時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/8日(水) デイリーレポート

2007年08月08日 18時06分15秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は中心限月の11月限は時間外取引が産地の降雨に圧迫され下落したことを受け846.50セントまで下押されたが米農務省の需給報告及び生産高発表を控え押し目買いがテクニカル買いを誘って864.00セントまで上値を切り上げた。土譲水分が不足しているコーンベルト南部に高温乾燥予報が出されたことが支援材料となり、総じて急反発となった。
コーンも大豆高やコーンベルト南部の高温乾燥予報をはやした買戻しに急伸して引けた。
東京市場のコーンは米国のコーンベルト南部に来週にかけての天候懸念を好感した買いに寄り付きより一部期近がストップを含む急伸となった。その後は時間外取引が軟化していることで手じまい売りにストップが外れるなど上げ幅を削ったが、後1節で商社系機関の取引員が当限9月限に大量の新規買いが入ったことで地場筋の買いや手じまい買いに期近を中心に買い優勢となり当限9月限は一代値の28230円で引け。期先もストップ高を含む急伸して引けた。NON-GMO大豆もシカゴ高により反発して寄り付き、その後も堅調な地合いは続き大引けには期先2本がストップ高まで買われる展開となって引けた。
l石油
NY原油は反発。急落した前日までの流れや先行の需要減少懸念などが引き続き嫌気され71ドル前半まで値を切り下げて始まったが、その後は下げ渋ったことと週間在庫統計の発表を明日8月に控えたことから終盤は急速に買い戻されマイナスサイドよりプラスサイドになり反発して引けた。
東京市場はNY原油が反発したことや円安を受けた買戻しに原油、製品ともに反発となったが、その後は国内需給の緩和あったことで戻りを売れる頭重い展開となった。その後も在庫統計を控えて積極的な売買が出ずもみ合いに終日してガソリンは小幅反発、灯油、原油は反発となって引けた。