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コムラサキ

2006-08-31 15:45:22 | Weblog
この写真は群馬県の標高1000m位で撮影しました。

コムラサキを、
野川公園の柳の木あたりで見た記憶があります。
その記憶もさだかではありませんが・・・・

コムラサキを、
家の近くの公園でブリーディングをしている人がいて、
柳の木の枝を白い大きな布で囲っていました。

何をしているのだろうといつも不思議に思っていたので、
たまたま会えたその人に聞いてみると、
コムラサキの幼虫を見せてくれました。

小さな角が可愛らしい終齢幼虫が、
数十匹葉を食べていました。


2~3匹分けてもらい、飼ってみましたが、
餌の柳の葉の調達がうまく行かず、失敗した思い出があります。

今回撮影して発見したのは、
コムラサキの口吻が黄色だということです。
オオムラサキと同じですね。


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アオクチブトカメムシ

2006-08-30 18:37:38 | Weblog
カメムシが芋虫の、体液を吸っていました。
カメムシがこんなことをしているのを見たのは初めてです。

植物の汁を吸うのがカメムシ、
他の昆虫の体液を吸うのがサシガメ、
というのが、僕の理解だったのです。

写真のようにこのカメムシの口吻は太い、
まるでサシガメのようです。

こんな残酷なカメムシは初遭遇です。

図鑑で調べたら、珍しい種とありました。

浅間山で撮影



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オオチャバネセセリ

2006-08-24 13:58:31 | Weblog
正直言ってセセリチョウには余り興味がなかったのですが、
去年、富士五湖周辺の高原に行って新種のセセリ数種に出会いました。

良く見るとそれぞれ個性があって可愛いものだと思ったのです。

大きな目も、可愛らしいし、
大きな胸部も、ヌイグルミの様で可愛い。
一見地味な茶系統の翅の中に、様々の渋いデザインが潜んでいる。

というわけで、すっかりセセリファンになってしまいました。

オオチャバネセセリも今回が初見。
今までのセセリとは違う、と思って撮影して調べてみたら、
本種でした。

撮影した時にはわからなかったのですが、
後翅の白い斑紋の位置がオオチャバネセセリ特有なもの、
なのだそうです。

ちょっと玄人好みの蝶だとは思いませんか?
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コチャバネセセリ

2006-08-22 13:49:28 | Weblog
黒くて、小さくて、地味なセセリですが、
市街地には生息していません。

この写真は群馬県の、
標高1000m位の所で撮影したものです。

このコチャバネセセリは黒っぽく、
本種かどうか確信が持てなかったのですが、
蝶のブログ・「my蝶あるばむ」を見て確信出来ました。

小さいセセリですが、
こうして見ると、なかなか逞しい感じがします。
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ウラギンヒョウモン

2006-08-21 16:49:56 | Weblog
ウラギンヒョウモンはそんなに珍しい蝶ではないけれど、
子供の頃、ずいぶん探した思い出があります。

ウラギンヒョウモンと思って捕まえてみると、
ほとんどギンボシヒョウモン。
僕の育った北海道ではギンボシヒョウモンのほうが、
圧倒的に多かった記憶があります。

ギンボシヒョウモンのほうが翅裏が緑っぽく、
銀の貝殻のような斑点も心なしか淡い印象。

それに比べてウラギンヒョウモンの翅裏は、
本当に銀の貝殻をはめ込んだように、
ビカビカ光っているます。

いったい誰がこんな模様をデザインしたのか?

美の神様の仕業のような気がしてなりません。
DNAの偶然とは思えません。



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キバネセセリ

2006-08-09 15:11:50 | Weblog
セセリとしては大柄、アオバセセリくらいの大きさがある。
胸の繊毛がヌイグルミのようで可愛らしい。

この日は数十頭のキバネセセリが発生していた。
始めてみたセセリなので、最初は感動したが、
あれだけのまとまった数を見ると、
何だか笑いがこみ上げてきた。

ヒヨドリ花の花穂に数頭のキバネセセリが吸蜜をしていた。

いつも思うのですが、
蝶の沢山いる風景は、本当に平和な感じがする。

この気分を味わいたくて、撮影に行くのですね。
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オオゴマシジミ

2006-08-08 13:14:40 | Weblog
まさか会えるとは思っていなかったので、
本当にびっくりしました。

一応オオゴマシジミ狙いで行ったのですが、
会えなくて当然と思っていました。
それだけ難易度の高い蝶だと思っていたのです。

同行の「む氏」と、撮影できた瞬間握手をしました。
祝杯を上げたくなりました。
祝杯は車を運転していたので無理だったのですが。

深山に住むお姫様、そんな感じがしました。
アサギマダラ、キバネセセリ、ヒョウモンとともにヒヨドリバナの蜜を
吸っていました。
「む氏」曰く、「独特のオーラがある」
僕も同感です。
飛んでいるのを見た瞬間、只者ではない尊さ、可憐さを
感じるからです。
この蝶が永遠に存在してくれることを、祈らずにはいられません。

とにかくこの日が、今年最良の日だったのは、言うまでもありません。
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ルリシジミ 雌

2006-08-04 17:39:31 | Weblog
この写真はルリシジミの雌。
雄は翅表がその名の通り瑠璃色ですが、
雌はちょっと違う。

翅が黒く縁取られ、その中に瑠璃色があるという感じです。


飛び方は弱弱しくはかなげな印象。

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スミナガシ

2006-08-02 16:08:36 | Weblog
こんなに近くで見るのは初めてです。
紺絣のような渋い翅。
真っ赤な口吻。
いままで写真で見ていたスミナガシそのものです。

遠くを飛んでいて、「スミナガシ?」ということはありました。
はっきりとは確認できませんでした。
ですから憧れの蝶でもあったわけです。

今回が初対面。
糞を吸っていました。
横にはハエがいました。

ガッカリです。

でも濃紺の後翅のブルーの点を見てください。
まるで銀河で瞬く星のようです。

期待はずれの場所で出会ったスミナガシですけれど、
期待通りの美しさでした。

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