8/16日（木） デイリーレポート

l穀物
シカゴのコーンは中西部の降雨や大豆の下落に嫌気した売りに続落したがコーンの輸出が好調だったことを支援材料に買い戻されまちまちに引けた。
大豆は株価安による信用収縮懸念やコーンベルト南部およびデルタの降雨予報が嫌気されテクニカルな売りも誘って大幅続落で引けた。
東京穀物コーンは夜間取引続落や円高が進行したことを受けた売りに続落となって寄り付いた。先限９月は２７６７０円で新甫発会した。その後も地合い悪く期近がテクニカルな売りにストップ安まで値を削ったことから大幅に下げ幅を拡大させたが期先下げ過剰感により利食い買いにやや値を戻して引けた。
NON-GMO大豆も夜間取引の急落や円高に大幅続落で寄り付き。その後も円高進行で石油、コーンの急落を嫌気した大衆の手じまい売りに後場寄りに期先４本がストップ安まで売られた。ただ２日連続のストップ安に下げ過ぎ感により利食い買いにやや値を戻して引けた。
l石油
NY原油市場の続伸を受けた買戻しに原油、製品も続伸して始まった。その後は日経株価が大幅続落となることで景気減退に市場人気を悪化させ戻り売りや手じまい売りにプラスサイドより大幅な下落となり原油、製品ともに続落で引けた。
l貴金属
NY金、NY株式相場が続落となる展開であったが金には大きく響かずまちまちで引けた。
東京市場の金は円高続伸を受け軟調に取引が始まったあと材料不足に揉み合い商状で前場は引けた。後場に入ってからはさらに株価の急落や円高の進行に嫌気した売りが先行して先限６月が大台２５００円を割り込む（２４９９円）まで急落となった。だた為替の円が一服したことや株価の戻りに２５００円の大台を回復し２５０９円で引けた。