小学校五年生のとき、木曜の午後7時半が待ちどおしかったです。
なぜなら『ミスター味っ子』が放送されるからです。
毎週、夕食を急いでかきこんでテレビの前に座っていました。
なぁ~んでそんなに一生懸命だったのか、それはもちろんおもしろいからです。
ど派手な演出、それでいてわかりやすいストーリー展開は子供にもわかりやすかったですね~。
というワケで今回は『ミスター味っ子』をご紹介~。
では、あらすじは・・・
亡き父が残した日之出食堂を母と一緒に支える味吉陽一のもとに、日本料理界の重鎮、味皇こと村田源二郎が訪れ、そこで陽一の作ったカツ丼に驚くことになる。味皇に招かれた陽一は、スパゲティ勝負がきっかけとなり、料理人達との美味しい味を求めた勝負に挑戦していくことになる(出典: フリー百科事典『ウィキペディア』)
元々原作があってそれをアニメ化しているんですが、回を重ねるごとに原作とはズレた内容になって最後の方は全く違う話になっています。
アニメを先に見た人は原作のあまりの普通さに『ミスター味っ子』ってこんな話だっけ?と思った人も多いんじゃないでしょうか?(ていうか自分です)
監督さんの「今川泰宏」さんが原作を派手にぶっ壊してくれたせいなんですが、これが自分にとってはガッチリでした。
というか当時の同級生(主に男子)はみんな見ていたんじゃないでしょうか?
ジャンプ系バトルマンガが全盛だったこともあり、地味になりがちな料理対決をど派手な演出によって包みこみあたかもバトルもののように仕立て上げてくれたからこそ小学生でも楽しく鑑賞できたんでしょうね。
特に「味皇」という人物の「美味しいもの」を食べたときのリアクションはすさまじく、今でもネットでネタとして大人気です。
まぁ百聞は一見にしかずというワケで動画を貼り付けておきました。
味皇
味皇2
どう?笑った?びっくりした?
これ大人が本気でつくったんですよ。
「おいしい」って言うだけでなんでこんなになるんだか・・・。
特に大阪城のシーンは子供心にも「これやりすぎじゃん?」と思ってしまいましたが、友達とのいい話のタネになった思い出があります。
「おいしさ」をいかに伝えるかってことではすごくわかりやすいんですけどね。
でも、毎回こんなだから「ギャグアニメ」と思われている人も多いんですけど、実は当の監督は大真面目に「熱血青春物」を作っていたつもりらしいんです。
実はこの話はちょっと意外で、確信犯でやってんのかと思ってました。
まぁ、サービス精神旺盛な監督さんなんでウケればウケる程エスカレートしちゃったんでしょうけどね・・・。
で、こんな『ミスター味っ子』なんでこんなMADがつくられちゃいました・・・。
U☆MA☆I☆ZO Vs Necro Fantasia
ちなみに後半にでてくるのが「ロボコップ」ならぬ「ロボコック」。
ギャグじゃないといわれても信用できないです・・・。
でもね、こんなハッチャけた『ミスター味っ子』なんですが、実はけっこう感動したり泣けたりするんです。
いやホント。
料理「対決」が主とはいえ、バトルもののように時に相手を傷つけたり、殺してしまったりするワケではなく、対戦相手とも勝負を通じて理解しあう姿は清清しいものがあってグっとくるものがあります。
特に後半の味皇に関わるエピソードは涙を誘います。
それに最終エピソードで味皇が記憶を失くしてからの話はヤバいです。
それまでの『ミスター味っ子』じゃないぐらいシリアスな展開になります。
かといって演出は今までどおり・・・・。
そのバランス感覚がすごいです。
んでもって最終話、けっこうきます。ハンカチは用意しといたほうがいいでしょう。
こないだ「クレよんしんちゃん~」のところでも語った持論。
「おもいっきり笑わせながらも、おもいっきり泣かせる物語が最強」というのがこのアニメにも当てはまります。
それから「食べる人の立場にたって料理することがなにより大切」という一貫したテーマで描かれているのも評価できる点です。
つまり、どんなに技術をもっていても、どんなにいい材料を手に入れても食べてもらう人のことを考える「心」がなければ「良い料理人」とはいえないということなんです。
それがこのアニメの考える究極の「味」につながっていくのですが、それは見てのお楽しみ。
「ネタアニメ」の代名詞的に引き合いにだされることが多い本作ですが、こういう部分が見逃されているのがなんともおしいかぎりですね。
ちゃんと見直していただきたいもんですね。
ミスター味っ子 ルネッサンス情熱
『ミスター味っ子』のオープニングです。
う~ん名曲です。
心のphotograph ミスター味っ子
同じくエンディングです。
*最終話の映像を加工しているようです。すいません拾いものなので詳細は不明です。デキがいいのでもってきちゃいました。
当時どんなにムチャな内容でもこの曲をきくとすごくさびしくなりました。
それだけ楽しかったんでしょうね・・・。
いや~、絶対は損はさせませんので、ぜひ皆さんに見ていただきたいですね。
今日のブログペット
おもしろかったらポチっとなとお願い!
