うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭弄り--ぎぼうしの整理

2007年10月14日 07時25分16秒 | ぎぼうし栽培日記
昨日、庭で‘ぎぼうし’の整理をおこなう。数日前に、仕事場所から引き上げてきた4鉢を入れて片付けていく。大体、全部で44鉢ぐらい、品種数は30弱か。この時季に株分けが必要かどうか見定めて、グルーピングする。この季節に分けつ中のもありそれぞれ品種によって生育状況が微妙に異なってくる。 
 わが家では、おなじみの青みどり・黄覆輪種の‘寒河江’、白斑の‘あけぼの’の鉢物が多い。地植えでは‘おおばぎぼうし’が群生している。ちなみに今わたしが探している品種は‘ブルーエンジェル’、‘徳玉ぎぼうし’である。
 今年の4月ごろから‘ぎぼうし’の収集を強化し、入手と同時に芽数の多いものは株分けして繁殖させた。(種子繁殖しても元に戻る性質がある為この方法になる、この場合、株分けはいわゆるクローン繁殖になる)
 ‘ぎぼうし’は海外で‘Hosta’の名でもてはやされる草花として有名だ。温帯から亜寒帯のアメリカ、イギリスをはじめとして、特にオランダには有名な育種家がいる。日本では‘ぎぼうし’は花蕾が擬宝珠(橋の欄干にある)に似ているからつけられた如く夏の開花を楽しむのに対し、海外では葉を鑑賞する。シェードガーデンの代表種で葉の形、葉の色具合で緑葉、斑入りの模様を楽しむ。品種改良も国内ではなく外国で盛んである。わたし好みでは紅葉もいいと思っている。

 ほかに、現在育成中のものには風知草とフイリノシラン(斑入り熨斗蘭)がある。栽培上の特徴も徐々に分かってきたのでこれも今後増やす方針である。

 そろそろ、ここで準備がととのい次第希望者にお分けすることを考えたい。一般的にはこの植物は好事家向きではあるが、どうぞ遠慮なくご一報をください。
       
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