うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシ・アフロディーテ(八重丸葉玉の簪) を入手した。

2012年10月05日 01時20分40秒 | ぎぼうし栽培日記

 ここでは、最近、ギボウシ 八重丸葉玉の簪[アフロディーテ] を入手したので披露する。かたちは原種の 丸葉玉の簪 と比べて花以外の違いしかないのかどうかは、今のところ不明だ。一般的な特性は下に記載しているので、●栽培メモにゆずりたい。それゆえに、今後は栽培経験を踏むことによってその詳細を明らかにしたい。
 2006年に品種登録された 八重丸葉玉の簪 は 丸葉玉の簪 や 玉の簪 よりも作出が新しいが、やっと、一般受けする要素もあり市場に出回り始めた。今後は、身近な園芸のみならず造園業界的にも香りある大型草花として大いに広まってほしいものである。
 
 わたしは他のギボウシ繁殖と同じようにこの 八重丸葉玉の簪 も株分けの方向で検討中である。そこで、ここでは特にその部分の拡大画像もアップしているが、現在の株の根元に注意していただきたい。この品種は根茎(バルブ)が分けつして増えるが、微小な子株と、新たな株分れを予測させる草茎がある。この場合は繁殖時に鋏で大胆に根鉢から草茎に垂直に切り分けてもOKである。現状の根鉢を見て感じるのは2年前に12.0cmポットに鉢上げしたようで、明らかに窮屈であることだ。鉢の地表に根上りや鉢底から根が伸びて出ているのはそのあらわれである。あらかじめ、最低15.0cmの大きさはほしいもの。鉢の用土は培養土単用で、このやりかたはあくまでも促成栽培、出荷用であって実際の栽培向きではない。丈夫に鉢植えで育てるとしたら、本来はゴロ土や堆肥や埴壌土(鹿沼土や赤土など)の自然の土壌に近い構成で用意すべきである。

 このタマノカンザシ系の品種はギボウシのなかでも強権種であるが、毎年、花を見ようとするならば1,2年ごとに鉢替えが必要だろう。露地植えでは、ぜひともマグアンプなどの人工的な化成肥料ではなくて有機分の多い施肥をするほうがいい。また、どちらかといえば、半陰地よりも陽地向きだろうか。

追記
 追って画像を追加する。ポリ鉢から根鉢を引き抜くと根が全体にまわっているのが見てとれる。その後株分けをおこなったが、二重根になっていた。多分深植えしすぎたようである。新たな鉢はプラ鉢8号1個、6号2個になるが、来春は芽数を見て株そのものを剪定鋏で切り分ける予定である。

撮影日時:平成24年10月1日(月曜日)14:00頃
撮影日時:平成24年10月9日(火曜日)11:00頃
     
        
        
        

        

 以下の記述はわたしとしては安直にウィキペディアからの引用ですが、品種名のアプロディーテの命名起源の説明になります。ミーハー並みで生煮えの文章で恐縮ものではありますが・・・。
【アプロディーテー(古典ギリシア語:ΑΦΡΟΔΙΤΗ, Ἀφροδίτη, Aphrodītē)またはアプロディタ(アイオリス方言:ΑΦΡΟΔΙΤΑ, Ἀφροδιτα, Aphrodita)は、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。
 美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。また、戦の女神としての側面も持つ。日本語では、アプロディテ、アフロディテ、アフロディーテーなどとも表記される。
 元来は、古代オリエントや小アジアの豊穣の植物神・植物を司る精霊・地母神であったと考えられる。アプロディーテーは、生殖と豊穣、すなわち春の女神でもあった。】

●八重丸葉玉の簪(ヤエノマルバタマノカンザシ)
 [品種名:アフロディーテ]Hosta plantaginea ‘Aptrodite’
(大型大葉・淡緑色・白芳香花八重咲き ・花茎;長大・結実;?:発芽率:?・・・芽出し;?・成長度;?・伸長時期:?)★---作出は中国とされ、トリプル咲きの ビーナス はt/c(組織培養)の変異種とされる。ボリウム感あり。葉幅が広い。八重咲き(二段咲き)。
【販売予定:数量・価格⇒ 2株・1,200円】

        
 ※今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

 ※ほかの品種のギボウシの単価・購入方法については、その内容が長文になり恐縮ですが、どうぞ 6/4付けブログ記事9/3付けブログ記事をご覧ください。

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