歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

じゅーしんで、明るく楽しく馬鹿ばなし~

2007年11月24日 | ◆獣神演武
某Tつ様へコメしようと打ってたら長文になっちゃったんで、自分ちでエントリ上げる次第。
とっても私信。

じゅーしんへのフォローありがとう!そゆとこが、さすがTつ様は大人だなあって思うのです。違う意見もきっちり汲む。でも嫌は嫌なのとちゃんと言える。
えへ~またファンになっちゃったとかゆっていいですか?<迷惑だ。  

でもじゅーしん話題をやるとマイナスオーラ出てしまうし、自分でも渋抜き失敗した柿を食べてるよーな後味なんで、またしばらく止めておきます…。
とか言いながら、またこやって書いてんのは、こちらのブログに出会ったから!
「じょうしょうとふはい」ええ、リンク紹介はいたしません。ご挨拶してないし、私が挨拶行ったらすっげ迷惑っつかコワイと思うんで(なにしろじゅーしんに対してはすげー発言してるしなー)こっそりご紹介♪ご興味のある方はググれば即。
こちらは、鋼が好きで獣神も好きな、奇特な(失礼な!)ブログ様でございますv
出会った途端、「Tつ様の同士がここにっ!」とか思いました…勝手に思うなヨ…。
私、あれほどぶーたら言ってる癖に、こうゆう真っ直ぐかつ長文で「好き」を語ってるブログに出会うと、嬉しくなっちゃうのよね~。変よね~。

それでね、こちら様によりますと、なんか真面目な方向音痴君は、将軍の息子らしいですよ。ほほー。で主人公が皇帝の兄だから、かくも辛き運命よ…!となる訳ですかー。
やーなるほどー。
やっぱり「驚きの展開」は、「設定」でしか生まれないんだなあとか、そゆこと言っちゃダメ?
だってー豆が400歳の化け物の息子だってのを全然さらりと出しちゃうトコに、私は惚れてっからさあー。もしも、無能が実はキングの遠縁でした、とか言われたら、例え鋼でも「それはシラける」ってハッキリ言っちゃうと思うなー。

どーやったら今のじゅーしんがもちょっと面白くなるのかなあって思ったらさ。
やっぱ、分かってる設定は全部さっさと明らかにするってのが一番だと思うの。
このむず痒さは、客がタネを知ってる手品を、手品師は知られていないと思って大真面目でやっていて、それをこー、突っ込みたいけどそこまで親切する気もないし本人頑張ってはいるしなあって感じで、早く終わらないかなー拍手はしてあげるんだけどなーって待ってる、あの感じと似てません?
だから。とりあえず、主人公は皇帝の兄貴だってさくっと明らかにして。読者にじゃなくて、主人公本人にね。
そんでもって、仲間の真面目君が敵対する運命ならそれも明らかにして「それでも私は味方です。だって私と貴方は仲間でしょう?」とかゆー台詞も同じ一話ん中で言わせて。
ここまでもってくるのに2話?2月発売の?じゃあアニメ終わるじゃん。
そしたらさ、もうアニメ気にせず、どんどんオリ話作っていいんじゃん?

私ならさー。
私なら、とりあえず設定説明義務をこなしたら。
4月発売号で、微笑冷血参謀さんの命令で、将軍に主人公を「自らを真の皇帝と名乗る不届者」として捕らえさせるな。
で、「俺に後ろめたいことは何も無い!」とか堂々と捕えられる熱血馬鹿兄貴。
その連行された先は、イキナリ公開処刑場。
「そんなまさか!」とか真面目長髪坊主がお約束台詞を吐いて、「ですが皇帝の名を謀る者は当然死罪。そうではございませんか、皇帝陛下?」とか参謀が聞いて、青い顔して頷く坊やちゃん皇帝。
「違う!俺は本当に、皇帝の血筋なんだ!あいつのアニキなんだ!」とかわめく馬鹿。
「それでは証を見せてください。将軍、あの剣を」
と、けんからんぶを手渡される主人公。
ここで抜かないわけにはいかねー!と、気合を入れて、ズズズズとか筆文字効果音とともに、剣が抜けたー!
見開きー!主人公ー!
で、ページめくって、参謀がざくっと坊やちゃんを斬る。
何を?!と驚愕する主人公(と読者)
「申し上げたでしょう?皇帝の名を謀る者は死罪、と。新皇帝陛下?」と主人公に最敬礼を取る、参謀。
血溜に倒れ付す、坊やちゃん。
で、4月号おわり。
ほら、サプライズっしょ!?意外性っしょ驚きっしょ!?だって暢気な隔月なんだもん。ジェットコースター展開しないとさあ!

