メカンダーロボ:第34話 大将軍オズメルの最期
-あらすじ-
防衛軍のコンギスターへの総攻撃が始まり、その勢いに次第に劣勢になっていくコンギスター軍団。ヘドロン皇帝からの指令により防衛軍よりキングダイヤモンドを討つことを優先するオズメル。オズメルは空中要塞都市を操りキングダイヤモンドに襲い掛かる。激しい戦いを経て空中要塞都市に入り込み、内部から攻撃を仕掛けるジミーたち合身戦隊。そしてついに空中要塞都市を破壊することに成功する。ジミーは空中要塞都市の残骸の中に生き残ったオズメルを見つけ、一騎打ちを挑みついにオズメルを倒すのであった。
-感想-
最終決戦なのにものすごい駆け足。正直言うと話は破綻してます。
作画も使いまわし、新作部分も画の枚数が足りないから紙芝居状態。
セリフも状況にあっていないなど決して質は高くない。
でも、何か執念というか、熱意というかそういう思いだけはビシビシ伝わってくる回でした。
もちろんワタクシが制作事情を少し知っているからということもあるでしょうが、最後まで作品をつくるという思いはその線の力強さからは誰にでも伝わったと思います。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所はジミーとオズメルの一騎打ちのシーンでしょう。
ロボで攻撃すればいちころのところ、あえて一騎打ちを挑み倒すことで母メデューサやガニメデ星人の恨みをはらそうとするところに男気を感じます。
そして、見事に討ち果たすのです。
こうなると分かっていてもこのシーンにはカタルシスがあります。
こういうシーンが一番燃えてしまうワタクシはやっぱり好戦的なヤツなんでしょうかね~。
でもこの後のシーンがもっと印象的でした。
オズメルを倒して、ボッソリ一言「これで平和がくればいいが・・・」
とあんまり嬉しそうじゃないんですジミーくん。
ジミーも戦いの空しさをよく理解してるってことなんでしょうね・・・。
この辺がなんとも生々しいというか、リアルというか。
メカンダーロボのコンセプトの根底にある現実味みたいなものは最後までちゃんと貫かれていてよかったですね。
それから、決戦ということもあって防衛軍が活躍します。
メカ獣・メカキジダーを戦闘機3機による特攻攻撃通称”B作戦”にて撃破!
メカンダーロボに頼らずですよ。これはスーパーロボットアニメでは快挙ですよね~。
ウルトラマンで防衛隊が怪獣倒しちゃうのと同じですからね~。
それもパイロットは直前に脱出していますのでただの”カミカゼ”ではなく、ちゃんと用意された”作戦”だったワケです。
戦いを重ねればどう戦っていくか研究していくのが現実の世界ですが、これをちゃんとやってるんですね~。
こういうところにも”リアル”へのこだわりが感じられますね~。
それから、それからつっこみはまぁ相変わらずたくさんありますよ~。
まず予告と今回の内容が全く違う(情報提供のmithukiさん、ありがとうございます)。
予告ではジミーがオズメルに捕まって処刑されそうになるわ、そのときにコバンザムを”ぶち込まれ”そうになるわってな話なんですが、本編は全くちがう内容で実際はあらすじに書いた通りでした(これはこれで見たいな~)。
まぁね~、制作側が混乱してますから、急遽脚本や筋が変わったんでしょうけどね。
今回の詰め込み方からすれば2話くらいかける予定だったんではないかと邪推しています。
それから、オズメルとの一騎打ちの前にメカ獣”宇宙サソリロボ”との戦いがあるんですが、ここがシンドイ。
まず宇宙サソリロボのデザインが最後の敵にしては華奢でかっこ悪い。
針金みたいだもんな~。
それに作画がひどくてまるで紙芝居、それにアフレコもメチャでした。
セリフでは「メカンダーフレイム」と叫んでるのに相手の攻撃を盾防いでます。
それに画面もね、光線技のハズが炎になってます。
こういうところを見つけるとやっぱり痛々しいですね・・・。
でもワタクシ、心根が醜いからすぐ見つけちゃうんですね。
ファンの方、傷口に塩を塗りこむようなマネをして申し訳ありません。
次回がついに最終回です。
長かったメカンダーロボも次回が最終回です。
最後も気合を入れて頑張ります!
