時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/14日(火) デイリーレポート

2007年08月14日 18時08分28秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴのコーンは先週コーンベルト南部に雨が降りなかったことから4-5セント高で始まったものの今週半ばから中西部に降雨が予報されていることとコーンは受粉期を乗り切ったことで熱波の影響が限られることから反落に転じ小幅反落となった。大豆も先週の気候で急伸して始まったあと今週の産地に降雨予報に戻り売りに下押しとなったがイールド低下見通しをはやした押し目買いに再び上昇となって引けた。
東京市場コーンは立合前の夜間取引安と為替の円高に反落して寄り付いた。その後は薄商いの中で地場節の買い煽りに値を戻し、期先3本はまちまちで引けた。
NON-GMO大豆も夜間安と円高を嫌気した手じまい売りに安寄りとなって始まった。その後は一進一退で推移していたがコーンの戻りや最近の地合いの強さに大引けで押し目買いが出て下げ幅を縮小させて引けた。
l石油
NY原油の10月限で71ドル台半ば立合いが開始後は株式相場の回復や今後本格化するハリケーンシーズンを意識する買いに72.85ドルまで上昇した。しかしチャート上の高値まで届かなかったことや米株式相場が伸び悩んだことなので戻り売りに上げ幅を縮小し、期近のみ反発で引けた。
東京市場はNY原油が反発となったものの時間外取引が下落していることから原油、製品ともに続落して始まり、製品の一部限月が一代の安値を更新した。その後もチャートの悪化などを嫌気した手じまい売りが先行し下げ幅を拡大させて原油、製品ともに軟調な地合いで引けた。
l貴金属
東京金はNY安と為替の円高を嫌気して全限が売り優勢となり小幅反落となって寄り付いた。その後も為替が117円台に入るなど円高の進行とスポット価格が弱含みに推移していることから下げ幅を拡大した。ただ下値では2500円ラインを大きく割り込む安値波乱は考えにくく安値では押し目買いが入りやや値を戻して引けた。