で、6月号。
同じ場面から始まる。ほら2ヶ月ぶりで読者スッカリ忘れてるから。
血溜に倒れる弟、ずらーと頭を下げる家来達、手には抜き身のけんからんぶ、豪奢な宮殿。
「うぉおおおおお!」とかキレる主人公。ガレキが飛び家来達が逃げ惑い石造りの広場がまっぷたつ~!らいらっちのデコごっちんでよーやく止まると、家来達が「恐ろしい…次の皇帝はあのような狂人が…」とか聞こえるよーに(笑)つぶやく。
はい、主人公蹴落としの回ですね。
ごーか絢爛な皇帝の衣装を身に纏う主人公が、超ビクビク文官に公文書を差し出されるけど、読めない。ほら馬鹿だから。ばん!っと投げとばして文官女官がひえええとか怯えて、将軍の息子にして真面目坊主君だけが新皇帝に近付けて「じきに慣れますから」とか気休め台詞でなだめる。「オレは弟にこんな辛い役目を負わせて、のうのうと自由に暮らして…」とか自嘲台詞。やーい落ち込め落ち込め。
で、どすんどすん歩いてくる将軍。けんからんぶはさっくり真の持ち主のモノになっちゃうし皇帝だから表立って文句いえねーししかも馬鹿だし、ちょー腹立たしいわけですな。もー地方に下って軍勢整えて反旗ひるがえしちゃおっかなー目玉杖の不気味君もそー言ってるしなーそそのかしに乗るのもムカつくけどそれっきゃねーかなーとか思ってる。で、あの馬鹿に娘娶らす気も無いので迎えに来たわけですな。
そこで「キャー!たき様が!」とか悲鳴を聞いて、楼閣に駆け上がるとベランダに立つ姫さま。あっとゆーまに身投げ。乗り出すと遥か下方の水路に姫の衣が、それも折からの雨で水流が早くすぐ消えてしまう。「そこまで皇弟陛下を愛して…!」
はい。少年漫画なんでもちろんタネあかし。
楼閣の下、陰の部分で「ひゃー怖かったー」とか崖に張り付いてるらいらっち。たき姫に化けてたんですねー。弓っちにも活躍の場をあげなきゃなんねーんで彼の放った矢についた紐が飛び降りたらいらっちを捕えて掬い上げたとかそゆことにしときやしょう。弓君とらいらっちの奥にはもちろん姫さま。
で、化粧上手な船乗り君が、宮殿修理の資材を運んできた代金に、重そうな高そうな大壷をもらったってことで、桟橋でえいころら運ぶ部下に「二つと無い貴重品だぞ気をつけて運べー」とかゆって、壷のフタがカタリ、とか動いて、そんで6月号おわり。むーページ数足りるかなー?

8月号。
狂人馬鹿に皇帝の座は勤まらん!と地方から反旗をひるがえす将軍。で、熱血馬鹿は「民を犠牲にしたくない。俺が出る。サシで勝負だ」と、けんからんぶを手に立ち上がる。相対する2大軍勢!モブいっぱいだけどアシさんがんばってくれ!

10月号。
で、草原に相対する二人の前に、もちろんお約束に生きていた弟坊やと姫さんが、5人の星に守られて登場~!ケンカは止めて~♪一曲歌ってきかせてやりゃーいいよ姫さま(どの世代だ)
で、馬鹿は「皇帝、辞めた」弟は将軍に「私はたき姫を愛しているし同じように民を愛している。たきにしてやるように民にもしてやりたい。貴方もまた、たきを愛しているのでしょう?」「お父様!」とかお涙頂戴。目玉杖は「やれやれ」と退散。国ごと騙していた悪漢5星はまるでイイヒトみたいにニコニコ。(真面目君だけはすぐ顔に出るので一緒に騙されてたことにしよう)
で、場面かわり、平和な宮殿。主人公は旅装をととのえ、弟に「帰る家がふたつできた。俺は幸せ者だ。地方を回って、お前が見れないものを俺が見てきてやるぜ!」とかゆって、仲間と共に旅立つ!
おー大団円。
やった!これならあと1年で連載終われるよ?単行本で全4巻?いい按配じゃね?
んで、続編ってことで、8年後くらいにヒゲでマッチョで大酒呑みになった主人公が好きに暴れまわる話つくればいいんじゃん。アニメでも小説でも同人でもさ!

うへー、今読み返したら、長えー!
しかもコレ、じゅーしん知ってる人にだって、ワケわかんねーんじゃん?
あははー私も大概、モノズキだわー。

あっ、でもねでもね!
私、鋼でも毎月こんくらいの妄想してますから!先月ならライオンとゴリラが軍用車でアル達のところへ行く展開を、今月ならマスタング准将がアームストロング少佐を副官に北方司令部司令官に着任ー!とかゆー展開を、上くらいの分量で妄想していますから!しかも今月のは荒川正統展開とロイエド妄想展開の両パターンだ!(威張るな!)

・・・・・・私信のはずが、自分ちの気楽さゆえにどんどんタガが外れて、こんなんなっちまいました。
ここまで読んでくださったとっても我慢強いお客様、どうもありがとうございました!!
(明日はもちょっと真っ当な記事載せますー)

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