時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/27日(月) デイリーレポート

2007年08月27日 18時08分24秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は総じて続伸。週末の大豆の立合いは産地の天候不順は織り込みとの見方が台頭、洪水の北部を除いて、雨は生育を促すとのことで圧迫したが売りが一巡したあとは来週のコーンベルト北部の降雨予報をはやした買いに続伸した。
コーンは総じて続落。南部の収獲による現物べーシスの低下が圧迫要因となり週末を控へた手じまい売りが優勢となり続落して引けた。
東京穀物はNON-GMO大豆は期近2本が反落、期先4本は小幅続伸。寄り付きは夜間取引が大幅下落して入ったが為替の円安や他商品の堅調を好感し、小幅続伸して始まった。その後当限の8月限が明日納会を控えて買い方の手じまい売りに大幅となったが期先は材料不足なことで値動きが少ない商状て引けた。
コーンも夜間取引が安く入ったことから手じまい売りが先行して下落して始まった。その後はNON-GMO大豆同様に積極的な売買が出ず寄り付き値とほぼ変わらずで大引け。
l石油
NY原油は大幅続伸。中心限月の10月限は夜間取引では69ドル台後半で揉み合い。ハリケーン「デイーン」による大きな被害がなかったことで上値を圧迫したが改質ガソリンが急騰したことにつれ高となり、ほぼ一本調子で上昇し71.35ドルまで大幅に値を伸びた。
東京市場はNY原油と円安に好感した買いに原油、製品ともに軒並み上昇して始まった。その後時間外相場の軟化で戻り売りに上げ幅を削り頭が重い値動きが続いて前場が引け、後場になってから商いが閑散が続くなかファンドと思われる買いがガソリンの期先に出たことで終盤に一気に急伸となって上げ幅を拡大させてガソリンは引けた。原油、灯油も下値より戻して引けた。
l貴金属
NY金は続伸、銀は大幅続伸。金は株価の反発やユーロに対するドル安や原油高をはやした買いがテクニカル買いを誘い上値を伸びた。
東京金もNY高と円安に大幅反発となって寄り付いたあとは円安の一服やスポット価格が弱含みに推移していることで上げ幅を削って前場は引けた。後場は値動きは少なく揉み合った商状で推移し、そのまま引けた。