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アールデコなカメムシ

2008-12-31 11:17:15 | Weblog

別に、
カメムシがアールデコなわけではありません。

たまたま居た場所がアールデコ調の照明器具だった。

実は我が家の電球の所で撮影しました。

 

このカメムシはカメムシの普通種、クサギカメムシです。


話せば長くなるのですが、
旅の宿に居たカメムシが、
そのまま荷物にまぎれて一緒に我が家にやってきた模様。

部屋が暖かくなるとブーンと飛んで電球の傘のところに、
行くというわけです。

電球のあたりが、カメムシにとってちょうど居心地のいい温度の様子。

春になると、暖かい外に飛び出してゆくと思います。


今年はこのカメムシと一緒に年を越すことになりそうです。


今年最後の更新がカメムシで申し分けない気もしますが、


今年一年見に来てくれてありがとうございます。

来年も、野に山に、あるいは通勤途中に、
気がついた自然を報告してゆこうと思います。

 

来年も皆様にとって良い年であるように。








 

 

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コゲラ

2008-12-29 00:37:28 | Weblog
コゲラは働き者だ。


何時も木を嘴でたたいている。


モズのようにゆっくりとあたりを見回すこともしない。


ヤマガラのように、仲間と鳴き交わすことしもない。


カラスのように集団で悪戯をすることもない。


一人ぽっちで、忙しそうに幹から枝へ、
コツコツと嘴でノックしている。



孤独を愛する働き者。


コゲラはそんなイメージの鳥です。


でも、シジュウカラやヒガラの群れの、
近くにいることが多いように思います。


孤独を愛する割には、
寂しがりやなのでしょうか?



12月28日 野川公園で。

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モズ

2008-12-26 11:18:27 | Weblog

モズは結構目にすることの出来る鳥です。

目の所に黒い帯があり、
雄はいかにもワルという感じがします。

それに比べて雌は優しい感じがします。

ちいさいけれど狩人で、虫や、カエル、トカゲなどの、
小動物を食べます。

見晴らしのいいところに陣取り、
あたりを見回して、餌を探しているのか?

よく開けたところでポツンといる姿を目にします。

モズ・百舌の名前の由来は、
いろんな鳥のさえずりに似せて鳴く、
文字通り百通りの鳴き声を持っているからだそうです。


どうりでモズを見ても、その特有の鳴き声が浮かんできません。
いろんな鳥の鳴き声をまねてるからなんですね。

固有の鳴き声はギチギチギチだそうです。


写真は12月20日、
深大寺で撮影したものです。



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ヒガラ

2008-12-25 11:28:17 | Weblog

正直シジュウカラを撮影した、
と思っていました。


PCに取り込んで拡大してみて、あれっ?
違う、と思ったのです。

生息範囲もシジュウカラとほとんど同じで、
混棲していることもあるそうです。

シジュウカラよりは小柄で、体色も地味目。

なにか素朴で、民芸品の様な味わいがあって、
可愛い鳥ですね。

 

12月20日  深大寺で撮影








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水の上を歩くハエ?アブ?

2008-12-24 10:56:19 | Weblog
水に溺れているのかな?


と思ってよく見ると、この虫はアメンボのように、
水の上をスイスイと歩いていました。



うーん、こんな虫は初めてだ。


アブかもハエかもわかりません。


よく見ると同種の数頭のハエ?アブ?が、
水の上をスイスイ歩いていました。



うーん、なんという虫なんだろう?


この池は深大寺にある小さな池で、
春にはオタマジャクシ、夏にはアメリカザリガニが、
跋扈する秘密の池なのです。


もしこのハエ?アブ?が夏に成虫になったら、
のんきに水の上を歩いているわけにいかないだろう。

オタマジャクシや、アメリカザリガニ、はたまたトンボなどに
捕食されてしまうだろう。


ということは、
この虫にとって一番外敵に襲われない、
都合のいい時期を選んで羽化したのか?


