
GWの前半ですね~。本当はこのままずっと休んでいたい!!!
それはさておき、今回はスカパー課題”アニメ”2018年5月号です。今回とりあげるのが全7話のOVAのため”映画”という文字を削りました・・・。今回はとりあえずご了承ください。
ではでは気をとりなおしていってみましょう!
『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』
本作をとりあげるまえにまず『機動警察パトレイバー』を簡単に説明すると、ちょうど30年前の1988年から展開されたヘッドギア原作による漫画、アニメ、小説、ゲームなどのメディアミックス作品群のことです。”メディアミックスの先駆的作品であり、現在もなお関連作品・グッズがリリースされ続けてる人気コンテンツです。
ちなみに2016年の『機動警察パトレイバーREBOOT』というショートアニメが最新作映像作品です。
作品の舞台は1988年から10年後の近未来である1998年からの数年間(2018年ではとっくに過ぎ去ってしまいましたが・・・)の日本の東京。物語は主に警察が保有する人型汎用ロボット”パトレイバー”とそれを運用する”警視庁特車二課第二小隊の面々”が大活躍(いい意味でも悪い意味でも)するというもの。
本シリーズに登場するロボット”レイバー”は人間の生活に密着する作業用のロボットのため、ある意味で”究極のリアルロボットアニメ”ともいえ、レイバー同士の格闘戦では殴った拳の方が壊れたり、すぐに腕がもげてしまったり、それまでのリアルロボットでも描いてこなかったロボット像は斬新でした。
それからOVA、アニメ、劇場版、漫画などで基本的な設定、登場人物は同じではあるものの、各作品においてストーリー展開や設定が異なるパラレルワールド的(ちなみにアーリーデイズと劇場版第一作目、テレビ版と新OVAなど同一時間軸上にある作品もある)な扱いになっているのでそれぞれ違う魅力があるのも大きな特徴ですね。
そして本作『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』こそが、栄えある”パトレイバー”シリーズの原点です。当初OVAで全6巻として企画されていましたが、後に7巻が追加され、全7話という構成になっています。1~6話までが押井守監督、7話がテレビ版も担当した吉永尚之監督です。
Patlabor Original OVA - Opening
1988年4月25日に第一巻(第1話収録)が発売されました。当初、”アーリーデイズ”はつかず、後にTV版の続編ストーリーである新OVAとの区別をつけるため便宜上”初期OVA”と言ってましたね。後にDVDで発売されるときに”アーリーデイズ”が正式に採用されたようです。
当時のOVAが1本あたり1万円くらいの高価なものだった中で4,800円という低価格化を実現するために、OVAなのにCMを取り入れたり斬新でした。
【CM】 機動警察パトレイバー カセットテープ 「AXIA PS-IIx」
残念ながらスカパーの放送ではこれはカットされるでしょうね~。今ではyoutube以外では観られないかもしれないですね。
各話あらすじ
第1話「第2小隊出動せよ!」
特車二課に高校卒業したての新米警官・泉野明が配属された。念願のパトレイバー操縦担当となり難事件に立ち向う!?
第2話「ロングショット」
時限装置式のロケットランチャーが市長を狙う。遊馬が解体するしかない!イチかバチかの大バクチ=ロングショット!
第3話「4億5千万年の罠」
東京湾に謎の巨大生物出現!レイバー隊VSマッドサイエンティスト・平田博士の生み出したモンスターの大決戦!?
第4話「Lの悲劇」
野明たちが富士の隊員養成学校で体験した不思議な出来事とは?少女の幽霊、闇を彷徨うレイバーの亡霊…!?
第5話「二課の一番長い日(前編)」
東北縦貫道でレイバー犯罪発生!恐るべきクーデター計画が日本を、そして特車隊をのみこもうとしていた…。
第6話「二課の一番長い日(後編)」
クーデター勃発!核を武器に日本支配を謀る反乱軍に、後藤隊長率いる特車二課は奇襲作戦をしかける。日本の運命は!?
第7話(最終話)「特車隊、北へ!」
国際レイバーショウに参考出展される軍用レイバーが盗まれた。意外な犯人の正体。その目的は一体…!?
