久々に見たような気がします。
キマダラセセリ。
武蔵野市で見たのは久々な感じがします。
6月24日 武蔵野市
この写真を見て何のことかわからない方。
あなたは正常です、この写真のビフォー 去年の8月15日のBLOGをご覧ください。
そうなんです、この写真の物体はベッコウバチの巣、ベッコウバチの母が我が家のベランダに巣を作り、
そこに卵をうみつけていたのです。
4段ぐらいの大きさになると、突然母ベッコウが来なくなったのでどうしたのだろう?
と心配したまま、その存在を忘れ、先週の日曜日にふとこの巣を見てみたら、下のほうに穴が開いていました。
たぶん、たぶんですよ。
ここから新成虫が羽化して旅たったのだと思います。
去年の8月に産みつけられた卵はひっそりと我が家のベランダの壁の巣の中で大きくなり、
冬を越して、先日 成虫になって無事羽化した、んだろうと思います。
なんか、自然界のドラマが知らないうちに繰り広げられていたような、
ワイルドライフが我が家のベランダの壁で繰り広げられていたのだ。
と思うと少し感動してしまいました。
今年もこのベッコウバチが巣を作りに来てくれないかな?
と思っています。
6月24日 武蔵野市(東京)
会えばいつもドキドキする蝶がいます。
このウラギンシジミもそうです。
シジミの中では大柄、そして銀の油絵具で厚く塗られた様な翅裏の質感、
タテハ蝶のような厚い翅とタテハ蝶のような堂々たる飛び方、
すべてがシジミチョウのジャンルをはみ出しているような気がします。
そして人懐っこくて、時々手の上に止まってくれたりします。
それは汗から出るミネラル分が目当てらしいのですが。
アップで見ると目元もかわいらしい。
ドクトルマンボウこと北杜夫先生も、ウラギンシジミを特別な思いで書いています。
「幽霊」「ドクトルンマンボウ昆虫記」で取り上げており、確か「ドクトルマンボウ昆虫記」の記述ですが、
いつ見ても思わず追いかけてしまうほどの魅力に富んだ蝶、と記載されていたように思います。
写真のウラギン君は水飲み場にやってきて無心に水を飲んでいました。
6月10日 野川公園(三鷹)
ついに平地性ゼフ、ミズイロオナガシジミに会うことができました。
毎年この場所で発生することは知っています、この日も数人の愛好者がここに来ていました。
もちろん平地性ゼフを見るためなのですが、「朝からいるけれど全然見つからない。」
「数日前に6頭確認した」など、目撃情報はあるのにこの日はなかなか発見できませんでした。
もうだめかとあきらめかけていたときに目の前の下草に止まっていました。
羽化して間もないのか、翅の状態が非常に綺麗です。
午前中から曇り気味だったので羽化してもなかなか翅が固まらず、
葉の裏でジッとしていたのかもしれません。
残りはミドリシジミとアカシジミ、東京も梅雨入りして今年は会えるかどうか微妙な状況です。
6月10日 三鷹市(東京)
毎年このアジサイ・カシワバアジサイが満開になると、
どこからともなくヒメトラハナムグリがやってきます。
毎年観察しているのですが、いったいどこからこんなに沢山のヒメトラハナムグリがやってくるのか?
ここは我が家(武蔵野市)の裏手にある小公園、東京都下なんですが、
不思議ですね。
それも花が満開になって甘い香りがしないと寄ってきません。
3分咲き、5部咲きのころは全然気配さえしません。
満開になって甘い香りが辺りに漂いだすとどっとやってきます。
花粉まみれになっているのが泥んこ遊びの子供のようでかわいいですね。
満開の時期は2~3日程度だと思います。
ピンポイントでのつかの間のヒメトラハナムグリの饗宴。
毎年この小さなハナムグリの訪れを楽しみにしています。
6月10日 武蔵野市(東京)