歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

下村裕一氏へのエールに代えて、鋼の錬金術師17巻分の巻末予告アオリ文句を書き出してみました!

2007年11月25日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか
下村裕一氏とは、言わずと知れた、荒川弘の担当にして、月間少年ガンガン副編集長。(05年のインタビューで副編集長と紹介されていましたが、今でもそうですよね?)

私、下村氏のこと好き。
なぜ?それはね。

まず。
鋼をこの世に送り出してくれたから。
ありがとう!荒川弘を、鋼の錬金術師を、私たちの下へとどけてくれて!

次に。
アニメ化大喧騒の頃に、徹底して荒川弘を守ってくれたから。
取材とかには下村氏が代理に出て、インタビューの発言もどれも真っ当でした。その頃は下村氏の発言まできちんとチェックしてなかったからよくは覚えてないんだけど、「ひっかかった」記憶が無い。これ評価点ですよ!
(まあ、あの頃は牛先生が取材なんぞに応じる暇が無いほどマンガの仕事を突っ込んでいたという事実もあるけど(笑))

そして。
アオリ文句が格好いいから!
予告ページとかの、キャッチフレーズのことですね。
格好いいじゃあないですか!
しかも、ちゃんと読んで、理解して、書いてくれてる。
たまにあるよね。アオリでもキャッチコピーでもさ、「お前ほんとは読んでねーだろ?」ってヤツ。(逆に、この凡作にこのコピーを捻り出すか、仕事人だなあ!とゆーのもある。それはそれで楽しい(笑))
でも、鋼のアオリはいつもイイ!

アオリ文のほか、単行本の初回限定特装版の企画も、下村氏なのだそうですね。
4コマとかラフとか、もー荒川ファンを分かってらっしゃいますねっ!って企画でした。
18巻はカルタ。
少々不人気だったトランプの二の舞を不安視されていますが、私はいいじゃん、って思います。
トランプでは「絵札しか絵が無い、カラー3分の1でこの価格?」とか言われたから、じゃあカルタって発想がイイ(笑)。カルタならどーやったってカラー2分の1ですもんね! それにガンモバでストックした着色原作絵を使えるから、荒川弘への負担も最小限で済む。うんうん、考えてありますよ。


その下村裕一氏に感謝とそして、無事に鋼の錬金術師の最終回を迎えさせてくださいの願いを込めて。
単行本17巻分の格好いいアオリ文句を列挙したいと思います!


1巻巻末2巻予告
神に背き者達の背負いし罪と罰 
神の使いか!?

2巻巻末3巻予告
真実に躓く人間達、それを見て笑うのは神か悪魔か!?

3巻巻末4巻予告
真実へと手を伸ばしそして涙する人間達。すべては…神の定めた因果のままに。

4巻巻末5巻予告
「強くなりたい」と願う少年達 どれだけ進めばそこに辿り着けるのか!?

5巻巻末6巻予告
魂さえも犠牲にしろというのか?

6巻巻末7巻予告
戦慄(わなな)く人間達、ここからは神の領域だ。

7巻巻末8巻予告
それは人の理(ことわり)を、曲げたモノ達…

8巻巻末9巻予告
錬金術は人に 何をもたらすのか!?

9巻巻末10巻予告
まどろみを破る鐘が鳴る…。

10巻巻末11巻予告
一つの真実が見えた。

11巻巻末12巻予告
真実を求め・・・猛る者たち―!!

12巻巻末13巻予告
目をそらすな―真実は、その足下に…。

13巻巻末14巻予告
望んだのは、新たな罪。

14巻巻末15巻予告
そしてイシュヴァールの真実が語られる。

15巻巻末16巻予告
物語の舞台は 北へ!

16巻巻末17巻予告
この闇を一体誰が止められるというのか。

17巻巻末18巻予告
誰が背き、誰が赦すのか!?

以上!

私はコピーとしては5巻予告、「強くなりたい」と願う少年達~が好き。
ここらから予告作りに本気出してきてますよね?デザインも活字の配置もだんだん凝ってきて面白い。
最近では17巻予告が出色!うぞうぞ君をトーンで落とした上に四角コマキャラ4人を等分に配置ってデザインもぐっと来るが、メインキャラ無しっつー冒険がすげえ!これは、読み手も送り手も鋼を「知って」いる、ここまで巻を重ねたからできたこと。くぅ~イイねえ~っ!!

ほんとは雑誌のアオリも抜き書きしたかった…手元に取していないので、残念ながらできません。誰かやっているかしら?
私は34話、「その道が切なくとも ボクらは振り返らない」とか、絵と合っていて、いいなあって思いました。
あとうろ覚えだけど30話は「立ち上がるぜ何度でも!」とかでしたよね?これも鋼そのものって感じで好き!

それから、雑誌の次号予告では、52話の最終ページのハシラ、ってか上にしか余白が無いにもかかわらず入れられたアオリ「次号、衝撃!」が、一番の印象。
たったコレだけ、そしてありきたりな文言。なのに本当に衝撃だったから…!(ええ、グラトニーの腹から脱出するエドと、アルフォンスの邂逅、あの衝撃ですよ…っ!)

と、私は下村裕一氏が好きです!
でも一つだけ、どーしてもガマンできないことがある。
それは5巻目次のページ数間違いではなく。(いや、アレも直してやってね)
(某原作つきについてでもなく。アレはイチ担当の力量でどうにかできる範囲の外だったんだろうと推測。ここまでで出来なかったことに今後も期待はしない。したいんだけどね)
単行本のキャラクター紹介ページの、ウィンリィのカットセレクトです!!!
ウィンリィ好きなんです私!だからもっと可愛い表情のウィンを選んであげてください!メイの絵は差し替えてんのにウィンはそのまんまたーどうゆーこったあ!(<落ち着け)
ええ、18巻はウィンリィ活躍するし、きっと、カット絵、差し替えてくれると思っています・・・!

と、いう訳で。
今日は下村裕一氏への、感謝とラブコール(笑)と。
そして様々な方面からのプレッシャーから、ぜひとも荒川弘という類稀なるクリエイターと、鋼の錬金術師という2000年代を代表する素晴らしい作品を、守り通してくださいね!という応援の、記事でした!


(だったらブログに書かずにハガキとか出せよ…)(だってブログだから書けるんだもん…)

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