14日(日)は家族で稲刈りだった。
うちらの稲刈りの時期はかなり遅いのだけれど、台風さえ来なければ収穫時期を遅めにするのはそんなに悪くない感じなので、近年は田植えを遅らせてこの時期に稲刈りをするようにしている。
稲刈り機はバインダーを使用。
最近は大阪の小さめの田んぼのところでもコンバインを使うところが増えてきた。値段が安くなってきてるのもあるのかな。それでも導入しようと思えば新品なら200万円ぐらいは掛ってくるけれど。
バインダーとコンバインの違いは、籾(もみ)の乾燥をどのようにするかが一番大きく異なる。
コンバインは稲刈りと脱穀を同時に行うので、乾燥は乾燥機を使って行う。乾燥機といっても小さな倉庫みたいな設備(そういえば実物を見たことないな・・・)なんだけど。
バインダーは稲を刈り取って束にするだけなので、それを天日で干して乾燥させる。下の写真のように稲を干してるところはバインダーで稲刈りをしていて、他方稲刈りの後、わらとか何もなくなっている(コンバインは稲刈りのときにわらを細かく裁断してしまう)のはコンバインで稲刈りをしてる田んぼである。
味は天日干しのほうがいいとは聞くんだけど、稲を一束一束手作業で掛けていかないといけないのでけっこう大変。足元がしっかりしていない田んぼを歩き続けるために、次の日は筋肉痛で動きにくくて仕方がない。
次の写真はイチジクの木。
あまり量は作っていないのだけれど、結構評判がいい。もう田んぼをやめてイチジク畑にしようかという冗談まで、父親の口から出ていた(半分真剣かもしれないけれど)。
収穫の季節はもう終わりの頃なんだけど、熟していない果実が残っている。
イチジクの木の後ろに写っているのはサトウキビ。お祭りとかで、サービスとして配ると年配の人に喜ばれる。昭和20年代前半というのは、戦争が終わったとはいえみんな厳しい状況だったみたい。
これで白いお米に関しては稲刈りが完了した。
残りは黒米の稲刈りが残っている。状態を見るとまだ収穫の時期ではないようなので、稲刈りは11月の初旬になりそう。
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