あらすじはバンダイビジュアルの当作品のDVD紹介ページより引用
感想
基本は一話完結式で、前・後半で一つのストーリーの5・6話以外は全部テイストが違うように作っているのが特徴的ですね。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、新型パトレイバー・イングラムのパイロット泉野明(いずみ・のあ、婦警)を一応の主人公に据えてはいるものの、特車第二小隊の面々の群像劇っぽいです。コミカル、シリアス、ミステリー、パロディ、人情話と様々(ドタバタ)な話を作ってくれてます。
第1話「第2小隊出動せよ!」
登場人物の紹介とロボットの活躍を主眼においた無難な話。全体的にユルい雰囲気を纏わせて作品全体のノリを教えてくれます。
第2話「ロングショット」
新キャラの登場と爆弾解体というロボットとは関係ない生身の人間にクローズアップした話。
第3話「4億5千万年の罠」
あきらかにゴ○ラのパロディ。まぁおちゃらけてます。でも漫画版”廃棄物13号”や劇場版3作目の元になったであろう話。
第4話「Lの悲劇」
完全に”部活動もの”のノリなコミカルミステリー。『うる星やつら』か『究極超人あ~る』か・・・。
第5話「二課の一番長い日(前編)」
第6話「二課の一番長い日(後編)」
ザッツ・押井作品!クーデターに孤軍奮闘する特車二課と後藤隊長。あきらかに劇場版2作目の元ネタ。切れ者の後藤隊長にご注目。
第7話(最終話)「特車隊、北へ!」
このシリーズで特車二課第二小隊が一番まともに仕事をしてる話。監督が吉永さんなのでテレビ版に近い雰囲気。ロボットアクション&人情話。
ということで簡単にまとめてみました。まぁまとまりがないともいえるのですが、”パトレイバー”というコンテンツの可能性をシリーズ最初期にこれだけ広げてくれていたからこそ、今にも続くシリーズになったのかなぁ?とも思っています。
今回、観なおして思ったのですが、後のTV版や劇場版、漫画版でも本作のこれらの話を元ネタにしたり、ノリを継承したエピソードがあることを考えると本作の影響力は大きかったのだなと改めて感じました。
特に5・6話と劇場版2作目の類似性は見逃せないですね。どちらも自衛隊の反乱分子がクーデターを起こす話で後藤隊長が解決の中心人物っていう構造も全く同じ。平和ボケの日本人への警鐘というメッセージも一緒。もちろんどちらも押井監督作品ですからね。似てるのは当然とは思いますが、本作での手ごたえがあったればこその劇場版2作目だったのでしょうね~。
で、面白いのか?というと・・・・。この企画でとりあげておきながら書くことじゃないんですが、各話で好みが分かれそうですね。
ワタクシは3話ってあんまり・・・でしたね。なんかやっぱり古いなぁ~って思っちゃうんですよね。ゴ○ラはゴ○ラでも初代ですからね~。元ネタが古過ぎるっちゅうねん!ロボットも特に活躍しないし。
まぁ他のエピソードはロボットが活躍するのもあって結構好きですね。特に押井色の強い5・6話はお気に入りです。
武装勢力のクーデターを警察のロボットで鎮圧してしまおうという”ロボットアニメ”の設定をちゃんと使ってくれているのも嬉しいですし、なにより後藤隊長の活躍を描いているのも嬉しい。
特車二課第二小隊を束ねる後藤隊長は警視庁きっての切れ者でありながら上にそれを疎まれ特車二課に回された過去を持つ人物で、普段の劇中では何を考えているかわからない昼行灯的人物に描かれることが多いのですが、その後藤さんが本気になったときが異様にかっこよく、痛快。
その先駆けがこのエピソードというワケです。詳しくはぜひ本作をご覧になって確かめてほしいですね。ちなみに7話も後藤隊長らしいズルい解決の仕方しますので大好きです。
全7話観た後に「これから面白くなりそうなところなのに終わってしまった」感が強く残りますね。この流れで劇場版とかTV版が続々作られたのが納得ですね。
作画はOVAなので同時期のTVアニメに比べれば悪くない。でも劇場版と比べると手も足も出ないといったレベル。それから映像作品として目新しいものが見当たらず、全体的に古い印象が拭えないですね。
作画とは直接関係ないのですが、劇中に登場する小物も古いです。今となっては20年前の1998年を描いているのだから当然といえば当然ですが、携帯電話が登場しないとかそういう意地悪な視点で観るのも面白いかもですね。
キャスティングは押井監督だからか、『うる星やつら』に出演していたキャストが多く参加していますね。1988年ですでにベテランぞろいのキャスティングのためにすごく安定感があります。特に千葉繁さんの存在感はストーリーにあんまり絡まないのに大きいですね。千葉さんの演技を観るだけでも面白かったですね。
そうそう、若いころの子安武人さんがチョイ役で出てるのが初々しくてイイですね。
放送局:ファミリー劇場
5月1日(火)24:45~全7話一挙放送
パトレイバーっていろいろな話があるので感想が書きにくかったですね。エピソードや場面によっては古さを感じてしまう作品ですが、決してつまらない作品というワケではありません。ただボトムズとは違った方向性で一番の”リアルロボットもの”のため派手なドンパチができないという設定的な制約があるので、ロボットアクションより人間ドラマに比重が大きくなってしまうのです。
だからアーリーデイズでは”ロボットアニメ”というものにこだわらず作品を作ったのだと思います。その挑戦をぜひご覧になってほしいです。
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それはさておき、今回はスカパー課題”アニメ”2018年5月号です。今回とりあげるのが全7話のOVAのため”映画”という文字を削りました・・・。今回はとりあえずご了承ください。
ではでは気をとりなおしていってみましょう!
