うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

故郷の5本の巨木計測診断書を作成した。

2016年06月01日 03時59分04秒 | 樹木医の日々片々
年度末業務の成果品納品や急に決まった担当現場の住民説明会、引っ越しの手配、この3月は忙しかった。故郷の町内ほかへの挨拶回りもある。わたしの単身赴任生活もこれでいったん終了。故郷を離れるにあたって、巨木探索中の作業内容を、5本の結果を日本緑化センターの様式であるエクセルの調査票(A4版×5P×5)にまとめた。これは町起こしの一環ということで、ひとりわたしなりの無償ボランティア活動である。
 巨木の生育環境は田園風景の中ですが、作成に際し生意気なことを言うようであるが、手馴れた筈が妙に緊張感を覚えた。心情はおっかなびっくり、何度も検討を重ねた。多分、この調査資料がひとり歩きをするだろう。結果的に、わたし自身は緊急的な治療は必要なしと診断する。
 この樹木計測診断書を地元の市当局、実兄や同級生の知人や、先輩樹木医に託すことになった。地元の文化サークルから、帰郷時に講師として説明指導を依頼される。今度は、早くて夏のお盆休みになるだろうか。なお、詳細なデータを要望される場合はご連絡いただきたい。

 内容を写真に沿って箇条書き風に記すと、垂乳根イチョウ:樹齢600年25.0mC5.0mW12.0m、カヤ:樹齢200年18.0mC3.8mW8.0m、一本杉:樹齢400~500年14.0mC4.7mW10.0m、カヤ:樹齢100~200年12.0mC4.7mW20.0m、ガンボクエゴノキ は以前記したので割愛する。
 なお、後で判明したのだが、地元の住民が訪米帰りに持参して植えた北米原産種の三葉松 ≪リキダマツ≫ の古木もあるらしい、ほかにも町内の巨木探索作業はまだまだと思う。


                ≪垂乳根イチョウ≫
                

                

                

                              
                

                ≪カヤ≫
                

                

                

                ≪一本杉≫
                              
                

                

                ≪カヤ≫
                

                

                 





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