面目にこの作品を分析しておくと、ここ最近のアニメにおける”細かい設定や世界観、緻密な展開”を貴ぶ傾向に対するアンチテーゼも含まれているのかな?と思ったりもしました。
この作品を観ていると監督の「こまけぇこたぁいいんだよ!!」って声が聞こえてきそうです。さらに「おもしかったら、それでいいじゃん!細かい設定とか緻密な展開なんで必要ないんだよ。アニメなんだし」とかも言ってそう。
というかこの映画で一番面白がってるのは監督自身なんじゃないかとも思うのです。しかも本筋そっちのけで。
この作品は本筋である「黒髪の乙女と彼女に恋する先輩の恋路」を壮大な遠回りをさせて描いているのですが、監督は絶対本筋よりも遠回り(というより脱線に近い)を作っているときの方が楽しんでます。じゃなきゃ、あのおバカなミュージカルシーンにあんだけ力をいれるワケがないからです。
まぁワタクシとしては終盤、先輩の”自分会議”(自分の葛藤を映像化したもの、『すごいよ!!マサルさん』でいうところの”マサル会議”のこと)のシーンのバカバカしさも大好きなんですがね。
![]() | 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) |
森見 登美彦 | |
角川グループパブリッシング |
一緒に鑑賞した原作を読んでいる友人に「原作通りだったの?」と確認したところ「大筋は同じだけど・・・・」と口ごもってしまいました。原作を読んでいてもこの映画を上手く消化できていないようでした。
”究極に清々しいバカ”といえばワタクシの中ではアニメ『ミスター味っ子』なんかに似てる気もするのですがね・・・。
おもしろかったらポチっとなとお願い!

にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます