「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり…

　午前に大手不動産部の担当からＴＥＬが。
　一週間の休み前に不動産資料を送って貰てました。
　さいたま市のマンション2件と。
　さいたま市北区の中古戸建の。

　お断りしましたけど。
　入札案件なのです。

　マンションは買い上がって行くほど魅力もないし。
　戸建てなんかはニーズの無さげな○○本郷。
　購入者を探すのにも骨が折れるような場所なのに。

　前回の浦和岸町の入札案件とは全く違うのでね。
　一見入札は公平のようですが、特に中古戸建は買主は出てこない気がします。

　もし、多くの業者が「まだ」「まだ」と、買い上がってくるようだとね。
　もうそこは天井の様な気がします。

　「もう」天井だと思って、参加者が少ないようだと、まだかもしれませんけど。

　赤カブ不動産屋の皮膚感覚だとね。
　一年以上前から都内のリノベマンションも売値は下落傾向で。
　在庫も増え、回転は落ちているようだし。

　ここ浦和でも完成在庫が少ないマンション販売も、在庫が増えてるようだし。
　新築戸建て住宅販売でも「誰もが良い」状態は過去のものとなったような。

　仕入れや商品そして販売に注力した会社と、そうで無い会社と。
　2極化のような…
　これはこれで、差をつけるチャンスなのですけど…

　中古戸建て、マンションの業者買取に対する金融機関の対応も微妙に違ってきて。
　そうですよね、在庫増加や販売不振では不動産融資も締めるでしょうしね。

　そんな事から「もう」はまだなり、「まだ」はもうなりと。
　そんな格言を思い出すのも臆病だからでしょうけどね。
　
　でもね、この業界はそんな事よりもね。
　「行く所まで行く」のが一般的でね。
　繰り返すんですよ…

　まあ、分かりませんけどね。
　来月は幸田昌則先生の不動産セミナーがあって。
　早く市場データに基づく現状を学びたいなとワクワクしますよ。

　今日の格言は証券業界のものですけど。
　何か当てはめて見たら如何でしょうか。
　ブレーキとアクセルを間違えないように、立ち止まる材料にね。

　本日も応援いただきありがとうございました。
　
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