うりログ【別館】

観劇シロートの感想文とひとりごと

『レ・ミゼラブル』@梅芸の感想文3

2006-01-09 | 感想文:ミュージカル
梅田芸術劇場 ソワレ 1F23列サブセンター

 さすがミュージカル界の帝王(笑)、山口祐一郎さんがバルジャンをやる日だけあって超満員でした。ワタシはベッシーに落ちてしまった関係上、彼以外のバルジャンを観たとことがなかったのですが、せっかくクアトロ・キャストなのにそれではいかんだろうと思い、今回がんばって山口バルジャンのチケットを取ったのです。(正確に言うと、2003年に石井さんのバルジャンで観ているんだけど、なんせ初見だったし、席も後ろの方だったのでほとんど印象がないのです。あ、でも〈彼帰〉で泣けたっけな。歌上手だった)
 そういうわけで、初山口バルジャン。もー、ベッシーバルジャンとのあまりの違いに愕然として、第一声のときに隣に座っている友人の膝をグワシと握ってしまいました(笑)。そりゃ演技は違うだろうと予想していたんですが、歌い方も思っていた以上に違っていて、その度にいちいち驚いているうちに泣く間もなく終わっていた感じ(笑)。他の役はキャストが変わってもこれほどには違和感がないんですがねぇ。ワタシがバルジャンに入れ込み過ぎなのでしょうか? でもきっと山口バルジャンに慣れている人は、逆に別所バルジャンを観ると目と耳が点になるのでしょう(笑)。好みは人それぞれですからね。ワタシ的には山口さんはバルジャンよりもコロレド大司教やトート閣下の方が断然好きです。
 舞台の方も全体としてさっぱりしていて、歌より演技重視のワタシにはやや物足りなかったかな? 1日に2公演見たので、こっちの集中力の問題かもしれませんが。あ、ガブローシュを子役じゃなくて大人がやっているのを今回初めて観ました。まじ男の子にしか見えない&聞こえない。局田さんスゴイ。
 さて、次は3月。名古屋で義ママと観ます(笑)。


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