時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/13日(月) デイリーレポート

2007年08月13日 17時39分02秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は需給報告で期末在庫が予想より引き下げられて強気と見られたがコーンベルト南部に来週降雨が予報されたことが嫌気されプラスサイドよりマイナスサイドの総じて下落して引けた。コーンは報告では新穀の生産高や期末在庫が予想を上回ったため寄り付きは下落したが株価の戻りや売り過剰感により押し目買いが入ってやや反発して引けた。
東京穀物コーンは夜間取引高と納会を前にして期近の地合いが強いことから期近主導に上昇になって始まりその後期先は戻り売りに下押す場面もあったが後場に入ってから2番限がストップ高を付けたことなとで期先も押し目買いに上げ幅を拡大して引けた。
NON-GMO大豆も夜間取引で10セント超えの大幅高を好感し上昇して始まり堅調な推移に終日して引けた。
l石油
NY原油は依然として米サブプライムローン問題で先行きの景気不透明感が強まることで9月限は70ドル割れ近くまで切り下げたが節目の70ドルを維持したことで、売り一巡後は買い戻された。終値は71.47ドルと小幅続落。
東京市場は、NY原油は小幅続落となったものの、為替の円安を受けて、原油・製品ともに総じて小反発となって取引が始まった。その後は最近の軟調な地合に上値の重さに戻り売りが先行し、製品のガソリン・灯油は続落となって引けた。原油も上げ幅を削ってまちまちで引けた。

l貴金属
NY金はユーロに対するドル安と株価急落に安全として金銀に逃避買いが入って反発となった。
東京金はNY市場高や円安を好感し反発して寄り付いたあと、スポット価格が弱含みとなったことで値を削る場面もあったが押し目買い意欲も強く値を引き戻し堅調な地合いで引けた。


8月18日(月)ウィークリー

2007年08月13日 17時20分25秒 | ウイークリーレポート
穀物
USDAは10日需給報告を発表した中でコーンのイールドは152.8Buで生産高を130億5400万Buに上方修正、期末在庫を15億1600万Bu在庫率を11.9%とした。在庫率とも大きな変動はなく今後は8月12日、19日の作柄報告に注目、国内市場のコーンは15日(水)に納会するのですが、ここにきて商社買いの当限主導で期近高、期先はそれにつれ高した格好となっています。
しかし海上運賃も高止まりし下げ始めていることと為替も円高傾向になっている。また期先に関して商社はシカゴ買いに国内期先売りのアービトラージのポジションを取っている。このようなことから上値の圧力は重くのしかかって来ると思い値ごろ感での強気は危険であり先限ベースで28000円より戻り売りに対処したいと思います。
NON-GMO大豆は天候リスクがまだ続くことや需給ひっ迫感が今後も出てくると見て見送りとしたい。