壮絶な打ち合いの末の勝利は大変劇的でサポーターなら心を熱くせずにはいられない試合でした!!!!
田所大活躍でしたな。全ゴールに絡む活躍。2ゴール1アシストという個人記録。決勝ゴールも田所。まるで”田所デー”でしたね!
いやぁ押谷が得点してくれて全部4点もとったし、石原の調子も戻ってきてるみたいでよかった。よかった~。って終われるワケないです!
なんですか?今節の内容はダメダメじゃないか?????
まずは公式スタッツからスコア、シュート数、コーナーキック数を比較してしてみましょう。
スコア⇒岡山:4-山形:3
シュート⇒岡山:9-山形:21
CK⇒岡山:0-山形:17
これスコアが逆なんじゃないの?って思うかもしれないケド、これが事実です。えぇずっと攻められてましたね。しかもなんとかシュートを阻んでもコーナーキックを与え続けてしまうという最悪の試合展開でした。
こんな中で勝てたのは運の要素が大きかったでしょう。相手が元J1とはいえ3失点は取られすぎです。しかも内1失点はPKを与えてしまったからです。
あの堅実な守備はどうしたんですか?もっとしっかりしてください。
おっと、ちょっと興奮ぎみになってしまいましたね。ここからは冷静に試合を振り返りましょう。
前節からスタメンをかなりいじり、ワントップ押谷、右ワイド澤口、シャドー石原、ボランチ島田の布陣で試合に臨みました。試合時間の気温が高く、中2日の連戦中ということもあって前半から積極果敢に攻撃に打って出ました。
この作戦はうまくいき浅い時間帯に田所のパスに押谷が合わせて先制。しかし前半勝負を仕掛けてきたのは山形も同じですぐに同点に追いつかれてしまいます。そしてペースは山形に移っていきます。
セカンドボールが取れず攻め込まれなんとかシュートを防いでもコーナーキックを与えてしまう。さらにコーナーキックを対処してを与えるシーンを何度も何度も繰り返します。
それでも左から攻め込み田所、澤口と2点追加。しかし山形の個人技ボレーで1点返されて前半終了。
後半に入っても山形から責められコーナーに逃げ、コーナーキックからコーナーキックを与えるシーンを繰り返します。
そして選手に疲れが見え始めてきた終盤にPKを与え、同点に追いつかれます。それでもなんとか替わって入った久木田のクロスを相手ディフェンダーが処理した流れ弾を豪快なミドルで田所が決めてなんとか勝ったワケです。
まぁ、こうなってしまった要因はたんなる実力差(特に個人の)というのもあるでしょうが、ワタクシの意見は”ダブルボランチ”が機能していなかったことが挙げられると思います。
今節スタメンに入った島田はボランチを任されていたワケですが、彼がボランチというよりはシャドーのような動きをしていたことがとても気になりました。どうもボールを持っている選手に闇雲に向かっていっているように感じました。
前線の選手ならファーストディフェンダーとしてそれもいいと思うのですが、中盤を任されるボランチの役目ではないと思います。ボランチはもう少し前線の守備を冷静に見守りながら相手のボールを奪って守備から攻撃に転じさせる役割なんだと思うんですがね~。
このおかげで千明が孤立しボランチを一人でしなければいけない状況に陥っていたように思います(仙谷とのペアなら的確な距離で二人がリズムを作っています)。さらにボランチから配球がうまくできないためにボールを回せず攻められたのではないか?これは今節の得点の内3得点が左サイドからの攻撃によるものだというところを見ても明らかではないでしょうか?
ファジは決して個人技の高い選手が揃っているチームではありませんから選手が与えられた役割をきっちりこなせないとなると戦力的に大きなダメージがあるでしょう。それが今節だったワケです。
これはワタクシの憶測ですが、島田は元々ボランチの選手ですのでボランチの役割についてはよく理解していると思います。しかしながらファジは他のチームより”守備”を重視するチームです。監督、コーチから守備についての指導なども多いはずです。
このため”ファジアーノにおける守備”のあり方をどうすればよいか戸惑っているのではないでしょうか?それがボールに闇雲に向かっていくプレーにつながっているのではないでしょうか?
彼の持ち味であるフリーキックがうまく決まらなかったのも守備の悩みからくる心理的な影響があったのかもしれません。まぁ潜在能力は高い選手なので仮に守備に悩んでいてもすぐに解消してくれそうですが・・・。
ちなみに今節でボランチは島田⇒関戸⇒田所と変遷していますが、一番安定していたのは田所に替わってからでした。関戸くんもまだまだです。
それにしてもこんな状況でもファジは勝利したワケですが、勝った要因として”少ないチャンスをきっちりモノにできた”ことが大きいと思います。
4得点すべて流れの中からの得点であり、泥臭い得点ではなく”綺麗にきまった得点”でした。普段練習で培ってきたことが存分に発揮されているように思いました。これも専用練習場の効果なんでしょうか?署名をした者としては嬉しいですね~。ま、練習場どうこうなくてもファジはよく練習するチームですが・・・。
最後に澤口に触れておきましょう。今節で150試合出場を果たしたワケですが、ここ数試合は出番なく久々のスタメンでもいつものプレーで、しかも得点を決めるという結果を残したことはさすが”ミスター・ファジアーノ”です。この調子で200、250と記録をのばしてください。頑張れ!澤口。
ということで次節はアウェイにて鳥取戦です。戦績はいいのですが油断はならない相手です。次節も確実に勝って上位キープだファジアーノ!!!
