うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

実生ギボウシの整理

2011年06月23日 05時43分45秒 | ぎぼうし栽培日記

 先日、庭植え用ギボウシとして、無銘(実生)ギボウシ数十株について、秋田県の造園工事業者から在庫状況の問い合わせがあった。そこで、ここでは実生ギボウシの在庫の整理を行ったので直後の画像とともにそのことを記したい。
 これは数年前から播種にて繁殖させてきたものですが、ギボウシ自体は親の形質を受けつがない傾向があり、混乱を避けるために販売上は仮に無銘とさせていただいています。また、植木材料の流通市場の寸法形状でいわれる芽数については、本来植物自体が分けつすることが前提になっているものとおもわれるが、ギボウシの場合は園芸種ではある程度成株になるか、原種系ギボウシに多い地下茎で繁殖する特性の株にしか該当しない。今回はいろいろだが、1芽から5芽までのサイズになっている。
 実生ギボウシは遺伝的に安定せず、斑入り種は青葉に戻るなど、まだまだ、判明しない特徴があるようです(自然交配、セルフ授受粉)。ただし、原種系ギボウシほぼ大丈夫ではないでしょうか。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

    
 雑然としていますが、整理前です。
  
     
‘ 左の画像: 左側上は‘タチギボウシ’ 3年生12.0cmvp 12BP 、下は同じタチギボウシ’ 2年生9.0cmvp 7BPになり、右側上は‘寒河江’ 3年生9.0cmvp 36BP 、下は‘曙徳玉’ 3年生9.0cmvp 13BPです。
 右の画像:左側は‘パトリオット’ 4年生12.0cmvp 7BPであり、 右側は‘コバギボウシ(?)’ 3年生10.5cmvp 17BP です。
 以上で92株です。肥倍すれば、開花は早くて今年か、来年あたりに見こむことが可能でしょう。

●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●今年の出荷内容は、5/9付け・平成23年度版ギボウシ販売開始をご覧ください。なお、今年は単価面では昨年より20%カットで価格を調整中、品種カタログを所望の方は現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせをしていただく場合、事前に左欄のカテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
      
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