時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/9日(木) デイリーレポート

2007年08月09日 17時57分48秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は大幅続伸。コーンベルト南部で高温乾燥に作況を一段と悪化させるとの見通しに投機筋の買いが先行し中心月限の11月限は7月20日以来の高値となる87900セント(16.25セント高)まで上値を切り上げた。
コーンも大豆、小麦の急伸をはやした買いが逆指し買いを誘い続伸となった。
東京穀物NON-GMO大豆はシカゴの続伸を受け前場の立合いは昨日より堅調な地合いを継続し大幅続伸となった。その後利食い売りに上げ幅を縮小させて引けた。
コーンはシカゴ高に寄り付きは続伸して始まった。その後も来週15日に納会を控えた当限が昨日商社筋の買い増したことで損覚悟の手じまい買いが毎節でることで値を切り上げ先限も追随し、上げ幅を拡大させて前引け、その後は期先3本は利食い売りに上げ幅を削って引けた。
l石油
NY原油は反落。立合い開始後は様子見ムード強まる中、EIAから発表された週間在庫統計で原油在庫が予想以上に急減しガソリン在庫が予想外に減小したこと受け、9月限は73.2ドルまで急伸となったが先行の景気不透明感などを背景にしたロングポジションを調整する戻り売りに一時72ドルを再び割り込んだ。一方安値ではテクニカルな買い戻しに下げ幅を縮小させた。
東京市場はNY原油が小幅反落となったものの円安や金の続伸を支援材料となり小幅続伸して始まった。その後は動きの少ないレンジ内でも揉み合っていたがガソリン業転相場は需要のピークとなる旧盆を前に先安観が市場内にでて上値を重い終盤に戻り売りや手じまい売りが先行し、製品のガソリン、灯油は反落となって引け。原油まちまちで引けた。

l貴金属
金はNY市場の反発と円安を受けて続伸して始まった。その後はスポット価格が軟化していることから揉み合いとなって終日し寄り付き値とほぼ変わらずで引けた。