謎は謎をよぶばかり。


齢を50を過ぎても、
見た事もない虫に出会える幸運に感謝しつつ、

正月休みにでも調べて見ることにします。



12月20日 深大寺で撮影
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ミツマタの花芽

2008-12-23 13:28:20 | Weblog

ミツマタの花芽がもう用意されていました。

花は3月に咲きます

 

ミツマタは、和紙を作る原料となる木です。
学生のときに習った和紙の原料、
コウゾ、ミツマタのミツマタですね。

花も綺麗だけれど、
花芽も多肉植物みたいでかわいらしいですね。


12月20日 野川公園で撮影

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ロウバイ開花

2008-12-22 11:04:44 | Weblog
毎年ウオッチしているロウバイ開花、
今年はまた早くなったようです。

一昨年が07年1月2日  去年が 07年 12月22日、
そして今年が12月20日です。


数年前までは年を越して正月を迎えたら見える花。

そんなイメージでした。

でも最近は年末に見える花、になってしまった感があります。


季節感としては、やっぱり年を越えて見る事の出来る、
春を告げる花、であって欲しいと思います。


ツマグロキンバエが沢山訪れて、蜜をなめていました。




12月20日 野川公園で撮影



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アサギマダラ1600km・浙江省へ

2008-12-19 12:38:25 | Weblog

先日アサギマダラ1100km移動・新記録、
の記事を紹介したのですが、

その記録もあっという間に更新されてしまいました。


今朝のNHKニュースによると、
今度は中国・浙江省で発見されたそうです。

石川県でマーキングされて、1600km移動したわけです。


一気に記録を500kmも記録更新。


すごいですね。


中国・浙江省は上海のすぐ南の省です。

中国南方の海岸部ではあるけれど、
台湾のすぐ北に位置するから、

沖縄、西表、などの南西諸島沿いに移動すれば、
可能であろう、とは想像できるけれど、

やっぱりすごい!




ほんとうに、こんなに可憐な蝶のどこにそんな力が?


見るたびにいつも、不思議です。



写真は夏にアサギマダラと記念撮影したもの。
妻が撮影してくれました。






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テントウムシ幼生

2008-12-18 11:07:05 | Weblog

市民農園にテントウムシ幼生がいました。

この幼生の、装甲車みたいながっちりした形が好きです。

この形を見るとなるほど、肉食、アブラムシを食べる虫、
と合点がいきますが、
成虫のテントウムシは愛嬌のある姿なので、
なかなか肉食とは思えません。

でもテントウの中には草食・ベジタリアンの仲間もいます。
オオニジュウヤホシテントウなどは、立派なベジタリアンです。

人間にとってはジャガイモを食害する、
害虫というあつかいになってしまします。


オオニジュウヤホシテントウの幼生は、
毛が長く芋虫のような格好です。

肉食テントウムシの幼生とは、
かなり違う格好をしていますね。


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寒椿

2008-12-17 11:38:32 | Weblog
寒椿が咲いています。

なぜ、今の時期に椿は咲くのだろう?
この品種にメリットはあるのだろうか?

暖かい時期であれば沢山の虫が訪れ、
受粉の助けになる。

だから結実しやすい。
というメリットがあると思うのです。

ですが今の次期となるとこの花を訪れる虫は、ほとんどいない。

唯一メジロが寒椿を訪れている。

メジロが結実の助けになっているのだろうか?

だとすると、寒椿は鳥媒花の花ということになる。


すごくいい加減なことを書いているような気がします。


寒椿の10本に1本くらいの割合でメジロがいます。

これも乱暴な僕の体験に基づく数字なのですが、
想像以上に寒椿にメジロはいます。

今朝も目撃しました。
チャンスがなくて撮影は出来なかったのですが。

今度寒椿を見たら、良く観察してみることをお勧めします。
そうすると、メジロにあえるかも知れません。


あまりじっと見すぎて、木の所有者に不審がられないように注意しましょう。
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里芋の葉に蟻がたくさん

2008-12-16 13:59:35 | Weblog
秋深まるある日、
里芋の葉の裏に蟻が沢山いました。

なんでこんなに沢山の蟻が里芋の葉に?


と不思議に思ってよーく見ると、
アブラムシがいたのです。


里芋の葉の養分を沢山のアブラムシが吸い、
そのアブラムシに蟻が引き寄せられた。



それが真相みたいです。


はじめてみた珍しいシーンでした。


それにしても、
蟻はアブラムシが好きですね。





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ウチダザリガニ

2008-12-15 11:49:39 | Weblog

ウチダザリガニは、
最近北海道に猛威を振るいだした大型のザリガニです。

1920年代に北海道の湖沼、阿寒湖、摩周湖などに北米から、
食用にために放されそれが近頃増えて問題になっているらしい。

アメリカザリガニよりも二周りくらい大きく、
見た目ロブスターです。

生息域が日本ザリガニとバッティングするために、
ニホンザリガニの生息が危ぶまれています。


先週末 ビッグサイトでエコプロダクツ展があり、そこで沢山のNPOの方の
出展がありました。

その中で洞爺湖のウチダザリガニの増殖を問題視するNPOがあり、
その方からいろいろ話を聞きました。


写真のかたがその方です。
写真の左から ニホンザリガニ、アメリカザリガニ、
ウチダザリガニの順番で並んでいます。
比較すると、ウチダザリガニは大きいですね!


