祇園精舎の鐘の声…

　三菱自動車が大変な事になっています。
　今後どうなっていくのか分かりませんが。

　最高益を更新して。
　完全に復活を果たしたと、世間は見ていましたが。
　10数年前のリコール隠蔽や。
　トラックのタイヤが外れる事故でも、欠陥隠しを。
　そして今回の燃費データの不正事件。
　懲りない会社ですね…

　東芝の不正会計など、故意で悪質な事件でした。

　大手企業でもシャープの身売り。
　ソニーの低迷。
　などもありましたが、不正の問題ではありません。

　大手企業と言えども、優良企業と言えども奢れるもの久しからずですね。
　会社は倒産するようになっているんですね。

　倒産させないために、さらなる成長の為に経営があるんですね。
　市場の開拓、技術の開発そして社員教育などやり続けなくてはなりません。
　何よりもぶれてはいけない経営理念がね。
　ぶれたり、浸透出来てなかったりではね、存続は難しいのです。

　赤カブ不動産屋のような小規模事業者は常に危うさを包含しているのです。
　大手企業と言えども常に危うさの隣にあるのです。
　忘れてしまっているのでしょうか。

　平家物語の冒頭を載せましょう。
　諸行無常を謳ってますが、生き残るには変わらぬ理念もあると思うのですがね。

　祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。た　けき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。・・・

　住宅・不動産などは好市場の中で皆が上手くいって。
　市場の変化で危機に瀕して、何割かが生き残るのですから。
　理念のもと愚直にやり続けたものが生き残るような気がします。

　東芝や三菱自動車などの不正を行った会社。
　身売りのシャープなど、小さな会社も学ぶべき反面教師ですね。

　今日も応援いただきありがとうございました。
　
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