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WWDC 2009で気になること(OS X編)

2009年06月09日 23時11分00秒 | Apple
日本時間午前2時から、WWDCの基調講演が
行われ兼ねてから噂になっていたものが
真実となり、また驚くものもあった。

今回から数回に分け、個人的に気になった
ことを取り上げ更新していきたい。

その第1回は、OS X Snow Leopard。
朝方Appleのサイトで、技術仕様を確認
すると・・・流石Appleと思った。

必要システム条件

Intelプロセッサを搭載したMac
1GB以上の実装メモリ
5GB以上のディスク容量

バッサリと、PowerPC(PPC)切り捨てたか。

既にIntel Mac移行が完了して約2年、主要
アプリもほぼユニバーサルバイナリ化して
いるはず。ということで、切り捨てたと。
そう考えた方が良いのか。
PPC系の最終バージョンは、10.5でした・・・。
個人的な予想が外れたが、サポートのコスト
を考えてApple的にはこれでOKと思う。
この様子だと、Rosettaも切り捨てそうだ。

そういうこともあってか、HDD容量6GB分の
無駄がなくなりどちらかといえば去年の秋
以降のモデルにターゲットを合わせた設計。
OSのインストールも、プロセス全体がシン
プルになり、最大45パーセント高速化する
と同時に、完全性と信頼性もアップした。
IntelMac初期モデルの人はあまり恩恵を受け
ないられない機能もあるので、ちょっと残念
かも・・・特に64Bit関連・Open CLとか。

システム関連では、Grand Central Dispatch
(以前はDispatchがついていなかったが・・・)
に注目してみた。
Grand Central Dispatchは、OS X全体をマル
チコアに対応させてタスクを複数のコア・プロ
セッサに割り当てることで、この進化をフル
に活かすことができる。


アプリケーションで、個人的に注目している
のは、QuickTime X(テン)である。
インターフェイスを変更し、簡易編集機能を
追加。それから同社のMobileMeや、Youtube
へUPできる。と、結構頼もしいソフトである。
Safari 4も、Javaスクリプトの高速化やHTML
5対応などをアピールしている。

まさに「再発明ではなく、純粋進化」という
に相応しい、今回のバージョンアップだ。

今回はこの辺で。


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