『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』
本作をとりあげるまえにまず『機動警察パトレイバー』を簡単に説明すると、ちょうど30年前の1988年から展開されたヘッドギア原作による漫画、アニメ、小説、ゲームなどのメディアミックス作品群のことです。”メディアミックスの先駆的作品であり、現在もなお関連作品・グッズがリリースされ続けてる人気コンテンツです。
ちなみに2016年の『機動警察パトレイバーREBOOT』というショートアニメが最新作映像作品です。
作品の舞台は1988年から10年後の近未来である1998年からの数年間(2018年ではとっくに過ぎ去ってしまいましたが・・・)の日本の東京。物語は主に警察が保有する人型汎用ロボット”パトレイバー”とそれを運用する”警視庁特車二課第二小隊の面々”が大活躍(いい意味でも悪い意味でも)するというもの。
本シリーズに登場するロボット”レイバー”は人間の生活に密着する作業用のロボットのため、ある意味で”究極のリアルロボットアニメ”ともいえ、レイバー同士の格闘戦では殴った拳の方が壊れたり、すぐに腕がもげてしまったり、それまでのリアルロボットでも描いてこなかったロボット像は斬新でした。
それからOVA、アニメ、劇場版、漫画などで基本的な設定、登場人物は同じではあるものの、各作品においてストーリー展開や設定が異なるパラレルワールド的(ちなみにアーリーデイズと劇場版第一作目、テレビ版と新OVAなど同一時間軸上にある作品もある)な扱いになっているのでそれぞれ違う魅力があるのも大きな特徴ですね。
そして本作『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』こそが、栄えある”パトレイバー”シリーズの原点です。当初OVAで全6巻として企画されていましたが、後に7巻が追加され、全7話という構成になっています。1~6話までが押井守監督、7話がテレビ版も担当した吉永尚之監督です。
Patlabor Original OVA - Opening
1988年4月25日に第一巻(第1話収録)が発売されました。当初、”アーリーデイズ”はつかず、後にTV版の続編ストーリーである新OVAとの区別をつけるため便宜上”初期OVA”と言ってましたね。後にDVDで発売されるときに”アーリーデイズ”が正式に採用されたようです。
当時のOVAが1本あたり1万円くらいの高価なものだった中で4,800円という低価格化を実現するために、OVAなのにCMを取り入れたり斬新でした。
【CM】 機動警察パトレイバー カセットテープ 「AXIA PS-IIx」
残念ながらスカパーの放送ではこれはカットされるでしょうね~。今ではyoutube以外では観られないかもしれないですね。
各話あらすじ
第1話「第2小隊出動せよ!」
特車二課に高校卒業したての新米警官・泉野明が配属された。念願のパトレイバー操縦担当となり難事件に立ち向う!?
第2話「ロングショット」
時限装置式のロケットランチャーが市長を狙う。遊馬が解体するしかない!イチかバチかの大バクチ=ロングショット!
第3話「4億5千万年の罠」
東京湾に謎の巨大生物出現!レイバー隊VSマッドサイエンティスト・平田博士の生み出したモンスターの大決戦!?
第4話「Lの悲劇」
野明たちが富士の隊員養成学校で体験した不思議な出来事とは?少女の幽霊、闇を彷徨うレイバーの亡霊…!?
第5話「二課の一番長い日(前編)」
東北縦貫道でレイバー犯罪発生!恐るべきクーデター計画が日本を、そして特車隊をのみこもうとしていた…。
第6話「二課の一番長い日(後編)」
クーデター勃発!核を武器に日本支配を謀る反乱軍に、後藤隊長率いる特車二課は奇襲作戦をしかける。日本の運命は!?
第7話(最終話)「特車隊、北へ!」
国際レイバーショウに参考出展される軍用レイバーが盗まれた。意外な犯人の正体。その目的は一体…!?
