【ＢＪＪ神童、日本へ】

マルセロ・ガッシア

必ず、この名前を記憶して欲しい。
ＨＥＲＯ’Ｓに参戦します。
彼はＢＪＪ出身選手の中で”最強”と
呼べる１人であり、数年前から総合への
転向を待たれていた１人でもあります。
現在、ＭＭＡの世界で苦戦する柔術選手の
メシア的存在となるでしょう。

グレイシー一族からノゲイラ兄弟まで
いつもＭＭＡ界のトップに立ってきた
柔術系ツイスターの衰退の要因は、
幾つか考えられます。
まず、グラウンド技術の進化と定着
により、ツイスターの”仕掛け”が
他のストライカー系、パウンダー系
選手に研究し尽くされて、たとえ、
グラウンドに持ち込めても、防御や
離脱の技術が、どの選手もスキル
アップしているので、優秀な柔術
マスターでも、なかなか”極め”には
至りません。

”一本”を取る為にタイミングを計り
隙を伺っている”溜め”の状態を”膠着”と
見なされ、苦労して寝転んでも、時間の
制限や仕切り直しを余儀なくされ、結果、
無理なアタックで激沈したり、判定になると
沈黙の攻防が、ネガティブにジャッジされ
多くの柔術選手にとって、苦汁を日々を
強いられています。
正直、グラウンド技術だけで生き残って
いくには厳しい現状です。
打撃を具えた”グラップラー”として進化を
遂げれた選手だけが活躍をしています。
しかし、もう、”柔術黄金期”は終わった。と
諦めるのは、”神童”と呼ばれる彼の
試合を観てからにして下さい。

柔術異端児、エディ・ブラボー
新世代グレイシー、ホジャー・グレイシー
ワニ男、ホナウド・ジャカレイ
数々の並び称される柔術マスターの
中でもマルセロ・ガッシアのグラウンド
技術は飛び抜けています。
ストライカー全盛期である今、
ネオツイスターとして旋風を巻き起こして
くれると信じています。
ＢＪＪの失われた栄光を再び取り戻せる
のは、彼しかいません。

彼のプロフ及び実績を”くまさん”が
詳しく掲載しておられます。
伝説の’０３年アブダビでの試合動画
は必見です。
くまペ－ジＢｌｏｇ