リクルート社住宅情報初代編集長でネットワーク88代表、幸田昌則氏のセミナーに参加しましたので、一部お知らせいたします。勿論、賢明な皆様は百も承知のことと思いますが。
住宅、不動産市場は不況の影響で雇用の深刻化、所得の急激な低下などで厳しい局面である。しかし、新築、中古問わず、低価格帯は需要が強い。高額物件の需要は急減している。
住宅、不動産の資産処分は水面下を含め、個人、企業を問わず増加しているが、市場在庫は著しい増加がみられない。買主、売主の希望価格に大きな差異があるので、様子見、売り止めが原因である。
昨年春以降建売住宅用の優良宅地の需給は逼迫している。最近、マンション用地の需要の回復の兆しも見えてきた。
以上が赤カブ不動産屋に関係する戸建て住宅、住宅用地の市況の概略です。
以下は赤カブ不動産屋の私見も交えまとめてみました。
不動産購買態度指数を見ますと、買い時と思うかそうは思わないの指数ですが、平成7年当時の指数に戻っています。一昨年のリーマンショック以来の危機を脱した。
首都圏の新築戸建て在庫物件数と平均成約価格のデータを見ると在庫数の急減、成約価格の著しい低下で整理は一巡した。
参考に首都圏の募集中の住居用賃貸物件数を見ますと、ウナギ登りで、今後も更に厳しい賃貸募集が続く。賃貸経営は苦境に、そして、売却の動きで物件が市場に放出される。
今年は在庫整理が済んだ業者、コストダウンに取り組んだ業者には不況であるが追い風である。しかし、在庫を抱え、過剰債務の会社は逆風が続き、更に、厳しい状態に陥る。戸建て業者以上に中堅マンション業者が厳しく、新たな破綻が起こる。
戸建て購入希望者の立場から見たら、買い易い市場になった。と言えます。
買い場だと思いますが、このような時は安かろう、悪かろうの開発業者が出てきます。売れれば良いとの考えで。赤カブ不動産屋の経験では。ですから安いといって飛びつかないで、購入希望の住宅は良く、吟味しましょう。
某生命保険会社のシンクタンクが昨年調査したデータを見ますと。
経営戦略上最も重視する内容の一番はコストの削減になっています。
経営課題解決のために実施している事の一番は低価格の製品サービスの開発強化になっていました。
このように見てきまと、やはり、価格はとても重視されてます。この傾向はしばらく継続することになります。
企業にとっても不動産の市況は大いに関係します。国土交通省の資料を見ますと。
今後一年間の土地購入と売却動向ですが、勿論売却意向が多いですが、購入意向を大幅に超えています。当然不況ですから分かりまが、今年は特に増える事になります。
売却理由、売却検討の理由の上位は
1.事業の債務返済
2.資金調達、決算対策
3.土地保有コストの低減のため など
経済状況から、今後売却や有効活用が増える事は明らかと思います。
まとめ
不況ではあるが戸建て業者には優良宅地の取得、建築費コストダウンで追い風である。
購入希望者にとっても吟味すれば良い住宅が割安で手に入れる事が出来る。
一般の企業は効率の悪い不動産や不要の不動産を早く活用するか、売却する事が戦略上もとても大切である。
賃貸経営は苦境が続く
住宅、不動産市場は不況の影響で雇用の深刻化、所得の急激な低下などで厳しい局面である。しかし、新築、中古問わず、低価格帯は需要が強い。高額物件の需要は急減している。
住宅、不動産の資産処分は水面下を含め、個人、企業を問わず増加しているが、市場在庫は著しい増加がみられない。買主、売主の希望価格に大きな差異があるので、様子見、売り止めが原因である。
昨年春以降建売住宅用の優良宅地の需給は逼迫している。最近、マンション用地の需要の回復の兆しも見えてきた。
以上が赤カブ不動産屋に関係する戸建て住宅、住宅用地の市況の概略です。
以下は赤カブ不動産屋の私見も交えまとめてみました。
不動産購買態度指数を見ますと、買い時と思うかそうは思わないの指数ですが、平成7年当時の指数に戻っています。一昨年のリーマンショック以来の危機を脱した。
首都圏の新築戸建て在庫物件数と平均成約価格のデータを見ると在庫数の急減、成約価格の著しい低下で整理は一巡した。
参考に首都圏の募集中の住居用賃貸物件数を見ますと、ウナギ登りで、今後も更に厳しい賃貸募集が続く。賃貸経営は苦境に、そして、売却の動きで物件が市場に放出される。
今年は在庫整理が済んだ業者、コストダウンに取り組んだ業者には不況であるが追い風である。しかし、在庫を抱え、過剰債務の会社は逆風が続き、更に、厳しい状態に陥る。戸建て業者以上に中堅マンション業者が厳しく、新たな破綻が起こる。
戸建て購入希望者の立場から見たら、買い易い市場になった。と言えます。
買い場だと思いますが、このような時は安かろう、悪かろうの開発業者が出てきます。売れれば良いとの考えで。赤カブ不動産屋の経験では。ですから安いといって飛びつかないで、購入希望の住宅は良く、吟味しましょう。
某生命保険会社のシンクタンクが昨年調査したデータを見ますと。
経営戦略上最も重視する内容の一番はコストの削減になっています。
経営課題解決のために実施している事の一番は低価格の製品サービスの開発強化になっていました。
このように見てきまと、やはり、価格はとても重視されてます。この傾向はしばらく継続することになります。
企業にとっても不動産の市況は大いに関係します。国土交通省の資料を見ますと。
今後一年間の土地購入と売却動向ですが、勿論売却意向が多いですが、購入意向を大幅に超えています。当然不況ですから分かりまが、今年は特に増える事になります。
売却理由、売却検討の理由の上位は
1.事業の債務返済
2.資金調達、決算対策
3.土地保有コストの低減のため など
経済状況から、今後売却や有効活用が増える事は明らかと思います。
まとめ
不況ではあるが戸建て業者には優良宅地の取得、建築費コストダウンで追い風である。
購入希望者にとっても吟味すれば良い住宅が割安で手に入れる事が出来る。
一般の企業は効率の悪い不動産や不要の不動産を早く活用するか、売却する事が戦略上もとても大切である。
賃貸経営は苦境が続く