去年洞爺湖でウチダザリガニの生息数調査をしたら、
6千匹もいたとのことでした。


これは一大事です。
ニホンザリガニ危うし!


このウチダザリガニは高級食材で一匹数万円で売れるそうです。
だったら捕まえて売って食べて絶滅してしまえばいい!

と思ったのですが、
そんなに事は単純にいかないらしい。


というのは2006年外来生物法に基づき特定外来生物に指定されました。

そうすると、以下引用 Wikipediaより

「飼育や遺棄、譲渡、輸入等が禁じられている。
これに違反した場合、懲役または罰金が科せられる。」

引用終わり。

許可がないと捕獲して食べることも出来ないそうです。
このNPOのかたも調査するのに4つの関係機関からの許可が必要
だったそうです。


こんな迷惑で、美味しい外来種は、
寄ってたかって食べてしまえば、絶滅できる。

うまくやると洞爺湖畔の名物にして町おこしに一役買ってもらう。

なんて無責任で楽しいアイデアが沢山浮かんでくるのに、
なかなかそうもいかないみたいです。

でも早いタイミングで何か手を打たないとまずいことになってしまいますね。

僕も北海道育ちで、
子供の頃、裏山の小川にいたニホンザリガニのことはよく覚えています。
小さくて、すぐに泥の中にもぐってしまうので、
川幅が20センチくらいしかない小川でも、
なかなか捕まえれなかった思い出があります。


やはり、日本の風土には、
ニホンザリガニが良く似合います。

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「明日への神話」が渋谷に

2008-12-12 11:09:04 | Weblog
11月17日 岡本太郎氏の大壁画「明日への神話」が、
渋谷に公開されました。


JRと井の頭線を結ぶホールの壁が設置場所。
通勤途上なので毎日見ることが出来ます。

公開初日、沢山の方がデジカメで撮影していました。


いつもの通勤ルートが美術館に。


アートにはそんな力があるように思いました。



この壁の前では変ないざこざや、揉め事が起こらない。
そんなプラスの力がこの壁画に宿っているような気がします。


毎日の通勤で、この壁画の前を通るのが、
楽しみです。


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ツマグロキンバエ

2008-12-11 15:36:48 | Weblog

先週の日曜日農園で見た唯一のハナアブ。

菊の花にもぐりこんで花粉や蜜をなめていた模様。


初見です。

調べてみても名前を同定できず。
たぶんクロヒラタアブの一種だと思うのですが、
詳しいところはわかりません。

 

このハナアブは花から花へ、飛ぶと言うよりも、
歩きながら移動していました。
寒くて飛べなかったかもしれません。


この日の菊の花は、食堂の役割と、
寒さから身を守るシェルターの役目をしていたのかもしれません。


その後偶然にこの虫の名前は、
ツマグロキンバエと判明しました。

12月20には、ロウバイの蜜もなめに来ていました。
名前がわかるとスッキリしますね。(12月22日追記)


12月7日  武蔵野市で撮影

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アサギマダラ1100km

2008-12-10 12:53:05 | Weblog
今日の朝日新聞第一面にアサギマダラの記事が掲載されていました。


内容は アサギマダラの移動1100kmが確認されたと言うことです。
すごいことですね。


詳しくは、

9月23日 岐阜県下呂市の小池雅之(43才)さんが、
マーキングをしました。

そのアサギマダラが10月25日 高知市で確認されました。
この間 23日。

そして最後に11月2日 奄美大島で再確認されました。
高知市で発見されてから18日後のことです。

トータル41日 1100kmの旅をしたことになります。


奄美で発見されたときには、
発見者 森田紘一さん曰く、

「 長旅をしたので翅がボロボロで、再び放蝶してもすぐに死ぬと思い、
私の家の冷蔵庫の冷凍庫に眠っています。」

とのこと、

アサギマダラさん、長旅お疲れ様でした。


さて、僕が今年の8月上旬、
北関東で出会ったアサギマダラは、
今は何処に?


西表島くらいまで足を伸ばして、
優雅に冬を越しているかしら?

だったら好いな、
と思います。

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