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さざれ石と石庭

2007年06月09日 | 国内旅行散策

さざれ石と龍安寺の石庭

さざれ石

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて」 のさざれ石は細石と書きます。 この「さざれ石」という石碑が千代の古道にあります。 この古道は平安貴族が都から広沢の池を経て嵯峨御所(大覚寺)に通う道だったらしく、嵯峨天皇が嵯峨御所行幸の際、この地を休息の場所とし、さざれ石と名付けたという。 このさざれ石は伝承では成長する石とされていて鳴滝から嵯峨地方が産地で、伊勢神宮や出雲大社にも奉納されている。 ところで、京都の龍安寺、天竜寺、妙心寺の石庭にも細石は使われている。 また、下賀茂神社にも細石があり、その縁起等々の解説をしているのです。(撮影:クロウ)

 

 

龍安寺の石庭

造られたのは室町時代で作者は不明。 石庭に並ぶ石は大小合わせて15個あるが、どこからみても必ず1個は隠れていて全てを見ることは出来ない。 石の種類は3種類で、ひとつは「嵯峨なる石」と形容されるごつごつした石で「さざれ石」ともいい4個ある。(写真左の大きい石) 次はなめらかな丹波でとれる山石が2個。(中央奥にある横長のもの) 次は京の庭師が紀州と呼んでいる面がすべすべした川石が9個ある。 そして この石庭の奥は手前に比べて低くなっていて広がりを見せる手法をとっている。 また、石庭を囲む土塀の高さは1.8mで、菜種油といれて練った土を使い、白砂からの照り返し防いでいる。 土塀の屋根は昔瓦葺であったが、今は杮葺(こけらぶき)になっている。

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