なぜなら『ミスター味っ子』が放送されるからです。
毎週、夕食を急いでかきこんでテレビの前に座っていました。
なぁ~んでそんなに一生懸命だったのか、それはもちろんおもしろいからです。
ど派手な演出、それでいてわかりやすいストーリー展開は子供にもわかりやすかったですね~。
というワケで今回は『ミスター味っ子』をご紹介~。
では、あらすじは・・・
亡き父が残した日之出食堂を母と一緒に支える味吉陽一のもとに、日本料理界の重鎮、味皇こと村田源二郎が訪れ、そこで陽一の作ったカツ丼に驚くことになる。味皇に招かれた陽一は、スパゲティ勝負がきっかけとなり、料理人達との美味しい味を求めた勝負に挑戦していくことになる(出典: フリー百科事典『ウィキペディア』)
元々原作があってそれをアニメ化しているんですが、回を重ねるごとに原作とはズレた内容になって最後の方は全く違う話になっています。
アニメを先に見た人は原作のあまりの普通さに『ミスター味っ子』ってこんな話だっけ?と思った人も多いんじゃないでしょうか?(ていうか自分です)
監督さんの「今川泰宏」さんが原作を派手にぶっ壊してくれたせいなんですが、これが自分にとってはガッチリでした。
というか当時の同級生(主に男子)はみんな見ていたんじゃないでしょうか?
ジャンプ系バトルマンガが全盛だったこともあり、地味になりがちな料理対決をど派手な演出によって包みこみあたかもバトルもののように仕立て上げてくれたからこそ小学生でも楽しく鑑賞できたんでしょうね。
特に「味皇」という人物の「美味しいもの」を食べたときのリアクションはすさまじく、今でもネットでネタとして大人気です。
まぁ百聞は一見にしかずというワケで動画を貼り付けておきました。
味皇
味皇2
どう?笑った?びっくりした?
これ大人が本気でつくったんですよ。
「おいしい」って言うだけでなんでこんなになるんだか・・・。
特に大阪城のシーンは子供心にも「これやりすぎじゃん?」と思ってしまいましたが、友達とのいい話のタネになった思い出があります。
「おいしさ」をいかに伝えるかってことではすごくわかりやすいんですけどね。
でも、毎回こんなだから「ギャグアニメ」と思われている人も多いんですけど、実は当の監督は大真面目に「熱血青春物」を作っていたつもりらしいんです。
実はこの話はちょっと意外で、確信犯でやってんのかと思ってました。
まぁ、サービス精神旺盛な監督さんなんでウケればウケる程エスカレートしちゃったんでしょうけどね・・・。
で、こんな『ミスター味っ子』なんでこんなMADがつくられちゃいました・・・。
U☆MA☆I☆ZO Vs Necro Fantasia
ちなみに後半にでてくるのが「ロボコップ」ならぬ「ロボコック」。
ギャグじゃないといわれても信用できないです・・・。
でもね、こんなハッチャけた『ミスター味っ子』なんですが、実はけっこう感動したり泣けたりするんです。
いやホント。
料理「対決」が主とはいえ、バトルもののように時に相手を傷つけたり、殺してしまったりするワケではなく、対戦相手とも勝負を通じて理解しあう姿は清清しいものがあってグっとくるものがあります。
特に後半の味皇に関わるエピソードは涙を誘います。
それに最終エピソードで味皇が記憶を失くしてからの話はヤバいです。
それまでの『ミスター味っ子』じゃないぐらいシリアスな展開になります。
かといって演出は今までどおり・・・・。
そのバランス感覚がすごいです。
んでもって最終話、けっこうきます。ハンカチは用意しといたほうがいいでしょう。
こないだ「クレよんしんちゃん~」のところでも語った持論。
「おもいっきり笑わせながらも、おもいっきり泣かせる物語が最強」というのがこのアニメにも当てはまります。
それから「食べる人の立場にたって料理することがなにより大切」という一貫したテーマで描かれているのも評価できる点です。
つまり、どんなに技術をもっていても、どんなにいい材料を手に入れても食べてもらう人のことを考える「心」がなければ「良い料理人」とはいえないということなんです。
それがこのアニメの考える究極の「味」につながっていくのですが、それは見てのお楽しみ。
「ネタアニメ」の代名詞的に引き合いにだされることが多い本作ですが、こういう部分が見逃されているのがなんともおしいかぎりですね。
ちゃんと見直していただきたいもんですね。
ミスター味っ子 ルネッサンス情熱
『ミスター味っ子』のオープニングです。
う~ん名曲です。
心のphotograph ミスター味っ子
同じくエンディングです。
*最終話の映像を加工しているようです。すいません拾いものなので詳細は不明です。デキがいいのでもってきちゃいました。
当時どんなにムチャな内容でもこの曲をきくとすごくさびしくなりました。
それだけ楽しかったんでしょうね・・・。
いや~、絶対は損はさせませんので、ぜひ皆さんに見ていただきたいですね。
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