時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/21日(火) デイリーレポート

2007年08月21日 17時32分56秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴのコーンは続伸。中心限月12月限は時間外取引で先週末の中西部の降雨や他の穀物の下落を嫌気して下落したが立合いは米利下げでアジア株が急反発したことが地合いを回復させた。その後大豆、小麦の下落に342.25セントまで下押しとなったが、コーンベルト北部の洪水懸念や輸出需要が好調をはやした買いに続伸となった。
大豆は総じて反落。産地の降雨が圧迫する一方、コーンベルト北部の洪水懸念が広かったことが相殺しレンジ内の攻防となった。ただプライムローン問題に対して方向感が定まらず小反落となった。
東京市場のコーンはシカゴ高と円安に期近主導に続伸し期央から期先に進むにつれ幅は抑えられて寄り付いた。その後は期近にテクニカルな地場筋の買いと一般大衆の手じまい買いに期近3本がストップ高まで続伸となって引け期先も時間外取引が小確りしたことや期近高に地合いを強め上げ幅を広げて引けた。
NON-GMO大豆は夜間高や円安になったこと受け反発して寄り付いて始まり。その後も最近の急落で下げ過ぎ感や為替の円が115円台に戻したことなどで押し目買いに上げ幅を拡大させていた。しかしながら大引けに戻り売りに上げ幅を削って引けた。
l石油
NY原油は反落。中心限月の10月限は大型のハリケーン「デイーン」がメキシコ湾南西へ進むことからの警戒感が大きく後退したことで大台の70ドルを割り69.93ドルまで下落したがその後安値では押し目買いに大台を回復し、大引けは70.96ドルまで反落となって引けた。
NY原油が反落となったが東京市場では反応薄く原油が小幅高ガソリン、灯油は軟調して始まった。その後ガソリンは地合いの弱みに一代安値を更新することで買い方の投げ売りが優勢となり終盤に続落となって引けた。灯油もつれ安になり小幅続落、原油はまちまちに引けた。
l貴金属
東京市場金は小幅続伸となって始まった。その後も為替が115円台へと円安が進んだことや日経平均の急伸とスポット価格の堅調に上げ幅を拡大して前場は引けた。後場に入ってからはやや堅調に推移して揉み合っていたが終盤に株が高値より下押ししたことや為替が114円台に反落したことで戻り売りに上げ幅を縮小して小幅続伸で引けた。