赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

ストーリーとは

2011-09-16 19:23:17 | 日記
 ストーリーとは物語ですね。
 私たちは普段から自分の思うままに、感じるままに話しています。
 しかし、事実ではない事が多いのです。

 自分がそうだと思い込んでいる事が多いんです。

 事実が違っているのを分かりながら、話しているのは何か目的があってのことですね。
 自分を守る、美化する、相手を支配するなどで、確信犯ですが。

 問題なのはそう思い込んでいて、都合のよい事など、その前後や、時間軸のズレを無視している 事があります。
 為にする話ではないからよけい始末に負えないんですね。

 時間軸の中では記憶は薄れ、都合の良い部分だけ記憶に残り、自分でそれをつなげて物語にして いくんです。
 それがさも真実のようになって行きます。

 私の尊敬する創業者は事業の未来について、その目標や道筋を幾度も繰り返し話してくれまし  た。
 そして、創業者にはその未来が手の中に入っていたんです。
 その成功のストーリーは本人や周りの人々にエネルギーとなったんです。

 普段初めて会った人を好き、嫌いなど、こんな人だと勝手に思い描く事はありませんか。
 そうすると、自分が思い描いた人として現れ、時間が経ってそうでない事が分かる事がありま  す。

 勝手に思い描くストーリーは悪い事ではありません。
 皆がストーリーを描きます。

 でも自分や周りの方のエネルギーになって、人間関係が出来、仕事が上手く行き、幸福感が味わ えるストーリーなら大歓迎ですが。 そんなストーリーを描ける人間になりたいものです。

 そうそう、尊敬する創業者は弥生時代の事から江戸時代の事までありありと頭に描くような話を します。
 赤カブ不動産屋は若い時、二人でいる時に揶揄して言ったんです。

 講釈師、見てきたようなウソをつく、と。

 創業者は頭を抱えて、えへへと。

 そんな創業者が好きでしたね。

 そんな事を思い出しました。
 今日もありがとうございました。
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