DREAM.1観戦記 後編

休憩明け、ミドル級ＧＰ出場予定の選手がリングイン
秋山にはブーイング。そして、サクは”かさぶた”を
理由にＧＰの回避を口にする。もう一人、赤パン先生は、
直ぐ後の水野の試合のセコンドに付く為にリングに
上がれなかった？上がらなかった？上がる気なかった？
８人で開催するのに…既に７人？ワールドＧＰでは無く、
ジャパンＧＰって事？次大会のリーフレットには思い切り、
タムさん載ってますが、サクの言動及びタムの動向が
気になります。

第７試合
○ミルコ・クロコップ×水野竜也

運命のゴング…いいぞ、水野、落ち着いて牽制。アカン！
アゴ上げて近付いたら！！案の定、膝とパンチが飛んで
きました。ダメだ。何でそうなるのよ。彼を擁護する箇所
を探しても見つからない。敗戦の理由は黒いＴシャツを
着用して来た事と、応援すると言いながら、Ｕ－ＦＩＬＥの
Ｔシャツを着用しないで、観戦した僕のせいです。タムさん、
落ち込んで泣いてる水野に頭からタオルかけるも、
『ちゃんと挨拶して行こう』と告げた様子。ミルコとタムが
握手してました。残念すぎます。

そんな試合に落ち込んでいたら、ＫＩＤがリングイン。
そして、お誕生日おめでとう。でも、タキシードを模した
微妙なＴシャツ何で着てんやろ…。


第８試合
○エディ・アルバレス×アンドレ・ジダ

ＣＢのジダは、サクを真似てマシーンマスク姿で入場。
噂に聞くエディは、実際にはどんなものか？と思いつつ。
ファーストコンタクトから、両者相打ち。一気に会場は
緊迫感に包まれる。スタンドは互角に見えたが、転がって
からのエディのポジションキープの技術は凄い。更に
凄いのは、絶好の位置でもサブミッションは一切、眼中に
なく、鉄槌のみ。ただただ、パウンドの嵐にジダ撃沈。
マッハｖｓ門馬の試合もそうだったが、止めるの遅すぎ。
会場ではゴゥン、ゴゥンとジダの頭にパンチが直撃する
鈍い音が鳴り響いていた。

第９試合
○川尻達也×ブラック・マンバ

リーチ差は歴然。スタンドを回避したい川尻は押し込み
続けたが、尽く逃げるマンバ。辛勝後、目の前を引き上げ
ていく川尻くんが『いや、強ぇ～よ、ホント、重いし（腰）』と
愚痴っぽくセコンド陣に語る姿に作戦ミスが伺える。
確かに昨年の宮田戦でのイメージなら、転がせば余裕で
川尻が勝つと僕も思っていたが、マンバはトンでもなく
グラウンドスキルを上げてきていた。次戦は期待できる。

第１０試合
青木真也×ＪＺカルバン

バカサバイバーが全国ネットのゴールデンでお茶の間に。
凄い事だ。ホントにこの日まで長かった。会場のボルテージ
は最高潮。この緊張感は久しぶりだ。そして、ゴング。
コーナーに押し込められたカルバンが青木の首に肘打ち
２発かまして、青木は苦痛に顔を歪める。タイムストップも
痺れがとれず、中山リングＤＲがドクターストップをかけて
ノーコンテストで終了。故意の反則では無いらしいが、
会場で観た限り、肩や背中や脊髄ではなく、２発目が完全に
首側部に入っている。あれは、やりすぎ。それなのに何故？
その場でカルバンの反則負けを宣告しないのか？疑問に
思えた。いつかワンマッチで再戦すればいいだけの話。
だけど、またもや”主催者預かり”とは、観客を愚弄している。
何の為にルールを規定し、何の為にジャッジや審判団が
試合を観ていたんだ。招待席で観た僕が言えた義理では
ないが、チケット買って駆けつけたファンは”主催者都合”を
観にきた訳じゃない。それが証拠に、ど白けの観客は、
説明も聞かず、そそくさと家路に向かう。皆、口々に冗談
じゃねぇーよ！金返せ！と言いながら。残された青木は
泣きながらマイク。カルバンは何度も手を合わせて謝罪。

で、今回の頂けない人々ベスト４

１位　ＪＺカルバン…首側部への肘打ちは問答無用でダメ

２位　審判団…答えを出さず、責任を回避する軟弱者はダメ

３位　僕…自宅にチケット忘れ、関係各位を困らすのはダメ

４位　和香パイ…ライト当て過ぎ、星のネックレスに反射してダメ

で、帰宅後、録画した地上波放送を鑑賞するも、確かに
ＨＥＲＯ’Ｓ時代に比べ、野暮ったさは減少しましたが、
何だか、ゴールデンに放送したとは思えない程、淡々とした
大会に見えました。現場の空気感がココまで伝わらないのは
立木氏でなくなったナレーションのせい？それとも、ＴＢＳ実況
アナウンサーの五月蝿さか？