時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/23日(木) デイリーレポート

2007年08月23日 17時45分11秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴ大豆は大幅続伸。コーンベルト北部の洪水や南部の熱波をはやしたことと小麦の急伸や利下げ期待による株価の上昇で信用収縮懸念が後退したことも支援材料となり4営業日ぶりの高値まで上伸した。
シカゴコーン総じて大幅続伸。大豆や小麦高の急伸が支援材料となり8月の高値(12月限)を抜いて7月13日以来の高値となる365.00セントまで急伸した。株価上昇による信用収縮懸念の後退も支援材料となった。
東京市場のNON-GMO大豆は急反発。シカゴ急騰と円安が好感し大幅高で始まった。その後も最近の急落の反動も働いて4桁超の上昇となったが。終盤に戻り売りが出て上げ幅を削って引けた。
コーンは期近い3本がストップ高に張り付く急反発。シカゴ高と円安を受け期近いの取引内容から地場筋のテクニカルな買いに寄り付きよりストップ高まで上昇させ、地合いを強め期先も急伸後も徐々に上げ幅を拡大させて引けた。
l石油
NY原油は期近が続落。この日発表された週間在庫統計が予想外に増加したことを受け一気に68.63ドルまで急落となったがガソリン在庫は予想以上に急減したが今月まで米ドライブシズンが終了するため、市場の反応はなかった。
東京市場はNY原油市場が続落となったものの為替の円安や株価の急騰を好感した買いに原油、製品ともに軒並み反発し始まった。その後も為替の円が116円台になったことなどで先限中心に上値を追ったが上値では業転相場安が重くなっていることがガソリンにファンドの戻り売りを浴びせられて後場より急速に上げ幅を削り先限はマイナスサイドまで地合いを弱めた。大引けではガソリン、灯油ともに上げ幅を縮小させて引け、原油は反発で終了した。
l貴金属
NY金、銀ともに反発。株価の上昇やドル安を好感した投機筋の買いが優勢となって反発した。その後、金はスポット価格が強含みで推移していたが上値が重く伸び悩んだ。後場に入ってから為替が115円台半まで買われたことから戻り売りなどで下押しされたが引け間際には日経平均が16300台で終了したことなどで押し目買いに本日の高値近くまで値を戻して引けた。