うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

山の木々の花

2011年06月25日 06時07分07秒 | ランドスケープデザイン
毎年このころになると、わたしはこんな光景を写真に撮りたくなる。おととしもグログに載っけた記憶がある。ありきたりのなんともない、関東の山の木々の花だ。
 これはなんだろう、梅雨のこの季節、人間にとって曖昧な心理にさせる季節、なんていうか、山の精気とか温気を感じさせるのであろうか。生命とか原初という言葉が思い浮かぶ。

 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます、びっくりするかも?(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
撮影日時:平成23年6月18日(土曜日)06:00頃





 念のために、画像の10枚の説明をしましょう。
 上から右に順にいきます。1枚目は花のピークを過ぎた独特の臭いの 山栗(ヤマグリ)、次は開花後、着実しはじめた 犬四手(イヌシデ)、次は 小紫式部(コムラサキシキブ)、次いで小真弓(コマユミ)、次に東電の30万kw高圧線鉄塔の基礎部分には、樹木ではなく自生する 山百合(ヤマユリ)です。このままでは、すぐに盗掘の被害に遭いそうだ。
 3段目にいくと、あのハナミズキと同じ仲間、今が白くパウダー状に開花中の 水木(ミズキ)、次に千葉県内では珍しい落葉樹林の中の単独の 赤松(アカマツ)だが濃い緑一色の山中で赤い幹肌は目立っている。
 そして公園に植栽された果実の実った 杏(アンズ)の木、4段目は大きな葉の新芽が赤みがかっている 朴(ホオ)の木で、最後は夏以降になるとやたらにけばけばしく赤の表皮に黒い実をつける 権萃(ゴンズイ)です。これは、‘魚名’と同じく役立たずの意味の樹木名であるらしい。
 以上で、おしまい。
       
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