あらすじはバンダイビジュアルの当作品のDVD紹介ページより引用
感想
基本は一話完結式で、前・後半で一つのストーリーの5・6話以外は全部テイストが違うように作っているのが特徴的ですね。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、新型パトレイバー・イングラムのパイロット泉野明(いずみ・のあ、婦警)を一応の主人公に据えてはいるものの、特車第二小隊の面々の群像劇っぽいです。コミカル、シリアス、ミステリー、パロディ、人情話と様々(ドタバタ)な話を作ってくれてます。
第1話「第2小隊出動せよ!」
登場人物の紹介とロボットの活躍を主眼においた無難な話。全体的にユルい雰囲気を纏わせて作品全体のノリを教えてくれます。
第2話「ロングショット」
新キャラの登場と爆弾解体というロボットとは関係ない生身の人間にクローズアップした話。
第3話「4億5千万年の罠」
あきらかにゴ○ラのパロディ。まぁおちゃらけてます。でも漫画版”廃棄物13号”や劇場版3作目の元になったであろう話。
第4話「Lの悲劇」
完全に”部活動もの”のノリなコミカルミステリー。『うる星やつら』か『究極超人あ~る』か・・・。
第5話「二課の一番長い日(前編)」
第6話「二課の一番長い日(後編)」
ザッツ・押井作品!クーデターに孤軍奮闘する特車二課と後藤隊長。あきらかに劇場版2作目の元ネタ。切れ者の後藤隊長にご注目。
第7話(最終話)「特車隊、北へ!」
このシリーズで特車二課第二小隊が一番まともに仕事をしてる話。監督が吉永さんなのでテレビ版に近い雰囲気。ロボットアクション&人情話。
ということで簡単にまとめてみました。まぁまとまりがないともいえるのですが、”パトレイバー”というコンテンツの可能性をシリーズ最初期にこれだけ広げてくれていたからこそ、今にも続くシリーズになったのかなぁ?とも思っています。
今回、観なおして思ったのですが、後のTV版や劇場版、漫画版でも本作のこれらの話を元ネタにしたり、ノリを継承したエピソードがあることを考えると本作の影響力は大きかったのだなと改めて感じました。
特に5・6話と劇場版2作目の類似性は見逃せないですね。どちらも自衛隊の反乱分子がクーデターを起こす話で後藤隊長が解決の中心人物っていう構造も全く同じ。平和ボケの日本人への警鐘というメッセージも一緒。もちろんどちらも押井監督作品ですからね。似てるのは当然とは思いますが、本作での手ごたえがあったればこその劇場版2作目だったのでしょうね~。
で、面白いのか?というと・・・・。この企画でとりあげておきながら書くことじゃないんですが、各話で好みが分かれそうですね。
ワタクシは3話ってあんまり・・・でしたね。なんかやっぱり古いなぁ~って思っちゃうんですよね。ゴ○ラはゴ○ラでも初代ですからね~。元ネタが古過ぎるっちゅうねん!ロボットも特に活躍しないし。
まぁ他のエピソードはロボットが活躍するのもあって結構好きですね。特に押井色の強い5・6話はお気に入りです。
武装勢力のクーデターを警察のロボットで鎮圧してしまおうという”ロボットアニメ”の設定をちゃんと使ってくれているのも嬉しいですし、なにより後藤隊長の活躍を描いているのも嬉しい。
特車二課第二小隊を束ねる後藤隊長は警視庁きっての切れ者でありながら上にそれを疎まれ特車二課に回された過去を持つ人物で、普段の劇中では何を考えているかわからない昼行灯的人物に描かれることが多いのですが、その後藤さんが本気になったときが異様にかっこよく、痛快。
その先駆けがこのエピソードというワケです。詳しくはぜひ本作をご覧になって確かめてほしいですね。ちなみに7話も後藤隊長らしいズルい解決の仕方しますので大好きです。
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全7話観た後に「これから面白くなりそうなところなのに終わってしまった」感が強く残りますね。この流れで劇場版とかTV版が続々作られたのが納得ですね。
作画はOVAなので同時期のTVアニメに比べれば悪くない。でも劇場版と比べると手も足も出ないといったレベル。それから映像作品として目新しいものが見当たらず、全体的に古い印象が拭えないですね。
作画とは直接関係ないのですが、劇中に登場する小物も古いです。今となっては20年前の1998年を描いているのだから当然といえば当然ですが、携帯電話が登場しないとかそういう意地悪な視点で観るのも面白いかもですね。
キャスティングは押井監督だからか、『うる星やつら』に出演していたキャストが多く参加していますね。1988年ですでにベテランぞろいのキャスティングのためにすごく安定感があります。特に千葉繁さんの存在感はストーリーにあんまり絡まないのに大きいですね。千葉さんの演技を観るだけでも面白かったですね。
そうそう、若いころの子安武人さんがチョイ役で出てるのが初々しくてイイですね。
放送局:ファミリー劇場
5月1日(火)24:45~全7話一挙放送
パトレイバーっていろいろな話があるので感想が書きにくかったですね。エピソードや場面によっては古さを感じてしまう作品ですが、決してつまらない作品というワケではありません。ただボトムズとは違った方向性で一番の”リアルロボットもの”のため派手なドンパチができないという設定的な制約があるので、ロボットアクションより人間ドラマに比重が大きくなってしまうのです。
だからアーリーデイズでは”ロボットアニメ”というものにこだわらず作品を作ったのだと思います。その挑戦をぜひご覧になってほしいです。
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