時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/28日(火) デイリーレポート

2007年08月28日 17時27分44秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は続伸。時間外取引で売りが優勢となり下落したが、立合いに入って安寄りしたあと作柄悪化予想をはやしたテクニカルな買いがプラスに切り返し、その後も小麦の続伸したことを好感した買いに上値を伸して引けた。
シカゴコーンは大幅続落。先週末のコーンベルト南部の降雨や今週の北部の乾燥予報を嫌気した売りに続落となった。民間の生産高見通しが米農務省見通しを上回ったことも圧迫要因。
東京穀物NON-GMO大豆はシカゴ高を好感した買いに小幅続伸して寄り付いて始まり、その後は先週から昨日にかけ、一部商社が一般大豆とNON-GMO大豆の売り玉を手じまったことから、売り方の買戻しが優勢となり上げ幅を拡大し2月限がストップ高となったものの期先2本は戻り売りで上げ幅を縮小して引けた。
コーンはシカゴ安と夜間安に売りが先行して安寄りとなった。しかし大豆市場や石油市場の大幅高に連れる形で買いが優勢となりマイナスサイドよりプラスサイドとなり、その後は揉み合う商状となり小幅反発して引けた。
l石油
NY原油は続伸。米天然ガス相場の一段安や米株式相場の下落なので下げて始まったが製油所のトラブルが続いて供給障害が発生し、目先の供給ひっ迫感から改質ガソリン相場が急速に上値を切り上げたことを好感して続伸となった。
東京市場はNY原油市場が続伸したことを受け、原油、製品ともに続伸して取引が始まった。その後時間外取引が72ドル台に上昇したこととガソリンの期先を中心にファンド筋の買いが優勢となり4桁強の大幅上昇となって前場は引けた。後場に入ってからも高値で揉み合う商状で終日しガソリン、灯油は大幅続伸で引けた。
l貴金属
NY金、銀は金が小反落、銀が急反落。金はユーロに対してドル高になったことや株価安を嫌気した売りが先行して軟化した。
東京金は反落。NY金の小幅安に為替の円高を嫌気した手じまい売りに反落となって始まった。その後は先限で寄り付き値の2500円を上下5円の動きの中で下値揉み合いが続き大引け値も2500円で引けた。

ウィークリー8月27日(月)

2007年08月28日 13時11分37秒 | ウイークリーレポート
金は米サブプライムローン問題で世界的な株価の急落、そして急激な円の反発で商品相場も急落となり金相場も大幅安となりました。その後すぐにFRBが公定歩合引き下げを発表したことなので金市場の動揺も幾分落ち差きを取り戻し先週は安値より100円ほど戻りを見せました。
ただ米サブプライムローン問題による信用不安が一帰されたわけではなく、一般大衆がこの株安、商品安で痛んだ現在金の取り組みが増え人気がすぐに回復するには時間がかかると思われることで「金は700ドルを目指すよりもう一段の下げに向かう可能性が高い」。今、は短期的に一気の急落で下げ過ぎによる戻しなので上値を追う状況でないと思われる。先限で2500円以上の戻りがあれば戻り売り方針で対処したい。