そういえば終盤で血まみれの山本長官らしき人が炎の中に倒れているシーンが出てくるのですが、もしかして戦死なさったのでしょうか?
劇中で説明なかったからどうなんでしょ?
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-あらすじ-
防衛軍のコンギスターへの総攻撃が始まり、その勢いに次第に劣勢になっていくコンギスター軍団。ヘドロン皇帝からの指令により防衛軍よりキングダイヤモンドを討つことを優先するオズメル。オズメルは空中要塞都市を操りキングダイヤモンドに襲い掛かる。激しい戦いを経て空中要塞都市に入り込み、内部から攻撃を仕掛けるジミーたち合身戦隊。そしてついに空中要塞都市を破壊することに成功する。ジミーは空中要塞都市の残骸の中に生き残ったオズメルを見つけ、一騎打ちを挑みついにオズメルを倒すのであった。
-感想-
最終決戦なのにものすごい駆け足。正直言うと話は破綻してます。
作画も使いまわし、新作部分も画の枚数が足りないから紙芝居状態。
セリフも状況にあっていないなど決して質は高くない。
でも、何か執念というか、熱意というかそういう思いだけはビシビシ伝わってくる回でした。
もちろんワタクシが制作事情を少し知っているからということもあるでしょうが、最後まで作品をつくるという思いはその線の力強さからは誰にでも伝わったと思います。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所はジミーとオズメルの一騎打ちのシーンでしょう。
ロボで攻撃すればいちころのところ、あえて一騎打ちを挑み倒すことで母メデューサやガニメデ星人の恨みをはらそうとするところに男気を感じます。
そして、見事に討ち果たすのです。
こうなると分かっていてもこのシーンにはカタルシスがあります。
こういうシーンが一番燃えてしまうワタクシはやっぱり好戦的なヤツなんでしょうかね~。
でもこの後のシーンがもっと印象的でした。
オズメルを倒して、ボッソリ一言「これで平和がくればいいが・・・」
とあんまり嬉しそうじゃないんですジミーくん。
ジミーも戦いの空しさをよく理解してるってことなんでしょうね・・・。
この辺がなんとも生々しいというか、リアルというか。
メカンダーロボのコンセプトの根底にある現実味みたいなものは最後までちゃんと貫かれていてよかったですね。
それから、決戦ということもあって防衛軍が活躍します。
メカ獣・メカキジダーを戦闘機3機による特攻攻撃通称”B作戦”にて撃破!
メカンダーロボに頼らずですよ。これはスーパーロボットアニメでは快挙ですよね~。
ウルトラマンで防衛隊が怪獣倒しちゃうのと同じですからね~。
それもパイロットは直前に脱出していますのでただの”カミカゼ”ではなく、ちゃんと用意された”作戦”だったワケです。
戦いを重ねればどう戦っていくか研究していくのが現実の世界ですが、これをちゃんとやってるんですね~。
こういうところにも”リアル”へのこだわりが感じられますね~。
それから、それからつっこみはまぁ相変わらずたくさんありますよ~。
まず予告と今回の内容が全く違う(情報提供のmithukiさん、ありがとうございます)。
予告ではジミーがオズメルに捕まって処刑されそうになるわ、そのときにコバンザムを”ぶち込まれ”そうになるわってな話なんですが、本編は全くちがう内容で実際はあらすじに書いた通りでした(これはこれで見たいな~)。
まぁね~、制作側が混乱してますから、急遽脚本や筋が変わったんでしょうけどね。
今回の詰め込み方からすれば2話くらいかける予定だったんではないかと邪推しています。
それから、オズメルとの一騎打ちの前にメカ獣”宇宙サソリロボ”との戦いがあるんですが、ここがシンドイ。
まず宇宙サソリロボのデザインが最後の敵にしては華奢でかっこ悪い。
針金みたいだもんな~。
それに作画がひどくてまるで紙芝居、それにアフレコもメチャでした。
セリフでは「メカンダーフレイム」と叫んでるのに相手の攻撃を盾防いでます。
それに画面もね、光線技のハズが炎になってます。
こういうところを見つけるとやっぱり痛々しいですね・・・。
でもワタクシ、心根が醜いからすぐ見つけちゃうんですね。
ファンの方、傷口に塩を塗りこむようなマネをして申し訳ありません。
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次回がついに最終回です。
長かったメカンダーロボも次回が最終回です。
最後も気合を入れて頑張ります!
