のち
画像は注文を受けた大阪府松原市のOさんあての発送直前のギボウシです。あいにくと野外は雨で準備が遅れがち、株が落ち着くように数日間の養生後に送付予定。
直下の記述の栽培メモにも触れているが、「玉の簪」 と 「丸葉玉の簪」 はこのくらいの株、草丈だとほぼ今秋には開花を予想できる。この品種はギボウシのなかでも花は夕方から咲く夜開性で芳香がある。タマノカンザシは中国原産とされる。そして 「カピタン」 は江戸時代からの古典的な品種で、たまたまわたしが結実したその種子を蒔いたら緑葉覆輪の部分が斑抜け状態で出現したのが 「カピタン(黄金)」 である。他のギボウシ播種では完全な斑抜けで青葉に戻ってしまうが、この 「カピタン(黄金)」 だけは緑斑抜けでも鑑賞上見事な黄金色一色で、丈夫な特徴を持つ。
●玉の簪 Hosta plantaginea var. japonica
【栽培難易度:中】(中~大型大細長葉・淡緑色・白色花・花茎;長大・結実;×・芳香花(一重咲き)・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)★----マルバタマノカンザシより全体が小さい。葉幅が細身。新芽が紫がかる。
●丸葉玉の簪(中国名:玉簪)Hosta plantaginea
【栽培難易度:中】(大型大葉・淡緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春)★----野生種?中国原産。タマノカンザシより全体にボリューム感あり。葉幅が広い。新芽が黄緑色。
●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし)Hosta fluctuana‘Sagae’
【栽培難易度:中】(特大型大葉・広葉、黄白色覆輪・薄紫系白色花・花茎;長・結実;○:発芽率・・・芽出し; ・成長度;中・伸長時期;)------2000 Hosta of the yearを受賞。葉は波打つのが特徴。この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。
●コバギボウシ(品種名:カピタン)Hosta sieboldii Flavocircinalis‘kabitan’
【栽培難易度:中】(小型小葉・緑葉覆輪黄中斑・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・強健種 根系根量;細根のみ・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)----コバギボウシ実生種、根元が褐色。
●コバギボウシ(カピタン・播種苗:品種名⇒黄金)Hosta sieboldii Flavocircinalis spathulata‘Ougon ’
【栽培難易度:中】(小型小葉・黄金葉・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・強健種・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)
各品種の価格については今年の4/21付けブログ記事で公開しているが、今回はギボウシ苗の材料小計で¥3,220.、根株調整梱包代は5%で¥1,610. 、プラス消費税8%で¥386.小計が¥5,216.、大阪までのクロネコヤマトの宅急便運賃が¥1,296.になり、合計¥ 6,512.になる。
・玉の簪 @¥750×1= 750
・丸葉玉の簪 @¥800×1= 800
・寒河江 @¥800×1= 800
・カピタン @¥470×1= 470
・カピタン(黄金) @¥400×1= 400
結果として、単純計算では1株あたり¥1,302.になるが、皆さんどうでしょうか。高いとおもわれますか。既にギボウシ好きの方はご存知でしょうが、実はこの品種そのものがなかなか園芸の店舗では扱っていない。たまたまホームセンターや園芸店ではまれに展示されているときには、価格はこの数割は高い設定になっている。YAHOOサイトなどのWeb通販も同じようなもの、また、ギボウシという生き物をオークションで売買するのは論外である。そして、それらは自前での栽培品ではなくよその圃場生産者から単に仕入れて並べているのが実態である。現在、店頭で陳列されているギボウシは新品種が多い傾向にあるが、圃場での大量生産に向く品種で流行を追っているもののみです。総じて、ギボウシ全般の品種量がそろわず顧客先の要望に対応できない。また、新品種の場合は栽培上不明な点もありうる。
**** ** ****** ** *****
●各品種の単価一覧表は、4/21付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
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※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
画像は注文を受けた大阪府松原市のOさんあての発送直前のギボウシです。あいにくと野外は雨で準備が遅れがち、株が落ち着くように数日間の養生後に送付予定。
直下の記述の栽培メモにも触れているが、「玉の簪」 と 「丸葉玉の簪」 はこのくらいの株、草丈だとほぼ今秋には開花を予想できる。この品種はギボウシのなかでも花は夕方から咲く夜開性で芳香がある。タマノカンザシは中国原産とされる。そして 「カピタン」 は江戸時代からの古典的な品種で、たまたまわたしが結実したその種子を蒔いたら緑葉覆輪の部分が斑抜け状態で出現したのが 「カピタン(黄金)」 である。他のギボウシ播種では完全な斑抜けで青葉に戻ってしまうが、この 「カピタン(黄金)」 だけは緑斑抜けでも鑑賞上見事な黄金色一色で、丈夫な特徴を持つ。
●玉の簪 Hosta plantaginea var. japonica
【栽培難易度:中】(中~大型大細長葉・淡緑色・白色花・花茎;長大・結実;×・芳香花(一重咲き)・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)★----マルバタマノカンザシより全体が小さい。葉幅が細身。新芽が紫がかる。
●丸葉玉の簪(中国名:玉簪)Hosta plantaginea
【栽培難易度:中】(大型大葉・淡緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春)★----野生種?中国原産。タマノカンザシより全体にボリューム感あり。葉幅が広い。新芽が黄緑色。
●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし)Hosta fluctuana‘Sagae’
【栽培難易度:中】(特大型大葉・広葉、黄白色覆輪・薄紫系白色花・花茎;長・結実;○:発芽率・・・芽出し; ・成長度;中・伸長時期;)------2000 Hosta of the yearを受賞。葉は波打つのが特徴。この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。
●コバギボウシ(品種名:カピタン)Hosta sieboldii Flavocircinalis‘kabitan’
【栽培難易度:中】(小型小葉・緑葉覆輪黄中斑・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・強健種 根系根量;細根のみ・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)----コバギボウシ実生種、根元が褐色。
●コバギボウシ(カピタン・播種苗:品種名⇒黄金)Hosta sieboldii Flavocircinalis spathulata‘Ougon ’
【栽培難易度:中】(小型小葉・黄金葉・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・強健種・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)
各品種の価格については今年の4/21付けブログ記事で公開しているが、今回はギボウシ苗の材料小計で¥3,220.、根株調整梱包代は5%で¥1,610. 、プラス消費税8%で¥386.小計が¥5,216.、大阪までのクロネコヤマトの宅急便運賃が¥1,296.になり、合計¥ 6,512.になる。
・玉の簪 @¥750×1= 750
・丸葉玉の簪 @¥800×1= 800
・寒河江 @¥800×1= 800
・カピタン @¥470×1= 470
・カピタン(黄金) @¥400×1= 400
結果として、単純計算では1株あたり¥1,302.になるが、皆さんどうでしょうか。高いとおもわれますか。既にギボウシ好きの方はご存知でしょうが、実はこの品種そのものがなかなか園芸の店舗では扱っていない。たまたまホームセンターや園芸店ではまれに展示されているときには、価格はこの数割は高い設定になっている。YAHOOサイトなどのWeb通販も同じようなもの、また、ギボウシという生き物をオークションで売買するのは論外である。そして、それらは自前での栽培品ではなくよその圃場生産者から単に仕入れて並べているのが実態である。現在、店頭で陳列されているギボウシは新品種が多い傾向にあるが、圃場での大量生産に向く品種で流行を追っているもののみです。総じて、ギボウシ全般の品種量がそろわず顧客先の要望に対応できない。また、新品種の場合は栽培上不明な点もありうる。
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●各品種の単価一覧表は、4/21付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
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※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。