2013年 13節 ファジアーノ岡山 VS モンテディオ山形 試合ハイライト
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田所大活躍でしたな。全ゴールに絡む活躍。2ゴール1アシストという個人記録。決勝ゴールも田所。まるで”田所デー”でしたね!
いやぁ押谷が得点してくれて全部4点もとったし、石原の調子も戻ってきてるみたいでよかった。よかった~。って終われるワケないです!
なんですか?今節の内容はダメダメじゃないか?????
まずは公式スタッツからスコア、シュート数、コーナーキック数を比較してしてみましょう。
スコア⇒岡山:4-山形:3
シュート⇒岡山:9-山形:21
CK⇒岡山:0-山形:17
これスコアが逆なんじゃないの?って思うかもしれないケド、これが事実です。えぇずっと攻められてましたね。しかもなんとかシュートを阻んでもコーナーキックを与え続けてしまうという最悪の試合展開でした。
こんな中で勝てたのは運の要素が大きかったでしょう。相手が元J1とはいえ3失点は取られすぎです。しかも内1失点はPKを与えてしまったからです。
あの堅実な守備はどうしたんですか?もっとしっかりしてください。
おっと、ちょっと興奮ぎみになってしまいましたね。ここからは冷静に試合を振り返りましょう。
前節からスタメンをかなりいじり、ワントップ押谷、右ワイド澤口、シャドー石原、ボランチ島田の布陣で試合に臨みました。試合時間の気温が高く、中2日の連戦中ということもあって前半から積極果敢に攻撃に打って出ました。
この作戦はうまくいき浅い時間帯に田所のパスに押谷が合わせて先制。しかし前半勝負を仕掛けてきたのは山形も同じですぐに同点に追いつかれてしまいます。そしてペースは山形に移っていきます。
セカンドボールが取れず攻め込まれなんとかシュートを防いでもコーナーキックを与えてしまう。さらにコーナーキックを対処してを与えるシーンを何度も何度も繰り返します。
それでも左から攻め込み田所、澤口と2点追加。しかし山形の個人技ボレーで1点返されて前半終了。
後半に入っても山形から責められコーナーに逃げ、コーナーキックからコーナーキックを与えるシーンを繰り返します。
そして選手に疲れが見え始めてきた終盤にPKを与え、同点に追いつかれます。それでもなんとか替わって入った久木田のクロスを相手ディフェンダーが処理した流れ弾を豪快なミドルで田所が決めてなんとか勝ったワケです。
まぁ、こうなってしまった要因はたんなる実力差(特に個人の)というのもあるでしょうが、ワタクシの意見は”ダブルボランチ”が機能していなかったことが挙げられると思います。
今節スタメンに入った島田はボランチを任されていたワケですが、彼がボランチというよりはシャドーのような動きをしていたことがとても気になりました。どうもボールを持っている選手に闇雲に向かっていっているように感じました。
前線の選手ならファーストディフェンダーとしてそれもいいと思うのですが、中盤を任されるボランチの役目ではないと思います。ボランチはもう少し前線の守備を冷静に見守りながら相手のボールを奪って守備から攻撃に転じさせる役割なんだと思うんですがね~。
このおかげで千明が孤立しボランチを一人でしなければいけない状況に陥っていたように思います(仙谷とのペアなら的確な距離で二人がリズムを作っています)。さらにボランチから配球がうまくできないためにボールを回せず攻められたのではないか?これは今節の得点の内3得点が左サイドからの攻撃によるものだというところを見ても明らかではないでしょうか?
ファジは決して個人技の高い選手が揃っているチームではありませんから選手が与えられた役割をきっちりこなせないとなると戦力的に大きなダメージがあるでしょう。それが今節だったワケです。
これはワタクシの憶測ですが、島田は元々ボランチの選手ですのでボランチの役割についてはよく理解していると思います。しかしながらファジは他のチームより”守備”を重視するチームです。監督、コーチから守備についての指導なども多いはずです。
このため”ファジアーノにおける守備”のあり方をどうすればよいか戸惑っているのではないでしょうか?それがボールに闇雲に向かっていくプレーにつながっているのではないでしょうか?
彼の持ち味であるフリーキックがうまく決まらなかったのも守備の悩みからくる心理的な影響があったのかもしれません。まぁ潜在能力は高い選手なので仮に守備に悩んでいてもすぐに解消してくれそうですが・・・。
ちなみに今節でボランチは島田⇒関戸⇒田所と変遷していますが、一番安定していたのは田所に替わってからでした。関戸くんもまだまだです。
それにしてもこんな状況でもファジは勝利したワケですが、勝った要因として”少ないチャンスをきっちりモノにできた”ことが大きいと思います。
4得点すべて流れの中からの得点であり、泥臭い得点ではなく”綺麗にきまった得点”でした。普段練習で培ってきたことが存分に発揮されているように思いました。これも専用練習場の効果なんでしょうか?署名をした者としては嬉しいですね~。ま、練習場どうこうなくてもファジはよく練習するチームですが・・・。
最後に澤口に触れておきましょう。今節で150試合出場を果たしたワケですが、ここ数試合は出番なく久々のスタメンでもいつものプレーで、しかも得点を決めるという結果を残したことはさすが”ミスター・ファジアーノ”です。この調子で200、250と記録をのばしてください。頑張れ!澤口。
ということで次節はアウェイにて鳥取戦です。戦績はいいのですが油断はならない相手です。次節も確実に勝って上位キープだファジアーノ!!!
2013年 13節 ファジアーノ岡山 VS モンテディオ山形 試合ハイライト
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