うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

桜の植え付けと、初めての大島

2015年05月18日 05時51分03秒 | わたしの日常です。
なんだって、こんなに好天気が続くのか。ちょっとお湿りがほしい。
日曜日の今日は休日出勤、午前は珍しい立ち会いの業務がある。まあ、わたしには身に覚えのあることだ。
 高台移転で新しく造成されて家が建つ住宅地域の桜の植え付けに立ち会う。建築中の現場には参加者が30人はいたのかな、桜は22本、イベント風な賑わいで3時間ほど。A3で説明文書を事前に作り渡していたが、何とも活気のある集まりであった。被災されたわけだが、皆さんは漁業についていた人ばかり、農業経験は少ない。土いじりは不得手と見受けた。
 わたし自身も、以前のボランティアでガーデニング教室を開いていた気分になる。教えるということも少し経験がある。相手は樹木という生き物、作業の進行状況を見ながら、手と口も同時に動かす、担当ごとの作業の習熟度を確認する、完了形をチェックする。ここの宅地造成は岩盤を切り崩し砕石だらけ、植栽基盤としてはお世辞にもいいとは言えず、桜の植穴ごとに植え付け方法や客土構成を臨機応変に判断して作業を進める。わたしは皆さんに声をかけ、やってみせて、すべてのバラバラの作業は同時進行で進む。教えるということは、そのことをよく知っていることとは別の次元のことであるのだ。
 東北地方の入梅時期が6月中旬として、まあ、それまでは衰弱せず活力を維持して行って無事に桜が活着してくれればいいのだが。

 桜の立ち会い時間が押してきてこの後のわたしの予定が厳しくなり、急ぎ、気仙沼大島へ定期船で渡る、今度の計画地の現場確認だが、急ぎ足でまわる。島では35分しかいなかった勘定になる。往き帰りの船外の湾内を目を皿のようにして見つめる。なだらかな凪ぎの海面、海猫の飛翔、半島や島影。田舎で小さいころから聞いていた 大島 だがわたしにとって初めて訪れたものである。
 それから、わたしは、とってかえし、ある地区の住民説明会に出る。この日、現地時間5時前であったが、帰宅する。暑い野外での行動でバテ気味であった。
         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも・・・

blogram投票ボタン