安心が危険を生む

　赤カブ不動産屋の家の日めくりカレンダー。
　一言が記されています。

　昨日の一言は「安心が危険を生む」でした。

　上手く行っている時は上手く行かなくなる要因を内包している。と言います。
　誰でも上手く行っている時は嬉しいですし、このまま行って欲しい、いや行くはずだと思いがち　ですね。
　上手く行っている時には何も問題が無いように見えます。
　それは問題が無いのではなく、見逃されているだけなんです。

　そこに危険が生まれると言うのでしょうか。

　市場、業績が悪くなりますと、事故等が気になり始め、クレームなど顧客の不満足が多発してい　るように見えます。

　緊張感のない、根拠のない安心が要因となり、数々の危険を生んでいたんですね。

　赤カブ不動産屋はそう思うんです。

　赤カブ不動産屋の事務所では来年の住宅販売の状況など楽観していませんから、新年からのプロ　モーションを顧客と一緒に考えるか、こちらの提案をしているんです。

　今年は震災があったにもかかわらず、まあまあの業績を上げた住宅会社が多いんですが。
　では来年はどうするのとお聞きしますと、今までの延長で行く会社が多いように見えます。

　住宅会社にとってみれば、１２月３１日も１月１日も変わらないんでしょうが、消費者、生活者　から見れば一大決意で年を越すんですね。

　来年はこうしたい、ああしたい。
　健康は、学校は、何を買おうか、どこどこに旅行に行きたいとか。
　そしてそろそろ家を買おうかなどなど。
　年末になれば高島易断などの暦が売れるんですから。

　赤カブ不動産屋の家でも来年はどうしようかなど。
　新年になれば何をすると決意しますからね。

　多くの会社の決算は３月かもしれませんが、もう既に一月から消費者の動向は変化し始めるので　すから、もう一捻り、二捻りすることでしょうか。
　二月三月では遅いんですね。

　今年のまあまあという安心は、危険を生むと同時にチャンスを逃すことにもなるのでしょうか。

　まだまだです、赤カブ不動産屋。
　応援して頂き感謝です。