そういえば終盤で血まみれの山本長官らしき人が炎の中に倒れているシーンが出てくるのですが、もしかして戦死なさったのでしょうか?
劇中で説明なかったからどうなんでしょ?
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…とうとう最終決戦です…が、作監は多賀さんなのに、ぼろぼろ…(汗)
あの血まみれになってたのは、山本長官らしいですが…
オズメルを自分の手で倒したジミーですが、ついにガニメデ星人は、自分だけになってしまった寂しさ…というか、悲しみのようなものがこみ上げてきた…と思いますね…
…そう言えば、この回のヘルメットを放り投げるシーンのジミーのセル画を持ってますが、30年も経つとトレス線がかすれてきました。
最終回ですが、ほとんど総集編…(汗)
ただ、ジミーの回想シーンのナレーションがジミー自身になってます。
…ラスト近く、空を見上げるジミーの瞳が、こみ上げてくる涙をこらえるように潤んでくる…のが、見てて辛かったですね…(涙)
後一話、今度こそ最後まで見られるようがんばってみます。
…大丈夫かな…?
やっぱり山本長官だったのですね・・。
それはさておき”オズメルを自分の手で倒したジミーですが、ついにガニメデ星人は、自分だけになってしまった寂しさ…というか、悲しみのようなものがこみ上げてきた…”というのはすごくわかります。
それにもしかしたら大きな虚脱感を感じていたのかも?
コンギスターを倒すための人生を歩んだジミーでしたからね。
それにしてもラスボス(実質的に)を倒して嬉しそうじゃない主人公ってこの当時ジミーだけだったんでしょうね。
次回最終回ですが、ワタクシは心を引き締めて観たいと思いますが、mithukiさんも頑張ってくださいね。
あの時のジミー…すべてを失い、母との再会も果たせず、悲しみと共に、喪失感だけがジミーの心を支配していた…と思いますね…
コンギスターを壊滅させる事だけのジミーの人生でしたからね…(涙)
これから、どうやって生きていけば良いのかもわからなかったと思いますが…
…最後くらい、皆の前で泣けば良かったのに…と思ってしまった…(泣)
最終回の記事を投稿いたしました。長らくお待たせいたしました。
ここまでこれたのもmithukiさんが導いてくれたおかげです。
ありがとうございました。
ところで最終話で去っていくジミー。
”最後くらい、皆の前で泣けば良かった”とワタクシも思います。
泣くことで気持ちも少しは晴れるのではないかと思うのですが・・・。
ジミーは我慢ばかりしてるから最後くらい我慢しないでほしかったですね~。
長い間ご苦労様でした。
…私は最後のシーン…何度挑戦しても、無理でした(泣)
空を見上げるジミーの時点でどうしても、画面を直視できなくなりますね…
最近では、泣いてるようにしか見えなくなってきた…
おまけに、ゲキレンジャーの「誓い」(水木さん)を聞いてたせいで、トドメを刺されました。(涙)…って、これは関係無いか…
返信が遅くなって申し訳ないです。
ジミーの空を見上げるシーンは本当に悲しげですね・・・。
遠いガニメデへの思いを馳せているのでしょうね。
長い連載にお付き合いいただいて本当にありがとうございました。
ちょっと間を置いて新しい作品をネタにオレチャンネルを続けていきますので今後もよろしくお願いします。
こちらこそ、役にたてたようで、ありがとうございました。
…空を見上げるジミーのなんともいえない表情…
ガニメデ星に帰れないのはわかっていても、思わずにはいられない…
そんな表情でしたね…
本当は、泣きたかったのかも知れないですね…
次回のダイアポロンとビスマルク、両方共好きですが、ほとんど忘れたので、役にはたちません(苦笑)
…で、新長田の鉄人ですが、夜間のライトアップが始まってます。
今月末には、足元を抜けられるようになりますよ♪
ジミーの故郷への思い、劇中でもう少し語ってほしかったですね。
やっぱりそんな余裕はなかったんでしょうね。
それからダイアポロンとビスマルクはネットでもあんまり資料がないので結局行き当たりばったりになりそうですね。
それはそれでいいかなと思っています。
鉄人見学の時期がのびのびになってます。
今月中には行きたいのですがね・・・。
でも足元をぬけられるようになってから行くというのもいいですね。